「愛する人の眼にどう映るか」ギャング・オブ・アメリカ りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
愛する人の眼にどう映るか
作家のデビッド・ストーンは、伝説的なマフィアであるマイヤー・ランスキーの伝記を書こうとし、1981年にマイアミでランスキー本人にインタビューを行った。ランスキーが生きている間は公言しない事を条件に、ランスキー自身から語られる人生は、ロシアでユダヤ人として生まれ、1910年代にロシアからアメリカに両親と渡ってきてからインタビューを受けた1981年までの約70半の生き様と博打から始まったギャングたちの抗争の記録でもあった。そしてインタビューが終わりに近づいた頃、ストーンはFBIが脱税で得た3億ドルとも言われるランスキーの巨額な資産を捜査していることを知りFBIから情報提供を依頼された。捜査協力を強いられたストーンは・・・という、ランスキーのドキュメンタリー的作品。
個人的にはランスキーを知らなかったので興味深く観れた。
マフィアの会合のようなものがあった事も知った。勉強になった。
自らは殺しを実行せず、他人にやらせる所はずる賢いのかも。
色々と含蓄のある言葉を発していたが、生きることは愛する人の眼にどう映るか、を考えて判断する、というのが1番心に残った。
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