マリー・ミーのレビュー・感想・評価
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ノッティングヒル好きにはたまらない作品!
単純に王道のサクセスラブストーリーを見たい方は必見だと思います。誰もが予想する通りの展開ですが、こんな時代に裏切られない、ストレスフリーの作品に出会えて最高です!数館での上映だからこそ見たもの勝ちの幸せ時間でした。ありがとうございます(笑)
甘ったるいデートムービー
『ノッティングヒルの恋人』のポップミュージック版。
甘ったるい、カップル向きデートムービーってとこ。
どんな結婚でも「相手のことを好きになれば出会いはなんでもいい」「変わっていけばいい」みたいなポジティブ系な内容で、そこに実際の大ヒット歌手2人を当てて、ノリノリの音楽で展開する、卑怯なくらい正攻法なヒット狙い作品。
ただ、ジェニファー・ロペスが製作・主演でこの内容だと、「実はまだ婚約解消したベン・アフレックを許してないだけでは?」みたいな穿った見方をしちゃうおじさんですみません。
ジェニロペの恋バナ
ロミオとジュリエット劇場
身分や棲む世界の違う男女が出会い、結ばれる、結ばれないという悲喜劇は、古今東西、あの手この手で多くの人の心を揺さぶり続けてます。まるで本人役のようなトップスター・カット(ジェニファー・ロペス)とバツイチの数学教師チャーリー(オーウェン・ウィルソン)の出会いは、いくら何でもないだろうという前代未聞の展開!(笑)。相当無理無理な設定はコメディということとして、個人的に楽しめたのは、数学の授業にカットが登場して、歌い踊りながら数式を解くシーン。さすがトップスターのオーラが違いますね。オーウェンは、ウディ・アレンの大傑作「ミッドナイト・イン・パリ」(11)と同様にとても好人物で、だからこそ今作のあり得ないドラマも成立したのかなと思いました。それにしても、たまたま昨夜みた「ガーンジー島の読書会」(18)と今作で共通していたのが、社会的に安定したリッチな男性より、自分の感性や自由を尊重してくれる男性を選ぶという女性が描かれていたこと。今の時代の価値観が変わりつつあるのかな、と興味深く感じました。
"可も無し不可も無し"な映画
もし貴方/貴女が、J.Loのファンなら、どうぞ!
*既視感のあるストーリーに、カタルシスも感じない展開の物語に、やっぱり観なきゃ良かった…笑
デート・ムービーとしても何だか中途半端…
忘れて下さい…この映画のことは(笑)
よかった
ジェニファー・ロペスの映画なのに、彼女の素の魅力が伝わらない
あり得ないシチュエーションのラブコメディーだが、それほど違和感なく観られたのは、突っ込みどころも含めて事の成り行きを丁寧に描いているからか。
特に、見た目は冴えないが、誠実で、優しく、ユーモアのセンスもある数学教師は、落ち着いた大人の魅力に溢れていて、これだったらスーパースターでも好意を寄せるだろうという説得力がある。
その一方で、気になったのは、教師の方がスターを好きになった理由が、今一つよく分からないということ。あたかも、男なら、誰でも、セクシーでゴージャスな美女を好きになるのは当たり前ということを前提にしているようで、彼女の描き込みが物足りない。
劇中、ジェニファー・ロペスがふと見せる「素」の表情がとても良かっただけに、スターではない、一人の女性としての魅力がしっかりと描かれなかったのは、残念である。
ジェニファー・ロペスのやりたい放題
今更ジェニファー・ロペスのラブコメ?と思いきや
やりたい放題で最高だった。
20代のマルーマとカップルでもおかしくない、
50代と思えない若さ(若返り整形してるんだろうけど不自然じゃない。)
35歳以上とかいってぼかしてたのもおもしろかった。
心無しかマルーマは歴代元彼と似てるような、、
自分も歳とってもこんだけやりたい放題やれたら
人生楽しいだろうな〜!!!
希望に溢れた作品。
QUEEN J. Lo ここに降臨!
