マリー・ミーのレビュー・感想・評価
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ド派手でストレートなラブコメ
非現実的でド派手なストーリーだけど、やっぱり映画はこうでなくちゃ。
SNSの発展もあり、現代仕様になっているが、久々にベタなハッピーエンドの話を観た気がする。数学大会の相手の妨害も大げさでイラついて良い。
キャットの男運の悪さに同情するが、嘆いているだけではダメ。やっぱり違うこと、自分自身を変えるようなことをしていかなくちゃなぁと励まされた。
オーウェン・ウィルソンは普通の良い人が似合っている。
久しぶりにラブコメ。
共感度MAXのおじさんシンデレラストーリー
シングルファーザーのチャーリーは数学の先生。ある日、同僚に誘われて、スターのキャットが結婚発表する予定のライブに娘と参加。そこでキャットに事件が起こり、たまたまいたチャーリーが、キャットにプロポーズされる。優しいチャーリーは凹んでいる彼女の事を思い、OKの返事をする。そこから、有名人と結婚する一般人として有名になってしまい、マスコミやSNSのターゲットに。今はそうなるよね、大変だ〜。でも、2人の中は良好になり、後半まで幸せモードが続きます。上手くいきすぎていて、これはラストに破局かなぁって不安になっていると、彼女が元の婚約者と接近し、チャーリーが…。
あ〜っ、どうなっちゃうの〜って思っていると、娘の数学イベントに彼女がやってくる。
はぁ〜、良かった〜。
ガッチリ、ハッピーエンド。
大きな浮き沈みもなく、悪人も登場しない、幸せ映画、ずっとウルウルしてました。
全てが最高
今週は本命になると思うけど、ただ、ラストはわかりにくい点も…(補足入れてます)。
今年113本目(合計387本目/今月(2022年4月度)23本目)。
ということで、こちら。ストーリーとしては歌手と数学教師(映画内では、円の円弧の長さや円の面積を教えるなどしています、後述)との恋愛を描いたストーリー。
内容的にも「数学者・数学教師ならそういう行動を取るかな」という部分もありまして(私も免許は持ってます(大学院卒なので))、まぁ「どちらかといえば」理系よりですが、なにせ出るのが(日本の基準でいえば)5年か6年かの「円の面積、円弧の長さ」ということ程度ですので、文系理系という話にはならないと思います。
時間が短いという事情もあって、だいたい「お客の望んだとおり」のストーリー展開になるし、その展開通りになります。なので、混乱させる要素はほぼほぼないという状況です。しかも扱う内容が「プロポーズ・結婚」というものでしたらなおさらのこと、誰でもわかる内容で、数学的内容もほとんど問われない(ただ、明らかに説明不足なのはあり…。後述)し、今週迷ってサクッとどれ見るかなと思ったら本映画かなと思います。
また映画内でも触れられるように、日本では「算数・数学オリンピックへの参加」自体が特殊(予選でさえも、(建前上は)誰でも出られることにはなっている)日本に比べて、海外では公的な数学オリンピックや個人共催の数学オリンピック等結構あるようです(映画でふれられているのは、ある地区の予選の予選決勝まで、という扱い)。
このあたり「算数・数学に関する取り組み方の違い」も映画内には顕著に出てきます。
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(減点0.3) どうしても、最後には告白シーンになるのですが(ここはお約束通り)、告白シーンと上記の「数学オリンピックの予選か何かの決勝の問題シーン」は重なってしまいます。
そして映画としては「告白シーン」のほうを寄せたために、答えという「32π」が何を意味して回答しているのかわからないというのは海外でも結構あったようで、私が見ても「制限時間"2"分で」この問題を答えるのなら、何の知識を持ち出して解くのかがわからない、点は確かにあります。何にせよ「説明不足」はやはり減点対象になるでしょうね。
なお、海外ではやはり「説明不足だった」という観客からの声をうけて、youtube 上に「最後の問題で「32π」にいたる解説」の動画が作成サイドから正しくあがっています。
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▼ その問題とはいったい何だったのか?(映画内で描写される、数学大会のラスト問題)と怪しい部分
【問】 円周の長さが8πの円Aがあり、この円に接する楕円Bがあり、Bはその短辺がAの半径と等しく、短辺と長辺の比は 1:2 である。楕円Bの面積はいくらか?
