「鉄板のラブコメ」マリー・ミー みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
鉄板のラブコメ
最近、ハリウッドではラブコメ映画が減った旨の記事を読んだ。
ヒーローもののヒット、市場の多様化(多国籍化)が、原因とのこと。
言われればそんな気もする。
最近見てないな、と。
日本映画界とはえらい違いだ。
ティーンエイジャー向けの若い男女(俳優かどうかは?)を主演させた映画が掃いて捨てるほど作られている。
で本作。
ラブコメの王道、鉄板のド真ん中を行く作品。
「ワン・パターン」などという批判もあろうが、主演&製作のロペスは気にもしないだろう。
非白人として批判されながらも我が道を走り続けてきた彼女だから。
共演のオーウェン・ウィルソン。
相変わらずの「正直者のイイ奴」を演じる。
まぁイケメンなので、もっとダサい男(例:スティーブ・カレル)でも作品のテーマ的には良かったような。
ストーリーは単純明快。
過去のラブコメ(ノッティングヒルの恋人、ラブ・アクチュアリー、その他多数)から美味しいシーンを集めたよーな気もするが、そんな野暮なコトは言わない。
結婚直前、男の浮気が発覚し、結婚を取り止め。
勢いで初対面の男と結婚してしまう。
最近は世間のほとぼりが冷めるまでの数ヶ月のつもりだったがお互いに「本気」になる。
だが、すれ違いで別れ、
でもやっぱり愛し合っているのでヨリを戻す…
笑って泣けて、音楽もダンスもあって、「やっぱり映画はハッピーエンドが最高」
って改めて思える、ド真ん中のエンタメ。
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