劇場公開日 2022年3月25日

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ベルファストのレビュー・感想・評価

全275件中、161~180件目を表示

3.5子供のころを思い出しました。

2022年3月30日
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鑑賞方法:映画館

なんだか懐かしい気持ちにさせてくれます。
「相手を尊敬すれば宗教の違いなど関係ない」そうですよね。はい明日からがんばります。

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Giovanni

3.5家族全員が素敵だ

2022年3月30日
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鑑賞方法:映画館

家族全員いいんだけれど
特にじいちゃんとばあちゃんがたまらない。
あああ、ジュディ・デンチ様♡
前半はばあちゃんの出番が少ないけれど
最後しっかり〆てくれたのはデンチ様でした。
モノクロの映像は美しく、音楽は楽しい。
暗い中でも、人々は生活を楽しんでいて、その強かさがアイルランドっぽいなあと思うのです。
本来映画ってこういうもんなんじゃないのかなあ。

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三月☆うさぎ

4.0たったの50年前の事、そして今に続く

2022年3月30日
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北アイルランド問題に関してはケン・ローチ監督作品を観て度々勉強しているつもりだが、やはり中々全容や細かい事は理解出来ていないなと思う

かくいうこの作品、予告編を観なければ全くノーマークで、たまたまこの日シネクイントに行ったのが功を奏した

監督のケネス・ブラナーは「TENET」のセイター役で、その自伝的映画という点も惹かれた部分

個人的にカトリックとプロテスタントがこんな激しい紛争を繰り広げているなんで想像出来ないけれど、イングランドの歴史を紐解いていくと映画自体は少しは理解できるかなとも思う
少なくともアイルランドとイングランドは未だに別の価値観があり継続しているということ

ベルファストという街も知らなかったし、この問題が未だに燻っているというのも改めて知ることが出来た

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moto

2.0評価が難しい

2022年3月30日
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鑑賞方法:映画館

アイルランド版、三丁目の夕日+はじめてのおつかい的な作品なのか?知識の乏しい私はもっと凄惨で激しい争いを想像していたのだが、なんか生活の中の適度な争いくらいに感じてしまった。
お母さんは美しく、ジュディ•デンチは圧巻の存在感でした。が、ちょっと眠くなる展開でこれ配信などで家で見たら飽きてしまっていたかもです。もしかしたらケネスのアイルランド時代は比較的穏やかな時期だったのかもしれませんね。
北アイルランド出身のヴァン・モリソンの音楽ですが、なんかモータウン風に聴こえて、そこもちょっと入り込めなかった。私にとってのアイルランドミュージシャンはシンリジィ、ゲイリームーア、U2なので個人的に違和感があったのかも。
評価の難しい作品でした。

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マクラビン

5.0祝!オスカー⭐️

2022年3月30日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

ジュード坊やにねもちゃん撃沈❤️
大女優ジュディ・デンチさえ「台詞を忘れる位彼に見とれた!」と大絶賛!!
ブラナー監督!ジュード君を見出してくださってありがとうございます😊

「北アイルランド紛争」の発端の時代
緊張感や悲惨な場面も多々ありだが悲壮感より
むしろ穏やかで明楽な味わい…家族と愛に心が照らされた
その粋で深い創り…オスカー脚本賞の栄冠に輝くのは当然!

モノクロ作品ゆえに落ち着きと深味豊かで
ノスタルジックなムードになれたり
地に足を付けてその世界観に没入出来る大人の作品である

バディ少年の成長を悲しき歴史を通して伝える
ブラナー監督の少年時代モチーフにした素晴らしき感動作!
『映画を映画館で観る!』に相応しいこの作品に出会えた事に心から感謝です!

