「不可解」仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル ルネさんの映画レビュー(感想・評価)
不可解
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まあラストは衝撃でしたが、それも物語として美しければ喪失も受け入れられようものでしょう。安易な死ネタは苦手ですし、小林靖子さんが作った本編を「未完」「甘口」などと扱き下ろし否定したことにも腸が煮えくり返る思いですが、そういった個人的な好みや感情論は抜きでレビューしようと思います。
何かと不可解な点が多かったのは映司以外のキャラクターの動き全般。
・アンクに取り憑かれた兄を見ても顔色を変えない(どころか、アンクとの再会を喜ぶ)比奈
・映司の変化に気付かない比奈
・最終回で命を懸けてプトティラを止めたにも関わらず今作で易々と紫メダルを利用するアンク
代表的なのはこの辺り?
特に比奈と信吾の兄妹愛が希薄になっていたような気がして、そこがおや?となりました。
あとはこちらの理解不足かもしれませんが
・なぜオーズドライバーが複数あるのか?(最後に映司が変身した時に用いたオーズドライバーはどこから取り出したのか?)
・なぜ信吾さんが気を失う前にアンクが憑依できたのか?
この辺りがよく分かりませんでした。
何かとニブい比奈ちゃんやその他映司以外のキャラ像が少し本編とズレているかなということで、続編としての完成度を考えてこの評価にしました。
設定、ストーリーはさておき、俳優さんの演技は素晴らしかったので、オーズを全く知らない方や、何事も純粋に楽しめる方は見に行って損はないかと思います。得もないと思いますが。
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