「スッゲーいい話! 子どもたちにも観てほしい」大河への道 pekeさんの映画レビュー(感想・評価)
スッゲーいい話! 子どもたちにも観てほしい
原作、立川志の輔。企画・主演、中井貴一という作品。
老若男女が楽しめるエンターテインメントに仕上がっていると思いました。
たしかに「スッゲーいい話!」です。
ストーリー構成も巧みだけれど、とにかくテーマの着眼点が素晴らしい。
1人2役というアイディアも面白い。
前半、現代のシーンでは、おちゃらけの演出も目立ち、いささか雑な印象を受けました。それに画(撮影)にも締まりがないように感じたけれど、それらは中盤以降の江戸時代のシーンを引き立てるための計算だったのでしょうか。
時代劇のシーンはさすがにピリッとして、清々しい印象を受けました。
後半、伏線がちゃんと回収されていくところも楽しめます。
それから、最近はあまりこういうことを声高に言ってはいけないのかもしれないけれど、やっぱり美人のクローズアップはいいですね。北川景子は美しい!(僕は、女優としても、女性としても、岸井ゆきのの方が好きですが)
まあそれはともかく、江戸城のクライマックスのシーンはこころに響いた。素直に感動しました。
ひとつの目的に向かってコツコツと努力を積み重ねることの大切さと、その目的を成し遂げるひたむきな情熱に胸が熱くなりましたよ、チューケイさん。
子ども(小・中・高の生徒)たちにも観てほしいと思った。知ってほしいと思った。あなたの立派な生き方を。
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