「ウタのプロモーション映画なら百点満点!」ONE PIECE FILM RED プリズナーN0.6さんの映画レビュー(感想・評価)
ウタのプロモーション映画なら百点満点!
【前説】空島リタイア組。それ以降は殆ど未見。
初日、本当に久しぶりに満員の劇場を見た。
予告編で何十回も見てきたが、冒頭の「新時代は〜」の歌唱シーンは圧巻のひとこと。
この度肝を抜かれたシーンから、物語はウタを中心に進んでいくのだが、途中で気づいてしまった。
「これ、ワンピースで無くてもよくね?」
もちろん尾田栄一郎のキャラがあってこそのウタなのだが、そこにルフィをはじめとした麦わら一味や、シャンクスたち、海軍、世界政府がアレコレ絡んでくる必然性がなかなか見えてこない。
そのうちウタが闇堕ちしていくに従って、さらにストーリーは分かりにくくなり、落とし所が見えなくなってくる。
それでも例によって海賊たちがまさに呉越同舟で“敵”に立ち向かい、最後は観客が置いてけぼりにされたまま、予想通りルフィとシャンクスによる共同戦線が世界を最悪の事態から収束に導く。
この解決にそれほど不満があるわけじゃないし、言ってみればドラゴンボールもこんな感じだからねえ。
ウタというキャラクターをこれで終わらせてしまうのは惜しくもあるが、でもそれがいいのかもしれない。
とにかくウタ(Ado)はとても素晴らしかった。
P.S. サニーくんの可愛さにはやられた(((o(*゚▽゚*)o)))
※他のレビューがネタバレしてるのでネタバレを解除します。
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