凪の島のレビュー・感想・評価
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全年齢向けの楽しいエンタメムービー
明るく色とりどりの映像が綺麗で、ヒーリングミュージックのようなBGMやエンディングソングも美しくて、爽やかな作品でした。
山口県の方言が好きだし、ぱるること島崎遥香さんが演じた先生も素敵だし、主人公の凪役他、子役たちの演技も良かったです。
今作は、全年齢向けの楽しくて感動できるエンターテイメントに徹した映画です。
ツッコミどころ多めでしたが、フィクションなんじゃけえ、これでええんじゃ。
現代の日本では少なくなったかも
主人公は小学4年の女の子、両親が離婚、母の故郷である瀬戸内の島に引っ越してくる。
島ではみんなが知り合いで、何でも知られているのはしょうがない。
生徒が数人しかいない小学校で、友だちは二人の男の子で楽しくしているようだったが・・・。
海の中のほうが好き、っていうのは・・・。
ティーンズに向けたメッセージ
この作品はティーンズに向けたメッセージ
わかりやすさがあるし、いじめや虐待などの要素がない。
また、教育的視点ではなく、誰もが持つ「心の傷」に焦点を当て、寄り添う作品となっている。
小さな島
小さな世界
逃げ場所
海以外何もない場所
母と主人公原田凪が都会から移り住んだ場所
夫のアルコール依存症と暴力
凪にとって日課のようになっている早朝海に潜ることは、彼女にとっての瞑想
自分自身を整えるために必要な所作
今日一日を恐怖に支配されることなく過ごす手段
登場人物の多くが「心に傷」を持ちながら生きている。
コウヘイの吃音は過去の出来事の傷跡
吃音がある劣等感はあっても、自分の心に正直に生きている。
コウヘイを好きなったミズキ先生も、教師故に心が傷つくということを良く知っているのだろう。
ライタはなぜ入院している母と会えないのか、何度も祖父に尋ねるが、いつも返事は「母ちゃんのことは忘れろ」と言われる。
ライタの母の病院は精神病院で、病名は解離性健忘症
辛い過去を思い出したくないという強い思考によって過去を封印することで10年間分の記憶がない。
幼いライタの大きな「心の傷」に、胸が締め付けられる。
凪も、コウヘイも、山村もそして凪の父もまた、深い「心の傷」を抱えながら生きている。
世の中の多くの人もまた、「心の傷」を抱えながら生きている。
笑わないジジイ 通称笑ジイは、娘を病気で亡くした過去がある。
それ以来笑うことがなくなった。
笑ジイを面白がる子供たちに悪気はない。ただ笑わせたい。
しかしどうしたらそうなるのか? 笑ジイの誕生日に多くの人が集まって誕生パーティを開く。笑ジイが泣き崩れ、笑った。
小さな島
小さな世界の住人たちのお互いに思いやる心
この作品の中に「いじめや敵役」は存在しない。
問題のすべてが誰かの「心の傷」にある。
自分自身に向き合えないことが、苦しみの原因だと。
笑ジイは30年かけてようやく自分自身に向き合うことができるようになった。
過去の出来事は、人を何十年も苦しませ続ける。
ライタの祖父はいつもライタに「勉強しろ」とうるさい。
ほとんどのティーンズも親からそう言われ続けてきただろう。
でもライタは母と会い、母のことを知り、祖父からその意味を教えられたとき、境遇に対する不満が生きる原動力に変わったのだろう。
凪という名前も波風と正反対の言葉だ。
不安や恐れや過去の出来事のことで心を揺さぶられてはならない。
凪の父の謝罪と母の赦し。
すべての問題は、「私の心の中」で起きている。
それに向き合うことが解決の糸口。
この作品はそう言いたいのだろう。
なかなかうまくまとめられていて面白かった。
美しすぎる島
島というのは日本という島国の縮図のようにも思えます。島だから海があって、海を舞台にした子供たちの交流というと、昔読んだ灰谷健次郎さんの小説「海に涙はいらない」を思い出します。このすばらしい児童文学にも都会からきた少女と地元の男子との交流が描かれていて、強烈に感動した記憶があります。それは鎖国をしていた日本に外国の黒船がやってきて、いざこざが起きながら新しい未来が拓けていくという誰もが知っている史実を無意識に想起するせいかもしれません。大人の都合に巻き込まれる子供という設定がドラマチックではありますが、ちょっと定型的な印象ではありました。とにかく島の風景が美しかったですね!
