「気持ちは松山ケンイチ」大河への道 asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
気持ちは松山ケンイチ
泣く😭
伊能は次の間に控えております。
襖が開いて 大日本沿海輿地図が大広間の畳にあらわれる。
もうここで涙腺切れました。
余の国はこんな形をしておったのだなあ、美しい、、
日本という国の美しさは かけがえのないもののように思います。
測量を終え、実際の地図を製作途中でお亡くなりになったという史実をドラマにしたもの。
もともと こういう地学的な要素を江戸の科学者数学者が計算で求めたりしていた事の知識はありました。
キリスト教の絶対的天動説を気にせずに済んだ日本人は世界で最初に日食を計算で出した麻田という学者も輩出しています。
子午線1度の距離を測る。
そして地球の大きさを知りたい。
そこから始まる知への探究、知的好奇心ですね。
数学者 関孝和は伊能忠敬より100年は前の人ですが
その頃には既に日本人の一般人の間で算数ブームが起きています。
神社に問題の絵札が出されてそれを解く。
そういう遊びが江戸時代にはあったのです。
日本の文明の基本は日本人であるのだとこういった部分からも証明されます。
「高橋景保の物語でいいですね?」
って橋爪さんが言うのがツボ。
話し終え 現代に戻って 会議室の長机にティッシュ山盛りの松山ケンイチ。
私は まさにあれ。
好きですねえ、こう言う作品。
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