コーダ あいのうたのレビュー・感想・評価
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チョッと期待値上げすぎたかな^^;
自宅レイトショーAmazonプライムビデオ『コーダ あいのうた』
話題作ながらコロナ期間でのタイミング悪く劇場鑑賞出来なかった作品
アカデミー賞で、作品・助演男優・脚色賞受賞
耳の聞こえない両親に育てられた娘の家族・仕事・スクールライフの日常を描いた作品
家族の中で、1人だけ健常者の娘の葛藤の描写は絶妙で・・・
ろう者俳優初のオスカー受賞のお父さん役の俳優さんの演技もリアルを超えたリアル
日常描写も生々しく、周囲との壁を感じながらも明るく生きれる理由は”家族愛”
主人公のルビーの歌の才能を見出す先生との関係は、セッションを彷彿とさせるも・・・・
音楽シーンも凄いんだと思ってたので、チョッと期待値下回った感じ^^;;;
ラストの合唱会場でのシーンも家族には娘の声は聞こえないだけに、そういう演出だったんでしょうね。
その部分含めて、配信でも十分伝わってくる良作でした。
正直、🎦エールの後に見るのはつらかった・・
リメイクと言う事を考えたら本当はもう少し星を減らした評価となるのが実感。本作品の方を評価する声が高い中、個人的にはかなり首をかしげながら見ていた。特に性文化の描き方がいくらアメリカの片田舎とは言え、あれはない。案の定早々に切り上げた感が強く、あれだったら描かない方がいい。他にもっとルビーの思春期を表現できる方法があったのではないかと思う。脚本でエリック・ラルディゴがそのまま入っているので避けようがなかったのであろう・・・。スランス文化とアメリカ文化が妙な混合を起こし何とも居心地わる感が漂った。選曲にもその辺のちぐはぐ感が付いて回る。本作品はその選曲がかなり偏っている。と言うより選曲センスが決定的に合わない。それが致命的でこの作品を正当に評価できなくなっている。特に最後のシーンはその選曲と言い、謳い上げの描写と言い、圧倒的に🎦エールの方がしっくりくる。まさに感動のエールに身を任せられるのである。本作品には残念ながら・・・共鳴は無かった。
いつかはやって来る日
不覚にもCODAのドキュメンタリー「私だけ聴こえる」を先に見てしまう 更にオリジナルの「エール」、サウンドオブメタルと続いたので、個人的にNHKのきょうの健○耳の日スペシャルみたいになってしまった いやハートネッ○の方か…
エールとほぼほぼ同じ筋書きなんだけど、家族のキャラ(兄)、選曲はこちらの方が好み(エールも悪くはないのですが)家庭ってなんだかんだ言っても、夫婦間が基本だと思うのですが、夫婦仲は良くて何ら問題は無さそうな家族なんだけど、障害があるとどうやらあたかも機能不全家族のようになるみたい
合唱部、ヒロインの歌声も素晴らしい
お互い不安を乗り越えて分かりあえて良かった
リメイクする必要あるかな?
