プレデター ザ・プレイのレビュー・感想・評価
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プレデターなのに、なんてバランスが良いんだ。
別に今までのプレデターシリーズが悪いとは言っていない。むしろ大好き。エイリアンvsプレデターだって2までちゃんと観てるし、プレデターズも含め全作観てますよ。何てったってプレデターのデザインと一芸に秀でたアイデアが好きなのだけれど、今作は一味違う。
テーマが秀逸すぎるし、バランス良すぎ。
プレデターでこんなにちゃんとしてしまっていいのか?と思うほどに納得の出来。
コマンチ族とプレデターのシンプルな戦いかと思いきや、侵略者としての白人が第三勢力として扱われることで、ナルの成長、me too、アクション、先住民の末路への憂いなど、多くのテーマを嫌味なくまとめ上げてるの、すごいな。
配信オンリー作品でもったいない気持ちもあるが、それじゃ劇場公開したところで、「プレデター」でどこまで人が入るか考えると、この形でよかったのだろう。
それにしても、プレデター側の武器が笑えるほど高度なのに原始化されていて、バランス調整が苦慮されているのがよくわかる。でもそこもよかった。
興醒め
ネイティブ・アメリカンの部落での成人の儀式的な、伝統的な通過儀礼で自分の力を証明したい主人公ナル。そこで遭遇した未知なる生物(プレデター)狩りで、自身の力と頭脳を発揮し、部族を守ったことにより 部族長の地位を手に入れるお話。
正直、主人公の女の子が気になり過ぎて 余りにも集中出来なかった。
ネイティブ・アメリカン(敢えてこの呼称にさせてもらいます)ですよね?的な。
フワッフワの髪型に違和感しかなく、いくら彼女自身がネイティブ・アメリカンの血を引いているからと言っても、余りにも現代っぽく浮きまくってた。
兄達は、あんなに勇者っぽいのに呆気なく、どう考えても真っ先に死にそうな妹だけが生き残ることに違和感しかなかった。
何としてでも主人公の女の子を生き残らせたい意図が見え見えで、興醒めした。
戦いが始まるまでが長い…
圧倒的シナジー。インディアン×プレデター×ディズニーの名コラボレーション。次の一歩となる化学反応。
初期作でハマらなかったが、やっぱりハマれず
「全く新しいアクション・スリラー」と公式で謳われていること、CMでも宣伝していることから期待して鑑賞。
第1作は全くハマらなかったのだが、期待をこめて。。
セリフや表現に時代を感じる1作品目と比較すると、物語の中の年代こそ古いものの、現代的で観やすい。
全体的には……う〜〜〜ん。
人類が初めてプレデターと出会ったときを描いてると聞いたので、プレデターの謎が少し解き明かされるのかと思いきや。特に説明はない。
映画の後半になると急に姿を見せる、ご都合展開なのも同じ。
どうせモブは大量に殺されるし、最後には勝つというお決まりパターンだからこそ、間が大事なこの系統。
敵、つまりプレデター側に何の感情も湧かないし、味方側への親近感もないから、心が躍らないんだよなぁ。
未知の敵が殺戮するパニックものは、ジュラシックシリーズやジョーズなどが近しいと感じるが、
スリルやワクワク、没入感が天と地。
自分事として観られず、「それでどうなっちゃうの!?」感がない。
この作品唯一にして最大の「どうなっちゃうの!?」は、犬の安否だった人は私以外にもいるはず。
もうこのシリーズは観ません。
ウォーペイントの瞬間やシュワちゃんの例の台詞でボルテージが上がる。...
ファーストインパクト
初めての人類vsプレデターをたっぷりと!
1700年頃の狩猟ネイティブアメリカンとプレデターの戦いを描く。
なんのバックストーリーもないところにプレデターがやってきて戦いが始まるので、正統プレデター映画という感じで楽しく見ることができます。
人類対プレデターに絞り、初心に返った素晴らしい映画です。
細かいツッコミどころはあるとは思いますが、基本的にはあー楽しかったで終われると思います。
以下ストーリー
主人公のナルは狩猟のための知識も技術もあるが女性であるために役割分担として治療や採集をしている。ナルの兄は部族一のハンターで、ナルを諫めつつ、その才能を認めている。
ある日、ナルはライオンの狩りについていくなかで特殊な巨大生物の存在を感じるが、誰もそれを信じない。ナルは斧投げの技術を研き、犬のサリーと狩りへ出かける。プレデターがクマを容易く倒すところを目撃し、ナルを追いかけてきたハンターたちに知らせるが、すでにプレデターはすぐそばに。
仲間たちはプレデターに多少の傷は負わせるものの、あっけなく殺されていく。ナルは全力で逃げるが、トラバサミにひっかかり絶体絶命に。しかしプレデターは動けなくなったナルを見逃す。
ナルは罠を仕掛けた白人たちに捕らえられ、プレデターをおびき寄せる餌として利用される。しかしプレデターは戦えない獲物に興味がないため、待ち伏せしている白人たちから殺されていく。なんとかプレデターを罠に嵌めるが、甲斐なく大量虐殺に。