プレバトに映画部門があるなら間違いなく凡人
初鑑賞
監督は『13階段』『夜のピクニック』の長澤雅彦
今回は脚本も
ロケ地は笠戸島
離島のヒューマンドラマ
のんびりとした平和な日常
冒頭からのほのぼのとした雰囲気でこのまま映画作品として2時間近くはしんどそうな感じはしたことは事実
雷太が凪と一緒に入院している母親に会いに柳井まで行くところから話は動き出す
瑞樹と釣りデートの最中に2人のセッティングをしてもらった雷太に頼まれ本土まで送っていくことに
教師として心配で2人を尾行する瑞樹と同行する浩平
結局毒にも薬にもならない凡作
なぜか浩平と瑞樹は島に帰ってきたら急速に惹かれ合う仲に
ついには島で30年ぶりの結婚
これも所謂吊り橋効果の一種だろうか
ただしイケメンに限るという意見もあるが『幸福の黄色いハンカチ』の武田鉄矢はイケメンじゃないからそこんところはよくわからない
結婚式では用務員がクリスチャンでもないのに神父役をかってでる
2人のキスシーンあり
脚本はいまいちでテンポは悪く眠くなりそう
エキストラのおばちゃんたちは下手でも仕方がないが子供同士のやり取りが空々しく感じてしまうのは演出が悪いから
時折入ってくるBGMは韓国の連ドラみたいで安っぽく邪魔くさい
子役が主演なのだから脇を固める大人の俳優はもっと実力のある人を起用してほしかった
ローサにぱるるに徳井って特に悪くはないけど良くもない
その点でいうと木野花はやっぱりうまい
元AKBだが踊りが苦手という設定
本当は踊れる人が演技で下手に踊りそれを自然にやるっていうのはとても大変なことらしい
日本舞踊の先生でもあった東千代之介も生前証言していたのだからそうなのだろう
だからその点はおおめに見てほしい
歌は元々あんなもんだろう
浩平は吃音だがその設定は必要だったかな
雷太の母の入院理由もなんというかねちょっと微妙
あと新津ちせって若干しゃくれていることに今回気づいた
まっほんのちょっとだし全然悪くはないけどそれも彼女の味
なぜ最後の方で海に飛び込んだのか知らないけど色々な意味で暑かったのかもしれない
配役
東京から山口県下松市の小さな島に転校してきた小学四年生の原田凪に新津ちせ
凪が通う小学校の担任の河野瑞樹に島崎遥香
吃音の島の漁師の守屋浩平に結木滉星
離婚後娘を連れて故郷の島に戻り本土で看護師をしている凪の母親の原田真央に加藤ローサ
凪の父親の島尾純也に徳井義実
島の漁師で雷太の祖父の岩本岩男に室積光
島の漁師で礼服でもタオルで鉢巻欠かせない武居幸司に元木行哉
凪の学校の同級生で小太りの岩本雷太に佐藤蒼希
凪の学校の同級生でメガネの山内健吾に角忠聖
心の病で入院中の雷太の母に太田知咲
雷太の母が入院している病院の院長先生に翁華栄
凪が通う小学校の用務員の山村徳男に嶋田久作
凪の祖母で真央の母にあたる島の医師の原田佳子に木野花
意外なキャスティング
ちせちゃんがメインの映画なんでしょう、とても良かったです。
わたくし、地方が舞台で、ストーリー性が強くなくて、嫌な奴が出て来ない映画が大好きなんです。これで主人公が適齢の女優さんなら言うことなしだったんですけど。
ちせちゃんを囲むみなさんの配役が、何かちょっとひねってあって楽しかったです。ぱるるさん、加藤ローサさん、徳井さん、そして木野花さん。メジャー作品とか拡大公開とか、そんなキーワードが絡めばまたいつものお馴染み様みたいな方々になったんではないでしょうか?