とにかくジェイローの歌が素晴らしい!男性優位的結婚観にNOを突きつけた逞しさが核となった骨太だけど優しいラブストーリー
期待以上の作品。何よりジェニファー・ロペスの歌が素晴らしくて劇中歌のどれもがキャッチー。やはりタイトルソングの”Marry Me”が一番耳に残りますが、数学教師チャーリーと過ごす日々の中で主人公キャットが心境を綴った“On My Way”が絶品。予告編以上のことが何も起こらない物語をエモーショナルに盛り上げます。フォーマットは『ローマの休日』や『ノッティングヒルの恋人』のような全く異なる世界で生きてきた二人の恋物語という鉄板ですが、ある意味ラブコメによくある感じの男性優位的結婚観のテンプレートを盛大に破り捨てる逞しさが物語の核になっているのが印象的で、既婚者も未婚者も深く考えさせられます。『ガンパウダー・ミルクシェイク』で気丈な女の子を演じていたクロエ・コールマンが演じるチャーリーの娘ルーの父親を信頼し愛しているけれどベタベタされるのは勘弁して欲しい的な絶妙な距離感を体現しているところは娘を持つお父さん達のハートを盛大にブチ抜くと思います。
ジェニファー・ロペスのプロモビデオ
鉄板のラブコメ
最近、ハリウッドではラブコメ映画が減った旨の記事を読んだ。
ヒーローもののヒット、市場の多様化(多国籍化)が、原因とのこと。
言われればそんな気もする。
最近見てないな、と。
日本映画界とはえらい違いだ。
ティーンエイジャー向けの若い男女(俳優かどうかは?)を主演させた映画が掃いて捨てるほど作られている。
で本作。
ラブコメの王道、鉄板のド真ん中を行く作品。
「ワン・パターン」などという批判もあろうが、主演&製作のロペスは気にもしないだろう。
非白人として批判されながらも我が道を走り続けてきた彼女だから。
共演のオーウェン・ウィルソン。
相変わらずの「正直者のイイ奴」を演じる。
まぁイケメンなので、もっとダサい男(例:スティーブ・カレル)でも作品のテーマ的には良かったような。
ストーリーは単純明快。
過去のラブコメ(ノッティングヒルの恋人、ラブ・アクチュアリー、その他多数)から美味しいシーンを集めたよーな気もするが、そんな野暮なコトは言わない。
結婚直前、男の浮気が発覚し、結婚を取り止め。
勢いで初対面の男と結婚してしまう。
最近は世間のほとぼりが冷めるまでの数ヶ月のつもりだったがお互いに「本気」になる。
だが、すれ違いで別れ、
でもやっぱり愛し合っているのでヨリを戻す…
笑って泣けて、音楽もダンスもあって、「やっぱり映画はハッピーエンドが最高」
って改めて思える、ド真ん中のエンタメ。
サントラ買いにGO!!
ジェニファーロペスの魅力を再確認
超オススメ 良い映画でした。
単なるラブコメではない、奥行きのある作品
超有名なロックスターと無名の一般人とのシチュエーションラブコメディである。虚像を売って名声と高収入を得るスターのキャットと、実像でフランクに暮らす一般人チャーリーとの間にはギャップがある。チャーリーはそれをひしひしと感じ、とても無理だと最初からキャットを相手にするつもりはない。キャットの方にはそのギャップの感覚はない。このあたりはとてもリアルである。
どんなふうにドラマにするのかと思っていたら、なるほど上手いこと繋げるものだ。キャットにはロックスターとしての生活があるが、チャーリーにも数学の教師としての生活がある。そしてチャーリーは、キャット側の要請よりも自分の生活を大切にする。キャットは自分を中心に世界が回っているロックスターであり、自分に合わせようとしない人間がいることが不思議だ。
物語はチャーリーの生活とキャットの生活のそれぞれに振り子のようにシーンを交代しながら進んでいく。互いの生活を理解し合うことで、最初にあったギャップが少しずつ埋まっていく。それが本作品の主眼だと思う。
異なる世界観の二人が、互いの生活を認め合うことで、二人以外の人々の人生も尊重するようになる。つまりヒューマニズムに目覚める訳だ。アメリカ映画らしく家族第一主義ではあるが、キャットのスタッフたちにもそれぞれの人生があることに目を向けているところがいい。
チャーリーの娘ルーがカーリーヘアで、チャーリーの別れた妻が黒人であることがわかる。キャットはプエルトリコ人という設定(?)だから、移民問題についても薄っすら感じられる。格差、人種差別、移民問題という現代アメリカの病巣を背景にしている訳だ。単なるラブコメではない、奥行きのある作品だと思う。
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