ふたり一緒にバークレー行けたら良かったのにね
ダメなのはオイラ‥‥
いいひと たち
とても後味がよい
聾者の家族でただ一人の健常者の女子高生が自分の歌の才能を見出されて・・・という話。
だいたいこの手の天才現るみたいな話は天才っぷりを表現するのが難しいのだが、うまいことそこが気にならない構造をそれ以上に効果的にやっている。
ありがちな不幸な家族が社会の不理解や差別で苦労する話ではなく、逆に偽善的な説教臭い話でもない。
ただただ魅力的な家族の話。
苦労はたしかにあるのだが、とにかく明るくて前向き。
子供が2人しかいないのが不思議なくらいアレが好きな父親、若いころミスコンで優勝するぐらいの美貌の母親、兄貴らしいことしたいのだがどうしても妹に頼らざるをえないことを引け目に感じているイケメンの兄、3人とも聾者で一家は漁業で生計を立てている。
主人公である妹は朝3時に起きて父と兄を起こし(自分しか目覚まし時計で起きられないから)3人で漁にでてそのあと学校に行く。
漁に出た後、魚臭いまま学校にいっても軽く嫌味を言われるぐらいでいじめられてるわけでもない。
周りがいい人過ぎず悪い人過ぎないのがいい。
大団円というわけでもないのにとても後味がよい
楽しんでいきてこそです。
人物の心理描写がわかりやすく誰でも楽しめる作品ではないでしょうか。
兄貴がかっこいい
物語そのものは、オーソドックスなストーリーだ。才能ある主人公が、困難を乗り越えて次のステップへ向けて旅立つ話。
この作品の特異な点は、主人公の家族が(主人公以外)全員ろう者であることだ。主人公の困難は、主にそのことが原因で起こる。
わりと深刻な問題ばかりなのだが、なぜだかとてもユーモラスだ。両親がこんなにファンキーだと深刻になる暇などないのかもしれない。
母親が「自分の耳が聞こえないせいで、(健聴者である娘を)うまく育てられないかもしれないと不安だった」と打ち明けたとき、娘が「ママが子育てに失敗したのは耳が聞こえないせいじゃないわ」と切り返したのは、もう見事というほかない。
あと、音楽。
映画と音楽の親和性は言うまでもない。なんらかの形で歌や音楽がスクリーンに常に流れている作品は、やはりエンターテインメントとしての完成度が高くなるように思う(芸術面の評価はまた別だけど)。
矛盾するようだけど、高校の発表会のシーンの表現もすごく良かった。このシーンの素晴らしさは、ぜひ映画館で体験すべき。
観終わった後の満足度も二重丸。
マイノリティを描いた映画は、ともすればモヤモヤを残しがちなのだけど、この作品は爽快感しかない。
そうそう、最後の場面で、車の窓からルビーが「ぐわし」みたいな手のサインを出すのだけど、あれってどんな意味が…?
大学受かった?落ちた?お芝居がうますぎる。
ろうあ者の家庭に生まれ、、歌手になりたい夢を叶えるガッツのある少女の元気と親子愛の物語
思ってたより普通
音の無い世界に音楽が届く。音楽を感じるのは聴覚だけじゃ無い。
家族に振り回される彼女が手繰った夢1つ、普遍性が…
噂のアカデミー賞・作品賞。あまり前知識は入れず、その噂だけで来たからか、思ったより地味でハマらなかった。映画体験の余韻を食らった『ドライブ・マイ・カー』よりも観やすいが、特段凄みを感じられなかった。
実にハートウォーミングな作品だし、考えさせられる内容を広く透過している点は確かに見事。バックボーンを考えても、もっと大変なことがあることくらい容易に想像がつく。ただ、その家族愛が魅力的に映らなかった所が個人的には大きかった。ルビーに頼らざるを得ない環境も分かるし、生活するのも苦しいのだって仕方ない。ただ、すがり続けた彼女の開放に見えてしまって、肝心な部分が刺さってこなかった。逃げのない現実的な描写も続くので、実にシンプルな世界観も愛だけでは越えられなかった。
手話にも感情が宿る…それを知ったのは『ドライブ・マイ・カー』がきっかけだった。耳が聞こえなくともコミュニケーションに喜怒哀楽は当然宿る。下ネタも少しリアルだ。その両親の能天気さに呆れつつ、楽しく観ていた。それに対し、割とトントンことが上手く運ばれていったこともあって、普遍性が際立っていたように感じる。私からすると、ある家族の変化ってだけで、特段光るモノは見つけられなかった。
歌声は本当に見事。対局にいるようで実は超えられるモノでもある。それを手繰り寄せるルビーに感嘆するし、家族に振り回されながらも懸命に未来を手繰り寄せる彼女の大人っぽさに凄みを覚える。感情を乗せてからの歌声は震えるほどに上手い。
ここまで大きくなれば、当然合わない人も出てくる。ただ、自分も合わないと思ってなくて少し意外だった。これがあるから映画は面白いなーと思う。
物音に対する無頓着さ
幾重にも仕掛けが…そして涙腺壊れる
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