「現代の場面、要る?」大河への道 Boncompagno da Tacaocaさんの映画レビュー(感想・評価)
現代の場面、要る?
伊能忠敬という人は地道に日本全国を測量して回ったわけだから、確かに大河ドラマにはならないなと思うが、志の輔の原作で思わぬところにドラマがあることが示された、それを中井貴一が映画化したということ自体が素晴らしい。さすがに主演の中井は好演している。この映画は色々な見方ができるが、時代は古いが、地図作りという、お仕事ムービーとしても見れる。時代劇部分のクライマックスのエピソードもフィクションだろうが、感動的である。ただ、私には現代部分はやや緩い気がして、正直、要るだろうかと思った。
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