楽しめました。
特別な人々?
市井のありがちな人々の設定ではなく、ある種、特別な生活手段が補償されている主人公一家の物語で、生活にも悲壮感がなく、まあ、島の人々にちやほやされるよね…と感じてしまい、共感はなかったかなぁ…。
ちやほやされる一家が最後に全て手に入れてしまう話もなんだかなぁ…とも思った。
一方で、夕日のきれいさや、島ならではの人間関係は、そうして特別ではない人々に対しても、癒やしをもたらすのかも知れないと思った。
正直、悪くはなかったけど、取り立てて…って感じ?
瀬戸の花嫁は海にダイブする。
山口県下松市の笠戸島、その最深部の深浦地区、そこへは往復約30kmなので、かれこれ80回以上はロードバイクで駆けている。島、特有のアップダウンがあり、瀬戸内海国立公園は何度脚を運んでも飽きない素晴らしいロードだ。途中には造船所があり、夕日岬のはなぐり門が彩りを添える。
この映画はある種のふるさとPRムービー、実際には笠戸大橋が掛り、 ※映画にも橋が映ってますよ、 船はもう通勤通学には使われてないし、ロケで使われた学校は閉校になって何年にもなる。でもそれらは瀬戸の花嫁と同様に、昭和的ノスタルジーを醸すのに欠かせない仕掛けだ。
時代は昭和から平成、そして令和となり、世の中はコロナとロシアで前提としてきた既存の価値がかなり危うくなって来たが、それでも人々の基本的な生活の営み、誕生と死、結婚と別れ、食べること、愛すること、冒険すること、それは普遍だ。
この映画は見てる人が、物語たりはこうなるだろうな、こうなれば良いなと、臨む方向で進んでいき、予定調和的だ。誰も不幸にならないし、色々あつたし、あるけどハッピーエンド的に進行していく。
私は、冒頭で凪が海中にダイブするシーン、あれに全て収斂する様な構成とメッセージが込められていると思った。つまりいつの時代もあの凪の様に思い切って飛び込んで見ないとその先は分からないし、飛び込めば危険はつきまとうけど、助けてくれる人が必ずいる。そもそも海は人類の母として優しく包み込んでくれる。だから一歩前に勇気を振り絞って広大で深淵な海に飛び込んでみろと。
余談だが、キャストの一人、世話好きの近所のオバちゃん役の方は私の知り合いです。普段通りの、正に映画の中の人そのもので、世話好き、お人好し、パワフル母さんですね。
癒された
暗い映画なのかと思いきや、瀬戸内海の海や島の住民との会話が心を癒してくれた。主人公凪が島民の抱えている問題に一生懸命に応援する姿に、映画版初めてのお使いを見ているようでハラハラしました。
わきを固める大人の役者さんも一流をそろえた演者さんで、特に凪の祖母佳子を演じる木野花さんの白衣姿は似合いすぎてとても印象に残りました。
ずいぶん時間がたちましたが、できればもう一回観たい映画でした。
ぱるるの出番、想像以上に多し!?何と、キスシーンまで・・・!?
