「薬物中毒者」ONE PIECE FILM RED 猪古都さんの映画レビュー(感想・評価)
薬物中毒者
原作はあまり知らない。
ワンピースに歌唱キャラが登場。竜そばでは出番のなかったADOが爆唱する。
普段のワンピースとは一味違う映画向きに作られた良作だとは思うが、ADOのミュージックビデオに陥っているという声もわからなくはない。その問題点を挙げてみる。
ADO歌の問題点
・一番の原因はこれか。キャラの声と歌唱時の声がまあ違う(ADOのが低く野太い声)。セリフ部分は別の声優、歌唱部分はADOが担当するという滑稽にも思える手法をとっている。本来なら声優が歌うか、ADOが声優も兼ねればいいはずである。もしくは現代技術をもって機械的に声を寄せる手もあるようにも思える。
・第二の原因。担当分けは譲歩したとしよう。歌の冒頭の音がシーンを無視して唐突に流れてくる。これでは歌が余計に浮いてしまう。冒頭の音をシーンに合わせるなどの工夫が必要であったと言える。シーンと直接繋がりがなく歌がBGM的に入ってくる箇所に関しては違和感は少ないだろう。
・一部CG表現を使い過ぎていて、安っぽい動画に見える。折角作画に凝っている作品なのに、露骨なCGで流してしまうのは非常に損である。
・歌の数が単純に多いか
良い点
・新時代
・意味もなくボスと戦っている気もするが、シーンは格好良さげ。
悪い点
とくになし
その他点
・何がREDなのか。ADOとUTAを足して2で割ってもREDではないようだが。温暖化で近隣の海が赤潮になったのだろうか。
・薬物中毒者が泥棒に泥棒をやめろと説教をする。
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