→ まず、円Aは円周の長さが8πとあります。円周が与えられたとき半径をrとすると、円周の長さはrを用いて2πrですから(πは円周率。以下同じ) 2πr = 8π から、r=4 とわかります。つまり、この真円Aの半径は4のものです。
これに接する楕円があるという設定ですが、「短辺がAの半径と等しく、短辺と長辺の比は1:2 」とあるので、半径が4であることから、この楕円の短辺の長さも4で、短辺と長辺の比は 1:2 とあるので、長径の長さは8だとわかります。
すると、楕円の面積を求める公式はいろいろありますが、短辺をa,長辺をbとすれば、S=πab です。ここで、πは円周率、aは4、bは8だとわかっていますから「32πだ」ということがわかるのです。
しかし、これだけなら小学生はもちろん、楕円の面積公式さえ知っていれば15秒や30秒でも解ける問題なのですが、「ラスト問題(映画内では決着つかずでサドンデス形式で出てくる扱い)」でこの問題が「制限時間2分」という「2分」(=120秒)なのですよね…。
これだけの計算を公式だけで行うなら120秒かからないことは明らかで、一方120秒与えていることを考えると、楕円の面積公式を使わずに微積分で出せという扱い(日本の高校では、理系数学3の扱い)ではなかろうかとも思えますが、計算用紙らしきものは配られておらず、これを微積分で出すには置換積分(積分区間の移し替え)が必要なので紙なしでは厳しいです。
すると、「どういう理由で120秒もかかる問題が出題され、何が問題だったのか」となると「問題自体は書いた通り」、「120秒で回答するという趣旨から、微積分を持ち出せというようにも読めるし読めないし、微妙なところがある」(明らかに計算用紙を渡しているなど明確な点があれば確定する)という「理系の観点からすると謎すぎる」部分が出てくるのです。
#31 ハリウッド版フェアリーテール
少女漫画にありがちなスターと一般人の恋愛物語。
ハリウッドスターでハンサムなのにここまで平凡な一般人が似合うのも珍しいオーウェン・ウィルソンが良い味出してる。
ジェニファー・ロペスは50代になっても身体も歌声も美しくてビックリ。
映画そのものよりも、この奇跡的に素敵な主人公達が少女漫画的な夢を映画で実現してくれたことに感謝。
そしてジェニロペの歌声最高ー。
ド派手な広告で観るの躊躇うが、心配ご無用。テンポ良く、誰でも感情移入できる人生ドラマ!【ネタバレ少しアリ】
イヤイヤこういう展開は実際には絶対に・・無いだろけど
誰もが「こういうのもアリではないか。結末もこうでなくちゃ!」
と思い、共感できる、わかりやすいラブ❤️+人生ドラマ。
音楽、歌いっぷりが良く、テンポ良く進む万人向け映画。
スーパースター歌姫が土壇場で、フェイクかもしれない動画で
心変わりどころか結婚相手をそのコンサート会場で強引に指名・・客から
というのはチョット強引感デカいけド
それを補って余りある余裕の愉快な展開。
最後は恋の行方にハラハラさせられるが、最後は・・大団円
スーパースター歌姫が「みてくれや、名声ではない」人格者に心惹かれて
ついにはテレビ収録途中でも、何もかも放り投げて・・・という王道的展開が愉快で最高。
【以下、iPad高の不具合で前後入れ替わり、繰り返し、尻切れトンボアリですすみません🙇】
主人公も数学教師もワシとほぼ同級生なのだが、違和感は無い。
フラれた男性ポップスターが「この白人野郎!」と数学教師に憎まれ口も
かえって「ダイバーシティ」でイイで無いかい。他の人種だと問題あるけど。
観客公開2日目土曜午後にもかかわらず一桁。
イヤイヤもっと客が入っても良い作品「ハロウィンの花嫁」コナンも良いが
こちらの方が大人向きで良いと思うぞ・・・
主人公の歌姫をジェニファー・ロペスが演じ、
平凡なバツイチ子持ち数学教師役を「オーウエン・ウイルソン」