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ねもちゃん

4.0呪い

2022年3月30日
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愛するが故に苦しめられる「故郷」という呪いを、優しく、おしゃれに、可愛らしく、でも残酷に描く。

「Everlasting Love」サイコー 。

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キレンジャー

4.0懐かしさを感じます

2022年3月30日
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すーるしゃーる

2.0敢えての白黒。

2022年3月30日
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ベルファストと言う国でプロテスタントがカトリックをベルファストから追い出そうと虐めにかかると言うキリスト教の悪の行い。イチ少年が主人公の、戦いの中でもユニークさを入れた笑える場面あり。けどまぁ、わざわざお金払ってまで観に行くほどでは。

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Cinemaオタク女

3.5子供達の日々のエピソードがさりげなく、ユーモラスに描かれ、モノクロ...

2022年3月30日
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子供達の日々のエピソードがさりげなく、ユーモラスに描かれ、モノクロ映像と相まって、どこか懐かしい郷愁感が漂ってくる。
お父さんはしょぼくれずにカッコよく、お母さんは美しくて強く、過激派もなんとなくイケメンで、全体的にどこかおしゃれ感があり、暴動の緊迫感や、お金の無い切実さ、宗派の違いによる対立などの背景は強烈には伝わってこなかったが、暗くならず、それこそが大切な日常ということなのかもしれない。
ところどころに出てくる西部劇が楽しかった。

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tsumumiki

4.0郷愁を誘う映画。😷

2022年3月30日
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観賞してて、リアルに現実と重なる。😷こういう郷愁を誘う映画に自分はすごく弱いです。😭「祭りの準備」「アマルコルド」「ラストショー」「ニューシネマパラダイス」「戦場の小さな天使たち」等々、いい作品です!😭

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えびさん

5.0故郷への愛があふれている

2022年3月29日
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大吉

4.5良いように解釈します

2022年3月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

パワー・オブ・ザ・ドッグに引き続き、アカデミー賞受賞作品。アカデミー賞が発表された翌日ということで、とても映画ファンとは思えないミーハーな1日ですけど、本作は監督・脚本・製作がケネス・ブラナーということで結構期待していた作品。決して、アカデミー賞に触発されて見た訳では無いから!笑 ポスターも予告もいいし…と思って見たが、もうとんでもなかった。外国映画で郡抜いて今年ナンバーワン。めちゃくちゃ良かった!!!

今年は愛おしくなる映画が多い。
邦画でいえば「ちょっと思い出しただけ」、洋画でいえば「フレンチ・ディスパッチ、ザ・リバティ カンザス・イヴニング・サン別冊」。それに次いで本作・ベルファスト。主人公・バディの好きな映画、音楽、クラスメイト、スポーツ、仲間、全てが愛おしい。映画.comの解説にも書いてあるように、力強いモノクロ映像に圧倒され作品に優しさと温かさをもたらしてくれている。すごいわ、、、これ。

そんなモノクロ映像。フレンチ・ディスパッチ...でも使われていて、最近の洋画のブームなのかなという気がした。本作でも上手く活用されていて、どれほどケネス・ブラナーが映画と舞台が好きだったのかが伝わる。白黒になる瞬間の美しさもたまらないし、終始白黒だからこそ感じさせられるものがある。色がないのに、そこには確かに華やかさがある。昔を振り返るからというのだけが映画をモノクロにした理由ではないんじゃないかなと、私は思った。

そして、なんと言ってもこの映画の見所はバディ。
悲惨な抗争や耐えない夫婦喧嘩の中でも、彼はちいさな幸せを見つけて人生を楽しんでいる。バディ目線で話が描かれているために少年心が擽られるし、暗い話なのに面白い。そっか、舞台は1960年か。懐かしのものがクリスマスの日にたんまりと。アガサ・クリスティには笑いました笑笑 幸せで心が満たされている時のバディが可愛いこと。

子どもにとっての恐怖、生きがい。カメラワークが最高に良くて、これまたフレンチ・ディスパッチっぽいんだけど、恐ろしいことが起こっているんだ、幸せなことが起こっているんだと言葉や動きではなく映像で見せてくれる。そして、大人には思いもつかないような発言や行動をする。そんな時、心の中でほほ笑みを浮かべながらもハッと考えさせられる。確かに、子どもってなんでそこ覚えているの?ってこと覚えているもんね。バディの心優しさと真っ直ぐさに心奪われ、揺さぶられました。

