「「今まで通り赤髪海賊団としての歌手になる」または「練習を積んで一流...」ONE PIECE FILM RED 柴犬さんの映画レビュー(感想・評価)
「今まで通り赤髪海賊団としての歌手になる」または「練習を積んで一流...
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「今まで通り赤髪海賊団としての歌手になる」または「練習を積んで一流の歌手となる」
シャンクスが選んだ選択は後者で、ウタの才能を信じて娘にやりたいことをやらせてあげる
父親の愛情を感じた。しかし、ウタはシャンクス達と離れ離れになってまで歌手になりたいとは思っていなかった。ウタが大切なのは赤髪海賊団としての日常でありシャンクス達といることが何よりの幸せなのだ。ウタは島に取り残されて寂しくて辛かったのだろう。ウタのつくる仮想世界はみんなで仲良よく暮らすことことであり、それはウタの望んだ日常を再現できる場所だ。また、ウタはルフィとの勝負も大好きで過去の回想であった、ジュースをあげて勝つこと、勝った後の「負け惜しみ~」はルフィと再会して勝負したときと全く同じであった。全く同じってよっぽどルフィとの勝負が楽しかったことがわかるし、もう一度あの日常をしたかったのだと伝わった。ルフィもシャンクスも大好きなウタだからこそ最後の「会いたくなかったけど、会いたかった」は響くものがあった。
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