突如自分の不心得で婚約破棄されたポップスターを「マルーマ」という歌手が演じている。
数学教師+子持ちという設定が絶妙で、
「スーパースターとの対比、ギャップ婚」
で「イイじゃんか堅実真面目な数学教師・・ポップスターより素敵だよ、地味だけど」
と観客に感情移入させる。
この数学教師が「不器用だけど、相手を思いやるオトナの父親」であるところがポイント
決して調子に乗ったり、すぐに急接近したりはしない地に足がついた人
最後は恋の行方に若干ハラハラさせるが、最後は・・・・大団円
スーパースターが「みてくれや
多幸感に包まれるエンターテイメント
とにかく楽しい。本物のスターであるジェニファー・ロペスとマルーマが演じて歌うんだからエンターテイメントとして一級品なのは保証済みなんだけど、ジェニファーがノリノリだから、周りの役者も楽しそうに演じている。
それにしてもルー役のクロエ・コールマンの演技は天才的。バウディスタと共演した『マイスパイ』や最近の『ガンパウダー・ミルクシェーク』でもそうだが、クリクリのカーリーヘアーで、大人を軽くあしらう感じがめちゃくちゃキュート。かと思えば、時折りのぞかせる不安げな少女の表情も自然で、シリアスな演技も見てみたい。
失敗なんかよりも、チャレンジする楽しさを教えてくれるハッピーな作品でございました。音響のいい劇場で鑑賞すると多幸感に包まれること間違いなし。
【心に欠落感を抱えた世界的ポップスターと、数学教師との恋。相手の立場を思い遣り、尊重する二人の姿勢が、恋愛に必要なモノとは何かを物語っている作品。】
■世界的なポップスター、キャット(ジェニファー・ロペス)は同じく人気歌手バスティアン(マルーマ)とコンサート仕立ての結婚式を開こうとしていたが、直前にバスティアンの浮気がSNSで発覚。 混乱したキャットは満席のコンサートホールでキャットとバスティアンのデュエット曲”Marry Me"と 書かれたプラカードを持っていた”同僚の女教師にコンサートに誘われたキャットには何の興味もない”チャーリー(オーウェン・ウィルソン)にプロポーズしてしまう。
そして、何を思ったのか人の好いチャーリーは”彼女には何か訳があるのだろう・・”と察し、”Yes"と答えてしまい・・。
◆感想
・キャットを演じた、ジェニファー・ロペスにフィーチャーした作品かなあ、と思いながら鑑賞したが徐々に”これは、良い作品だぞ‥”と思いながら観ていた。
結構、突っ込みどころはあるけどね。
・キャットのマネージャーの太った男性も、粋であり、チャーリーの同僚の女性教師も粋である。
彼ら、彼女らはキャットと、チャーリーを大切に思っている事が分かるシーンが幾つか描かれている。
ー 善性溢れるキャットとチャーリーを取り巻く人々の姿。
浮気したバスティアンも反省しつつ、二人を祝福しているね。-
・シングルファーザーのチャーリーも年頃の娘ルーとやや上手く行っておらず・・。
- 再後半、数学好きのルーが数学のチーム対抗戦で、緊張しがちな心を克服して問いを解くシーンはナカナカ良かったよ。そして父親との関係性も良くなり・・。-
・何よりも、ジェニファー・ロペスとマルーマのデュエットシーンや、ジェニファー・ロペスの歌唱力には文句の付けようがありません。
■ストーリー展開は、結構ご都合主義で粗い箇所が目立つが、そこはねえ、寛容に観ようよ。
ジェニファー・ロペスとマルーマを大スクリーンで観れたしね。
何より、作品の根底に流れる本質は、とても良いのであるから。
<欠落感を抱えた立場の違う二人が、相手を思い遣り、尊重することで”本当の男女の距離”を少しづつ、縮めていく過程はコミカル要素も絡めて良かった。
人間、好きになった相手には真摯な思いを行動で、キチンと伝える事が大切だよなあ‥、と思った作品である。>
サントラ盤が聴きたくなります
