「好き嫌いは分かれそうだけど」プレデター ザ・プレイ 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)
好き嫌いは分かれそうだけど
ディズニープラスで視聴。
最強の“狩猟民族”プレデターvs地球人の闘いを描くシリーズ第5弾にして、他作品の前日譚となる作品。
狩猟民族のネイティブアメリカンとプレデターの取り合わせは、これまでありそうでなかった組み合わせで新鮮だった。
主人公の女性ナルは戦士を目指すが、しかし他の戦士(男)には差別されていて――という内容に、「また、ポリコレかよ」とうんざりする人もいるかもだけど、他の男戦士より力が劣る分を観察と頭脳と知識で最強生物のプレデターに対抗するという内容は、シリーズ本来のコンセプトにも沿っていると思ったし、個人的には楽しく観られた。
むしろ、300年も前のネイティブアメリカンの世界観なのに、あまりにも現代の価値観過ぎる(男たちがナルに対して甘すぎる)印象だったかな。
まぁ、その辺をリアルに描きすぎると観客が引いちゃうからってのも分かるけど。
プレデターのデザインもネイティブアメリカンに寄せている感じがカッコよかったし、1時間40分という長さも程よく、気楽に観られるのもいい。
あと、ワンコが可愛かった。
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