「障害者に対する周りの人の温かさが嬉しい」ライフ・ウィズ・ミュージック ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
障害者に対する周りの人の温かさが嬉しい
2022年劇場鑑賞55本目。
なんかシャレオツなMVのツナギに適当なストーリーをぶち込んで来る、眠気マックスになりそうな映画だな、どうしようかな、と思っていましたが食わず嫌いが素晴らしい作品の最大の障害なのでとりあえず鑑賞。
障害者を描いた作品とは知らず最初は展開が読めませんでしたが、段々と理解するにつれて、おそらく自閉症のミュージックの周りの人々がとても温かく彼女を見守ってくれているのが分かって、障害者施設で働いている自分としては嬉しくなりました。特に隣人や大家なんて真っ先に障害者を追い出そうとしてもおかしくない立場の人が自分たちの出来る範囲で協力してくれているのが良かったです。あれ以上深入りすると逆に嘘くさいですし。
終盤ズーとミュージックのやり取りにはちょっと泣いてしまいました。
満点でないのは本当はこっちを見せたかったMVがいまいち自分には刺さらなかった事と、一人だけただただかわいそうな登場人物がいていたたまれなかったからてす。
コメントする