シンデレラ物語を現代風にアレンジして……
そんなステレオタイプの先入観を、ジェニファー・ロペスの圧倒的なパフォーマンスが豪快に吹き飛ばしてくれます。
歌が上手いのは今さら言うまでもありません。
太いというよりは分厚いといったほうが相応しいほどに鍛え上げられた肩、背中、腰、太もも。
その肉体から生まれる迫力があるから、決断する意思の強さにもリアリティが宿ります。
そして、その強さを受け止めるオーウェン・ウィルソンには知性に裏付けられたしなやかさと懐の深さがあります。
このふたりの魅力を子供たちは何の忖度もなく素直に感じることができるから、その姿を通して、我々観客の心にも、決して現実的とは言えない話なのに、ふたりの行動や気持ちの変化に対してさほど違和感を持つことなく感受できるのだと思います。
つまりは、いい映画、ということです。
そんな事は
ステージで結婚式→浮気発覚→違う人にプロポーズ→結婚なんて、そんな事はあり得んでしょ!と思ってましたが、こう言うパターンのストーリーにはハマってしまいました。まあ、結婚なんて巡り合わせの成せる技ですから、こう言う事も有りでしょう。
変わりたければ違うことをしないと
『ハスラーズ』で皮一枚剥けたように進化して脂乗りまくりカッコいいジェニファー・ロペス × 大好きオーウェン・ウィルソン = 最高にチャーミングな2人が自身のキャリアの原点に立ち返る、このジャンルの重鎮たちによる『ノッティングヒルの恋人』?だけど時代は進んで女性からプロポーズしてもいい!! とにかく主演スター2人の化学反応が最高で、内容自体は分かっていてもやっぱり抗えないやつなんだけど、本作に限っては作品を彩る楽曲たちやトレーニングシーンなどストイックすぎる過ごし方などセルフプロデュースに長けている"J.Lo"自身のまばゆいばかりの存在感抜きには語れない。
「問題に集中すれば答えが見つかる」
誰も本当の私を知らない。一方で…いつだって推しの一人オーウェン・ウィルソンのザ・普通の数学教師役似合いすぎ。なんだろう『ワンダー』とかかな、ああいう服装よく似合うイメージ。あんなことになりゃ、そりゃ引け目も感じる一般人。女性から動くことに時代の流れを感じる。裏切られない気持ちいいラストがホリデーシーズンや、疲れ切った日常における一息つく休憩・小休止的にも風通し良くていい。予想できてなにが悪い、有無を言わせないハッピーエンドの力!だからボクは向こうのロマコメが好きなんだと思い出すような、改めて感じるような時間だった。
余談ですが、数学クラブのメンバーにドラマ『飛べないアヒル/ゲームチェンジャー』のメインの男の子だったか見た顔の少年いたけど、まさかの兄弟(双子?)ありとは。あと付け加えるなら…にしても、フルショットとかだろうか、広角レンズの端の歪みこんなに感じたのいつぶりだろうってくらい感じた撮影!
エボニーアンドアイボリーへと導く‼️❓これが、ザ、ロングアンドワインディングロードの始まり、なのだ‼️❓
何故か、ビートルズの歌詞が浮かんだので、春樹みたいに題名にしてみた。
でも、数学教師の娘を含めて、周りの配置から、あざとい、なんて思わずに、現代の御伽話だとして楽しんで欲しい。
数学教師の鼻が男のシンボルのように見えても、だ。
何よりヒロインが素晴らしい。
喩えて言えば、長澤まさみと吉岡里帆のいいところだけ足したような感じ。
歌上手い、美人、愛嬌がある、胸とお尻が大きい、笑いに才能がある、心が綺麗、ひたむき、一途、数えればキリがない。
そんな彼女にプロポーズされて、永遠の愛される、うーん🧐、これは夢のようだ、夢なら覚めないで、そんな映画です。
できれば、何も考えずに観て欲しい、此処はどこ、私は誰、みたいに、是非。
定期的に聴きたい曲
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