「ザ・日本映画」ONE PIECE FILM RED ひろさんの映画レビュー(感想・評価)
ザ・日本映画
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日本映画の傾向がよく出てる作品だと思いました。
漫画の実写映画化でもよくあるんだけど、人気俳優によって観客を動員するという手法。
これをワンピースでもやったんだな、と。
Adoと楽曲提供者らで観客を呼ぼうとした作品、という目論見が感じられました。
現に、今作品は過去最大のヒット作になったようですし。
漫画の映画化には常に、原作ファンが苦い思いをしている印象を受けますが、真摯に漫画のキャラやストーリーをなぞってシナリオや配役を決めても、ネームバリューの無い役者では観客が呼べずに失敗してしまうんでしょうね。
今回も、好きなアーティストが出てる!しかもワンピース知ってるし!これは観なきゃ!みたいな感じで売れたんでしょう。
ワンピースですらこういう売り方するしか無いんだな……とため息。
漫画ファンよりも役者ファン、歌い手ファン等の方が金になる以上、今後もやめられないでしょう。
アメリカのマーベルの成功を見た後には、ますますため息ですが。
内容については、長いMVだけど映像がキラキラしてて良かったな、というくらいの感想しか出ません。
あとはエンドロールで懐かしいキャラ達が出てきて嬉しかったな、とか、赤髪海賊団の出方これでいいのかな?と戸惑った、とか、それくらい。
今後も思い出す時はワンピースや作品のシナリオなどではなく、AdoのMVとして振り返りそうな作品です。
Adoの歌を映像付きで聴きたい方は楽しめるのでオススメです。
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