「新解釈愉快なロミオとジュリエット」ロザライン カイトさんの映画レビュー(感想・評価)
新解釈愉快なロミオとジュリエット
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切ない恋物語として何世紀も語り継がれてきたロミオとジュリエットをロミオの元カノを主人公にしてコメディで復活させた本作。
最高に面白かった。
あの手この手でロミオとジュリエットの邪魔をするロザラインのキャラがとにかく良かった。素直さが皆無で作戦通りに行かないドジ加減も良かった。
そんなロザラインと腐れ縁的な関わりを築くダリオがいい男すぎて物語に圧倒的な安心感を生み出していた。
ロザラインもジュリエットも自分の意志を強く持ったかっこいい女性で2人を通して本来の女性の力強さも現代的に描いていて良かった。
ストーリーも分かりやすく映画的なハラハラもあり、観ていて飽きない満足感のある作品だった。
エンドロール後のロミオとジュリエットは一瞬で雲行きが怪しくなっていて笑ってしまった。
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