「アニメのミュージカル映画としての事前告知が足りなかったのか、、、。」ONE PIECE FILM RED ヨッシーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
アニメのミュージカル映画としての事前告知が足りなかったのか、、、。
私は映画の内容は十分楽しめたし、adoのMVの伏線回収がきっちりできたので十分満足。
ただ、ワンピのファンだが、adoのことはそれほどでもない人の評価がメチャメチャですね。
悲しい。以下の事前告知がしっかりしていれば、アンチ的な評価はもう少し減ったと思います。
①ワンピースの最終章に入る前に、ルフィと赤髪との因縁というか絆(UTA)というものを深く描きたかった。本作は敵味方の戦いではなく、世界を変えようとするUTA(赤髪の娘)が第一走者、ルフィはそのバトンを受ける第二走者として、UTAの意志を胸に世界を変えるために最終章に向かって走り出すといった感じでしょうか。その為にわざわざ世界政府の五老星や海軍大将のくだりを入れて、UTAを狙わせた。ただ、ボスキャラ的な存在は戦闘シーンの為に必要で、あのキャラが発生した。
②原作者の尾田 栄一郎は戦闘や航海に必ずしも必要のない音楽家(ブルック)にソウルキングという別名をつける程に音楽と漫画の融合を図りたかったが、漫画の才能と音楽の才能は別物でソウルキングではそれほどインパクトが出せなかった。
そこでado(多分尾田さんもお気に入り)とのコラボ。王下(歌)七武海になぞらえた7名のアーティストに作品を深く読み込ませた上で楽曲を提供させて、①も含んだ上でアニメのミュージカル映画を作りたかった!!。
③ユーチューブでもCDでも事前に流したMV7曲を歌詞も含めて事前にある程度予習してもらえれば、7曲の伏線の回収としも映画が2倍楽しめます!
※原作者にしても、自分の意図を読み込んで映画を見てくれとは言えなかった。もしくはファンに事前にMVを流した意図(伏線の回収)を読み解いて欲しいとの意図があったのかもしれません。
ただ、あまりに従来の作品と比較して低評価というのが多すぎたので、これから見る人には従来の別物として考えてもらいたく投稿しました。