劇場公開日 2022年8月6日

「作画厨向け特化レビュー」ONE PIECE FILM RED モチさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5作画厨向け特化レビュー

2022年8月6日
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鑑賞方法:映画館

笑える

直近2-3年間のジャンプアニメ映画作品の中では相対的に郡を抜いて、最低レベルの作画です。作画を見るつもりで行くのであれば、配信を待つで問題ないです。

-バトル演出・作画
ヒーローアカデミア、呪術廻戦、鬼滅の刃、ドラゴンボールなどの作画厨の心が沸き立つようなバトル描写はありませんでした。

話題になったワンピースワノ国編カイドウVSルフィ戦で期待値を上げて見に行くと総スカンを喰らいます。ラノベ原作映画の戦闘描写にも全然負けてます。予算規模もだいぶ違いそうなジャンプアニメ映画なのに・・

基本顔アップからの必殺技ブッパ×キャラ10数名分という感じで、かなり省エネに感じました。

最終バトルに関しては、異空間的な共通背景になり背景すら省略される事態に・・・
これがどうなっているのか分かりにくいと多くの人が言う要因でもあります。

その他、隣にいなかった人がいきなりテレポートしていたり、色々万策尽きている感がありました。

強いて言えば本当の最後に1分くらいやや力の入った作画が入りますがそれのために足を何度も運ぶかと言うと・・・

これで作画・演出が良いと言われているのはおそらく普段アニメ映画を見ないような層が見ているからかな・・と
そういう意味で宣伝・興行面では成功してそう

-ライブ演出・作画
またライブの作画・演出という目線で行くと同
比較対象が直近だと竜とそばかすの姫 マクロスくらいになってきますが、
竜とそばかすの姫のような脚本がかなり暗くても、ライブシーンの作画や演出で全ての人を引き込む・心が震える美しさや興奮はありません。マクロスのような凝った構図の見られるようなところもありません
TVシリーズレベルのライブ作画です。ぶっちゃけ深夜のアイドルアニメのテレビシリーズのライブ作画に負けてます。

観客や海賊団の体を揺らす映像ループを入れて誤魔化していくスタイル。
後半の曲は作画ゼロで、CGにエフェクトをかけるだけで数十秒粘るシーンも出てきます。

歌・ライブを売りにしている映画でそれやっちゃうか・・と思いました。

予告編で気合いの入ったシーンをチラ見せするのが、最近のジャンプ映画でしたが、今回、そういったものが全然予告で出なかったので、もしかしたら万策尽きているのでは感を感じていましたがまさにその通りでした。

とりあえずアニメ映画好き・作画厨・大迫力の映像を見に浴びたい人は見なくていい作品です。

モチ
めるさんのコメント
2022年8月9日

作画酷かったですよね?
皆作画は良かったと言ってるのは普段のテレビアニメレベルを基準にしていると思われます。
鬼滅や呪術のクオリティには足元にも及びません

める