「変わりたければ違うことをしないと」マリー・ミー とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
変わりたければ違うことをしないと
『ハスラーズ』で皮一枚剥けたように進化して脂乗りまくりカッコいいジェニファー・ロペス × 大好きオーウェン・ウィルソン = 最高にチャーミングな2人が自身のキャリアの原点に立ち返る、このジャンルの重鎮たちによる『ノッティングヒルの恋人』?だけど時代は進んで女性からプロポーズしてもいい!! とにかく主演スター2人の化学反応が最高で、内容自体は分かっていてもやっぱり抗えないやつなんだけど、本作に限っては作品を彩る楽曲たちやトレーニングシーンなどストイックすぎる過ごし方などセルフプロデュースに長けている"J.Lo"自身のまばゆいばかりの存在感抜きには語れない。
「問題に集中すれば答えが見つかる」
誰も本当の私を知らない。一方で…いつだって推しの一人オーウェン・ウィルソンのザ・普通の数学教師役似合いすぎ。なんだろう『ワンダー』とかかな、ああいう服装よく似合うイメージ。あんなことになりゃ、そりゃ引け目も感じる一般人。女性から動くことに時代の流れを感じる。裏切られない気持ちいいラストがホリデーシーズンや、疲れ切った日常における一息つく休憩・小休止的にも風通し良くていい。予想できてなにが悪い、有無を言わせないハッピーエンドの力!だからボクは向こうのロマコメが好きなんだと思い出すような、改めて感じるような時間だった。
余談ですが、数学クラブのメンバーにドラマ『飛べないアヒル/ゲームチェンジャー』のメインの男の子だったか見た顔の少年いたけど、まさかの兄弟(双子?)ありとは。あと付け加えるなら…にしても、フルショットとかだろうか、広角レンズの端の歪みこんなに感じたのいつぶりだろうってくらい感じた撮影!