笑えるシーンが多くあり、エンターテインメント性も高い。抗争の中でも笑いはある。そんな作風は2年前に脚色賞を受賞した「ジョジョ・ラビット」を思い出させる。イギリス北アイルランド・ベルファストには多くの悲しみが訪れてしまったけど、それ以上に多くの喜びが日々起こる。バディと家族とのコミュニケーションにクスッと笑えて、心が温まる。ベルファストに行ったことないのに、まるで故郷のような気持ちに。何故だろう、スゴく懐かしい。

結末の描きはちょっと微妙だったけど、映像・役者・セリフ・描写・センス・脚本、何から何まで素晴らしい作品でした。ネタバレありでもっともっと語りたい。観客が私合わせて2人しか居なかったから、人気は相当無いのかな...。エンドロール中は心が幸せでいっぱいになり、何故だか涙が溢れだしてしまいました。そんな、素晴らしい作品ですので、是非とも多くの人に見ていただきたい。今の世の中に見るべきです。アカデミー賞脚本賞、おめでとうございます!!!

と、いうかビックリしたんですけど、映画始まる前にケロロ軍曹が流れるようになってるじゃないですか!ナイト・メア・アリーから流れてて驚き。違法であります!実はこれ、第2弾らしいですね。1弾いつ流れたのか...私がどれほど映画始まるギリギリに席に着いているかが分かります笑

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サプライズ

5.0マッチボックス、宇宙大作戦、真昼の決闘、チキチキバンバン・・・ベルファストの話なのに今のキエフや自身の郷里とも地続きの物語、すなわち真摯に生きる人々を優しく見つめるドラマです

2022年3月29日
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鑑賞方法:映画館

それはウチの話ちゃうんか!?くらいのシンクロ率にアラフィフ、アラカンの皆さんは戦慄すると思います。

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よね

5.0あなたはどちらの道を選ぶ者か

2022年3月29日
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音楽、映像、演技、演出、構成、それら全ての表現が、控えめに言って素晴らしい映画でした。

全てにおいて二分されることの悲しみが根底に流れていて、しかしそれは選択できるということで、人生の岐路に立つ時に思い返したい映画でした。

そもそも個人的理由で設立した英国国教会がイギリスの宗教戦争をさらに複雑化して。。。

だいたい宗教と国の権力が一体化してお互い共依存的に存在する事に問題があるのに、国民そっちのけで、まだ、紛争してるなんて、本当に愚かで悲しい。

選択の自由とはなんだろうか、選択しなければならない自由ってなんじゃい‼︎

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大粒 まろん

3.5ベルファースト。

2022年3月29日
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ずっと「ベルファースト」だと思ってたが、
「ベルファスト」なんだぁ、と思い鑑賞してたが劇中で発音は「ベルファースト」と控えめだが伸ばすのが正解らしい。なんだあってたんじゃん。

私も当時主役の子と同じくらいの年齢だが、国によってこんなに違う人生歩んじゃうんだな。
正直北アイルランドの問題について知識がまったくない自分は状況を理解できなかった、しかも宗教絡みとなると尚更である。だから彼らの置かれた状況に関して全く感情移入出来なかったが気の利いた会話は堪能できた、さすがの脚本賞である。
子供の無垢な目を通して家族を中心として全てがフラットに描かれている。大人の対立、宗教の争いも子供にはピンと来てない、だからそこがわからない私もするっと見れたんだと思う。お母さんがカッコ良い美人で、婆ちゃんは流石の女王陛下の情報局M、爺ちゃんもいい感じ。

どんな厳しい状況でも冗談の一つも言えるタフな人間でありたいと思った。

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masayasama

3.5そして少年は大人になる。か。

2022年3月29日
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大人でも辛い選択を迫られる状況。バディら子供たちから見ればより過酷だったんだろうな。ラストのガールフレンドと別れるときのバディちょっと大人な雰囲気。
月面着陸、チキ・チキ・バン・バンってあの時代だったのね。でも環境にやさしいって言葉あったかな?

