「この作品を見て“懐かしい”と思いました」ONE PIECE FILM RED 共感しやすい人さんの映画レビュー(感想・評価)
この作品を見て“懐かしい”と思いました
クリックして本文を読む
これはコードギアスファンであり、
エヴァンゲリオンファンから見た視点の感想です。
もちろんワンピースも1話から見た超大好きファンです!
今回の映画はこれまでのワンピースとは一味違う。まさに谷口悟朗らしい新たな挑戦をした素晴らしい作品でした。
この映画の世界観ってまさにひと世代前の【セカイ系】に凄く似ている作品だと思いました。
まず、ウタには意図せず発動させてしまったトットムジカで島を壊滅させた辛い過去があります。
ウタカタララバイの歌詞をみてわかるように“ユートピア”や“望み通り”などの現実逃避していると伺われる単語がそこら中に散りばめられています。
この現実が辛く悲しい、だからみんながひとつでいられる世界を作ろう!と考えたのがエヴァやコードギアスの世界ととても似ていると感じた場面です。
ウタワールドというのもあれはコードギアスやエヴァでいうところの意識の集合体で、現実世界とは違うものとして考えることができます。
そして、この映画の面白いところは
“ウタvsシャンクスの親子喧嘩”
という点です。まさに、エヴァでいうところのゲンドウvsシンジ(親子喧嘩)や、
ルルーシュvsシャルル(親子喧嘩)など、
見ていてすごく懐かしさを感じました。
まさか、ワンピースになってまたこのセカイ系を見れるとは思ってもみませんでした。
谷口悟朗監督のワンピースに対する素晴らしい挑戦は賞賛すべきだと思います。
コメントする