何とか逃げ出したナルは斧とサリーを取り戻すために白人のキャンプへ戻る。そこでケガをした白人の治療のために薬を飲ませるが、プレデターの襲撃に遭う。ナルは隠れるが、薬のために体温が下がっている白人は動けずに死んだふりをしているとプレデターに無視される。
戦いを決意するナルだが、そこへ兄がやってきてプレデターと善戦。仮面で矢の照準を合わせていることなどが分かる。兄はプレデターに殺されてしまうが、ナルが逃げる時間を作った。
失意のナルだが、プレデターとのラストバトルへ向けて悪どい白人を餌に使い、その銃を使用してプレデターの仮面を剥がす。自然を活用しながら兄も真っ青の肉弾戦を繰り広げ、最後はプレデターを沼にはめて動けなくさせ、矢を使わざるを得ない状況に持ち込み、仮面で照準をプレデター自身に合わせて自爆させた。
ナルは村に戻り、プレデターの首と白人の銃を戦利品として、安全な場所への移住を促した。
特典映像のコマンチ語吹替版で鑑賞するのがベスト。旧作へのリスペクトに溢れた画期的なフォーマットのプリクェル
1987年公開のシリーズ第1作『プレデター』から35年後に舞台を18世紀まで巻き戻すという大胆な発想のプリクェル。コマンチ族の武器は手斧や弓矢というプリミティブなものなので、プレデターとどんな戦いを見せるのかに注目していましたが物語はそんな単純なものではなくアメリカ開拓史にも踏み込んだかなり泥臭いウェスタン。『カウボーイ&エイリアン』にもちょっと似た感触がありますが、こちらはコマンチ族の物語なのでプレデター以外にも敵はいて凄惨な殺し合いがこれでもかと繰り広げられます。
他のシリーズ作を一つも見ていなくても全然楽しめる作りにはなっていますが、要所要所にシリーズに対する目配せが散りばめられているのが楽しいです。名セリフも絶妙なタイミングで再現されているのでシリーズファンも大満足。アンバー・ミッドサンダーの迫真の演技がとにかく素晴らしく、治癒師としての知識も駆使して愛犬サリイとともに未知の敵と闘うヒロイン、ナルのカッと見開いた瞳は1作目の主人公ダッチ少佐と同等の勇猛さに満ちていました。
本来ならばスクリーンで観るべき作品ですが、本作Disney+での配信オンリーなのは残念。オリジナルは英語版ですが特典映像としてコマンチ語吹替版があるのでそちらで観るとより臨場感が感じられます。ただし、そちらには英語字幕しか付かないので多言語の字幕に慣れていない人にはちょっとハードルが高いかも知れません。
しかし残念なのは邦題。原題が“Prey”という“Predator”と全く逆の単語であることに意味があるのに台無しになっています。
まさかのラビットハンターVSプレデター
原題は『インディアンVSプレデター』B級映画
って感じの内容です。
とにかく酷い。
理由①主人公シリーズ中最弱
兄がインディアン狩人(部族長)である妹が主人公。
狩人に憧れるが鹿も狩れない、中ボスには手も足も出ない。やっと狩れたのはウサギだけ。
そんな描写が冒頭から30〜40分続きます。
時代背景的にもありえない(女性狩人が)。
理由②プレデターもシリーズ中最弱?
好敵手を求める戦士。のはずですが、
シリーズ中最もテクノロジーが追いついていない時代の連中に
これまでと変わらぬ超ハイテク装備で圧倒します。
裸一貫で戦う事なく終わります。
理由③得体が知れてしまっているが故のマンネリ?
シリーズ通してプレデターの圧倒的な強さからホラー映画のような恐怖心も煽られる映画でしたが、迫り来る恐怖心への煽りがむちゃくちゃ弱い。
理由④死亡フラグ通りに進行
相手がプレデター故仕方ないのですが、
「あ、多分こいつ死ぬな。」を超える人間がいません。
兄なんて特に。出て来た瞬間からフラグ立ちまくってます。
総じて
最弱VS最弱
プレデター2を見た時、
ハリガンに渡った銃の持ち主に
相当な期待と壮絶な戦いを思い描いたと思いますが
イメージしていた人物とは程遠い結果でした。
やっぱり大きなスクリーンで。
高評価にだまされた。
好き嫌いは分かれそうだけど
ディズニープラスで視聴。
最強の“狩猟民族”プレデターvs地球人の闘いを描くシリーズ第5弾にして、他作品の前日譚となる作品。
狩猟民族のネイティブアメリカンとプレデターの取り合わせは、これまでありそうでなかった組み合わせで新鮮だった。
主人公の女性ナルは戦士を目指すが、しかし他の戦士(男)には差別されていて――という内容に、「また、ポリコレかよ」とうんざりする人もいるかもだけど、他の男戦士より力が劣る分を観察と頭脳と知識で最強生物のプレデターに対抗するという内容は、シリーズ本来のコンセプトにも沿っていると思ったし、個人的には楽しく観られた。
むしろ、300年も前のネイティブアメリカンの世界観なのに、あまりにも現代の価値観過ぎる(男たちがナルに対して甘すぎる)印象だったかな。
まぁ、その辺をリアルに描きすぎると観客が引いちゃうからってのも分かるけど。
プレデターのデザインもネイティブアメリカンに寄せている感じがカッコよかったし、1時間40分という長さも程よく、気楽に観られるのもいい。
あと、ワンコが可愛かった。
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