「48G」マニアとして勿論、「島崎遥香」目当てでの鑑賞!地元周辺では公開されていないので・・・!?劇場公演当選を機に毎回上京していて、都合よくファーストデイで料金が安いので足を運んだ。
見渡すばかりの海と島民の優しさに抱かれ、少女は己の、そして周囲の人々の痛みに向き合う現代版"世界名作劇場"
前半はとにかく、まるで『サザエさん』のような事件性に乏しいホームドラマ調ののんびりした展開に若干不安を覚えましたが、登場人物に肩入れする中で徐々にそれぞれの抱える問題も描かれ、全体としての柔らかなトーンを保ったままハッピーエンドを提供してくれました。
父親のアルコール依存症が原因で両親の離婚と自身のパニック障害という心の傷を負った少女が東京から母の故郷である山口県下松市の小さな島に移り住み、そこで出会った級友や大人と触れ合い、彼らの真心や苦悩を目の当たりにする中で人間として成長し、家族を再生させていく物語。
あらためてあらすじを文字にすると本当に連続テレビ小説のような非常にピュアなストーリーですが、監督デビュー以来ほぼ一貫してピュアな作品を手掛けている長澤雅彦監督の作品。
自分だけでは生きている甲斐が無いから人を助け人に助けてもらい、そのことで自分の至らない点と他人の新たな魅力に気付き、心の空白を埋めていく・・・島での生活の知恵がそのまま人生哲学に昇華されていくかのような展開はまさしく心が洗われるようでした。
凪の映画
とても好みの映画で、久しぶりの星5個です。
おおげさな演出はなく、子どもたちも大人たちの演技も、セリフも、映像も、どこまでも自然体なのが心地よい。。
ジワリと泣けてクスッと笑えて、まさに凪のように心が穏やかに優しくなれる作品でした。
もっと上映館があればいいのに。
何度もグッとくるシーン、そして最後に涙が止まりませんでした
凪ちゃんがすっごく可愛くて、心に傷を抱えながらも普段は明るく振る舞っていて、それがとても切なくて愛おしかった。ラストシーンの凪ちゃんの表情に音楽が重なった時に、突然涙が溢れてきて止まらなくなりました。感動の名作だと思います。
子ども目線での大人たちの姿
優しい優しいお話。
笑って泣けて。
いろんな登場人物との短編集構成で、子どもの凪(新津ちせ)が主人公だけど、凪の目を通して見た大人たちの物語。
登場人物の中で一番大人なのが凪かもしれないという仕組みが面白かった。
母親役の加藤ローサって、こんなに存在感あって、演技達者だったかなとちょびっと驚いたり。
島田久作さんの役どころがじんわり沁みて素晴らしく。
何よりも瀬戸内の美しい風景と、新津ちせの演技力あっての企画のような印象すらありました。
厳しい言い方をしちゃうと、現実はこんなに甘くないわけで、ややファンタジーっぽかったかなとも思いつつ。
それと、もう少し映画としての強いメリハリがあった方がキャッチーで客を呼べる気もしました。
さりとてそうなると瀬戸内の穏やかや、優しさは失われちゃうかもしれないし、どうするのが正解だったのかな?なんて観終わった後に考えるのも面白かったです。
瀬戸内海と主人公新津ちせさん頼りでは映画にならない。
テンポが悪い…。
キャストの演技はぎこちなく、取って付けたようなセリフが続く。
不幸を織り混ぜてみても、人間は描けない。
瀬戸内海の風景と新津ちせさんの可愛らしさだけでは映画にはならないだろう。
ハンハンハンハン音楽もクオリティが低すぎる。役者のセリフに集中しないといけない場面で情緒的な音楽が入り、違和感の中に取り残される。
ハートウォーミングと言えるところまで、作り込んでほしかったですね。
こういう映画はいらない演出をせず、役者の演技にまかせて、オーソドックスにつくった方が面白い。
瀬戸内海の風景はとても美しい。
ぜひ、劇場でお確かめください!
