「色々と勿体ない」仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル ぽちころさんの映画レビュー(感想・評価)
色々と勿体ない
これだけの熱意とキャストが揃っていれば、もうちょっと出来たやろーーー!!!!!
…というのが、正直な思いです。
結末については、どうこう言うつもりはありません。
非常に残念ではあるけれど、それが映司の、そして渡部秀の望んだことなら仕方ない。
ラストの風にたなびくパンツの映像に「これで本当に終わりにする」という強い決意を感じました。
お疲れ様でした。
でもね!!
だからこそね!!!
もうちょっと丁寧な説明があっても良かったし、もうちょっとそれぞれの登場人物を大切にしてあげてほしかったです。
満を持してコアメダルで変身した後藤ちゃん。
きっと今回の危機に対して誰よりも早く立ち上がり、戦い続けてきただろうに。
「伊達さん、久しぶりっ!」
なんて泣けるよ。もうちょっと活躍させてあげてよ。
里中との絡みも見たかったな。
哀しきグリードたち。
個人的には、メズールの人間体が写し出された瞬間が一番心が打ち震え、思わず涙ぐみました。
みんなマジで怪物かよ。全然変わってへんやん!!
こんなに「復活してくれてありがとう」と思わせてくれる敵キャラたち他にいる?
もっと欲望にまみれさせてあげたかったし、戦ってほしかった。
あんな終わらせ方、何のために復活したのか分からんやん。
そもそも古代オーズともども、なんで復活したんですか???(まずそこ)
世界が荒廃してどれだけ経つのか分からないけど森ガールのまま闘うヒナちゃん(ふんにゅー少なめ)とか、しれっとアンク復活して良かったねみたいになってるけどシンゴさんは?とか、他の人類どこにいるの?とか、細かなツッコミどころも満載。
あー勿体ない。
予算とか色々大人の事情はあったんやろうけど、これが本当に最後なら、もーーーちょっっっっとだけ頑張ってほしかった!!
でも、キャストの皆さんには感謝しかないです。ありがとう。