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あらじん

5.0私好みの世界観

2022年3月29日
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冒頭のカラーの映像、心揺さぶられる音楽、そこからタイムスリップしたように一気にモノクロの世界へと移り変わる。舞台は1969年、北アイルランドベルファスト。

世界的に有名なケネス・ブラナーの生まれ育った街だが、プロテスタントの武装集団がカトリック住民を攻撃し、彼の家族はいつしか街を出て行かなくてはならなくなった。
顔見知りの街の住人たち、祖父母や両親、兄、そして初恋のキャサリン。
本作には彼の故郷や家族への愛が沢山詰まっている。

“人間は変化を嫌うもの、だけど時代は変わるもの”

モノクロの映像にはため息が出るほど。音楽、脚本、演出、演者などすべてにおいて素晴らしく、映画の素晴らしさが詰め込まれている。そして映像のどれを切り取っても美しく、いくつもの美しい絵をポスターにしたいほど。なんと言ってもバディ演じたジュード・ヒルの天真爛漫さと可愛さといったら!誰もが小さな俳優に虜になるはず。
ケネス・ブラナーの原点であり、彼のアイディンティティである本作、胸が高鳴り、映画の素晴らしさを教えてくれる。
私的、何度も見たい作品!

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あさ

4.0不幸な宗教対立の裏にある、ベルファストという街の幸福感。

2022年3月29日
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やはり、この映画は、ケネス・ブラナーという監督が、ベルファストという街で暮らしていた時に抱いていた、幸福感を表現したということに尽きるのかもしれない。
北アイルランドで起こった、プロテスタントの武装集団による、カトリック教徒居住区への襲撃シーンから物語は始まる。
無邪気にベルファストの路上で遊ぶ少年バディの目の前に、突如として暴徒が姿を現す。
その日から、街にはバリケードが造られ、バディを取り巻く人々や、街の様相も様変わりしていく。
しかし、この映画は紛争の悲惨さを描くのではなく、ベルファストという街や、そこで暮らす人々の様子を、少年バディの視線でユーモラスに描いていく。
どんなことがあろうとも、ベルファストという街で暮らすことの幸福感が根底に流れている。
じいちゃん、ばあちゃん、母さん、父さん、そして、ベルファストの街が大好きだ!
素敵なユーモアと幸福感あふれる素晴らしい映画です!ぜひ劇場でご覧ください!!!

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caduceus

4.0歴史をしらないまま…

2022年3月29日
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恥ずかしながら歴史をあまり知らないまま鑑賞しました(鑑賞後しっかり勉強しました)。朝起きて学校に行って、ステキな女の子に恋心を抱くどこにでもある日常的な光景と、その日常的な生活の中のテレビに流れる街の崩壊や暴動など非日常的な光景が対照的で、まさにこの時代を表しているのだと感じました。振り返らず前に進む、そこにとどまるどちらの決意もぐっと迫るものがあります。いい映画でした。

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かおり

3.0ケネス・ブラナーの作品に驚きや新しさはないし、内輪受けの冗長な進行がやや退屈ではある。

2022年3月29日
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鑑賞方法:映画館

しかし、オープンニングのフルカラーからモノクロへの移行、その後のカメラ運びのいくつかのシーンでは面白いものがあった。

背景の人々がワサワサしていて画面を追いきれないとか、ラストのダンスシーン(それ自体はステキだったが)の必要性など疑問も多いが、キアラン・ハインズのセリフに印象的なものがいくつもあり、存在感を発揮していた。

宗教の対立は日本人には理解しがたい問題だが、家族の身の振り方という視点でとらえると、土地に根を下ろしたい安定志向の妻と新たな世界を開拓して家族と共にくらしたい夫との軋轢をもう少し丁寧に描いてもよかったのではないかとは感じた。

ベルファスト出身のヴァン・モリソンの乾いたあっけらかんとした声が全編に流れ、前向きな家族の結束をサポートした。

また、途中テレビに映るのは「リバティバランス」と「真昼の決闘」そんなお楽しみも。

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jollyjoker