#138
美しく優しい島時間の中で。
美しい海や自然に囲まれた島、ゆったりとした優しい時間の中で描かれる島の人々の悲喜こもごも。両親の離婚により母親の地元の島に戻った少女、その級友たち、担任の先生、少女と同じ痛みを知る漁師の青年…とても優しく丁寧に描かれ、エンドロールの映像と主題歌の美しさに最後は涙。良作☆
滉星くん目当てで観たけど、映画として素晴らしかった。正統派な良作。
滉星くんも吃音を持った素朴な漁師の青年をとても上手く演じて、物語の中にとても馴染んでいてよかった。
もっとたくさんの映画館で上映して、たくさんの人に観てもらえたらいいのにね。
違和感を感じながらも最後は感動
なんだかんだで感動のラストにはなっているし、実際に涙も流したんだけど、いろいろと違和感を持ってしまった。
ひとつは、大人が考える子供らしさが前面に出てしまっている。子供たちにたっぷり演技指導したのか、作られた表情やしぐさが多くて、児童演劇を見ている感じに近い。
主役の新津ちせは、演技が上手すぎて子供らしさがない。舞台挨拶での大人びた発言を聞いて、なるほどと納得してしまった。
サバカンを見た後だったので、余計にアラが見えてしまったのかもしれない。
多少眼をつぶるべき点はあっても良作。
今年245本目(合計521本目/今月(2022年8月度)21本目)。
山口県の下松(くだまつ)市にある、ある島を舞台とする、そこに「とある理由」で引っ越してきた子の成長を描くヒューマンストーリーです。
もともと、Kビジョン(下松市と光市にケーブルテレビサービスを配給している会社)が後援しており、その事情から、行政である下松市をはじめ、映画内で出てくる周南市、柳井市など、結構な公式の行政のサイトが推している映画でもあります。
その事情もあるので、いわゆる「地元枠」(私は18までは広島市にいたので、お隣下松市のことはある程度わかります)でないと、「地理がわかりにくい」(明確に混乱させるようなセリフもあります。後述)、「方言(山口方言)が聞き取りづらい」などの点はどうしても出てしまいます。
この「ある島」(架空の島のようですが、ターゲットとなった島は明確に存在するようです。下松市のサイトなど参照)に引っ越してきた、主人公「凪」がなぜここにきたのか、そして彼女が時々「体調を崩す」理由は何なのか…といったところに焦点があてられ、またこの子も含めての子供、大人(ネタバレ回避)の成長を描く映画です。
※ このため、「想定したであろう島」とは交通手段が違います(映画内ではもっぱら船)。
いわゆる「あったかほのぼの枠」という観点ではおすすめ以上ですが、山口県の地理・方言などにある程度通じていないと理解はしにくいかな…という印象は確かにあります。かつ、パンフレットが存在しない(「売り切れ」ではなく「存在しない」が正しい)ため、事実上、そこそこ「リアル知識」が要求されそうです。具体的にはこれらの地理(少なくとも明示的に地名が出る「下松市」「周南市」「柳井(やない)市」「山口市」の位置関係程度は知っておかないと詰まります。
※ 私自身は、下松市・周南市(昔は、徳山市と呼ばれていました)に旅行した経験、もう一つは、山口市への旅行(レノファ山口 vs 大分トリニータ(大分アウェイの試合))がある程度です。
個人的には「内容が少し踏み込みすぎて、事実上ご当地枠映画になってしまっている」という部分は強く感じた(かつ、パンフもないのも痛い…)ものの、映画の趣旨としては十分理解できるし、若干法律的に怪しい(親族相続の親族の部分。ラストのネタバレになるので減点除外)点はあるものと思いましたが、全体として大きな傷はないものと思うのでフルスコアにしています。
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(▼ わかりにくいシーンなど)
「movix周南にドラえもんを見に行く」 → 映画内でこのストーリーの舞台が下松市のある島であることはそうそう明示されます。このmovix周南は映画館であり、「ゆめタウン下松」(以前は、ザ・モール周南、と呼ばれていた)の中にある「下松市の」映画館です。大半の方はここがわかりにくいのでは…と思えます(映画内では「周南市」は出ないが、ボランティアスタッフさんも出たのか、「協力:周南市」とは出ます)。
(下松駅で、新幹線の各車両の模型などが展示されているところ) 下松市には日立製作所の笠戸事業所があり、ここで大半が作られています(下松市はこの意味で、お隣周南市と同じように、工業を一つの産業にしています)。
「山口市の学会に参加する」 → 最短ルートは、下松市のある島(この映画に登場する架空の島)→フェリー→下松駅→(2駅)→徳山駅→(乗り換え/新幹線)→新山口(こだまと、一部のひかりが停車)→山口 です(学会が県庁近くであると仮定して)。
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