コーダ あいのうたのレビュー・感想・評価
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青春時代を思い出すシーン沢山。
久しぶりに良い映画を見ました
ジョニミッチェルを聴きながら帰ろう。
やわらかな風が吹くこの場所で~
飛びっきりの至福のひとときの作品!
聾唖の家族で1人だけ健常者の娘が家族や夢と青春に悩み苦しみ乍も奮闘する姿やハンディがありながらにも、それを暗くみせずにさ明るい家族をユーモラスに描き
特に父親と母親の濃いキャラクターのこと!主人公が歌の練習でデュエットしようと片思いのクラスメイトを家に呼んで練習してた矢先、隣の部屋でエッチをし始める両親からの下りは爆笑してしまった笑🤣
主人公だけではなく家族1人1人にスポットライトを当て、母や兄などの心情も丁寧に描き、それに振り回される主人公の葛藤や夢、青春。それを取り巻く周りのキャラクターなど全てが愛らしく愛おしく思えてしまう魅力的なキャストとキャラクター達!
非健常者と健常者という難しいテーマを家族という部分でどう向き合って、お互いを理解し合っていくのかという設定も上手く、重く説教臭くなかった部分も見事だった。
物語上の点と点が繋がって線になった瞬間と歌に手話と歌を織り成す家族のシーンは涙。
物語中で特にお気に入りは兄ちゃんとV先生が特に可愛らしく好きだったな!兄との手話での喧嘩や、V先生の風変わりだけど主人公の才能を見据え手助けする部分など!
見終わったあとに爽やかな風が吹くような気持ちにさせてくれた作品であった。
『家族なのに分かり合えない』と思ってしまうのはお互い様
名作です
気付かされる
フランス映画『エール』のリメイク作品
聴くことはできないが感じることはできるから伝わる。
「愛と歌声の旅立ち」ですね。ジョニ・ミッチェルの『Both Side Now』はやはり名曲であります。
①演出がやや平板で且つリズムが停滞するところがあるのが残念ながら、以下の2シーンは名シーンと言って良いと思う。②合唱部のリサイタルでルビーが歌っている最中に無音になり音が聴こえない世界というのがどういうものか疑似体験することになるシーンは上手いと思ったが、同時にこのシーンは娘の歌を聴くことが出来ない両親が娘の歌に人が涙するところを目撃することで娘の歌声がそれほど素晴らしいものであることを理解する特別なシーンでもある。③ややベタではあるが、バークリー校のオーディションで『Both Side Now』を歌い始めたルビーが両親と兄が二階の客席に座ったことに気付いて手話を交えて歌い上げるシーン。④あと、ルビー役の女の子が私の大好きなリンダ・ロンシュッタットに何処と無く似ているのが一番気に入った。⑤あと、マイルズ君、一人に喋るということは皆に喋るのと同じことなんですよ。分かったかな。まあ、ルビーと仲直りできて良かったね。⑥マーリー・マトリン、『Children of a Lesser God』以来のお目見えですが、さすがに年取ったねえ。
美しい歌声と愛に泣かされる
田舎の地味な女の子が音楽の夢を追いかける、わりとよくあるお話ですが、本作はそこに聾唖者の家族が絡むことで単純に夢を追いかけられない事情が加わり、もどかしくもあり、それ以上に愛に溢れた物語になっていました。
個人的な感想は、正直なところ全体的にはイマイチ。家族への愛と家庭の事情、自身の夢の間で揺れる主人公の葛藤が描かれていますが、肝心の家族との絆が薄く感じてしまい、物足りない印象。
ただ、ラストの歌はどうしたって感動するし胸に響き、多幸感に満ちた素晴らしいものでした。そこに至るまでの物足りなさを帳消しにしてくれるくらいに。笑
色々都合が良過ぎたり粗も感じますが、温かい気持ちになれる優しく後味の良い作品でした。
間違いなく「善い映画」です。心の清らかな人に最適。ただ私の心の中には「邪悪な神」が急降臨。
今週の封切り作は、明らかに不作。
「真夜中乙女戦争」と観るの迷ったが、「真夜中・・」から、強烈な若さ故のションベン臭さ
「ビリギャル」同様の胡散臭さ、腐敗臭が漂ってきたので
本作を鑑賞。
とにかく「善い映画」は相違ない。
「ビリギャル」を偏差値25とすると本作は間違いなく偏差値65以上。
昔で言うところの「ノーマライゼーション」
今の言葉で「ダイバーシティ」
そう、ハンディキャップある人も、健常者と全く同じ人間。
優劣があるはずがない。
無料リーフレット段階で、素晴らしい映画だと思えたし、それを裏切らない。
人間くささは同じはず・・セッ・クスもすれば、悪タレもつくのが当然。
客が3割ぐらいなのだけども、このコロナ禍で隣に座ってきた男性
最初は「ホモか・・」と警戒したが(すいませんLGBTの方への配慮に欠けますね・・)
大いに笑い、泣いている。
一方人格がイマイチダメなダメ人間の私の頭の中には暗雲がたれこめ
「邪悪な神」が急降臨。「そうじゃないだろ・」とささやく声に屈服した。
・お兄さん明らかに「筋肉質=上腕二頭筋のハリ」でないし・・
・そもそもビートルズが史上最強のポップスターであるのは相違ないし、そもそもポップスに名門音楽大学卒の経歴必要ないってば。ストリートで鍛えて、インディーズかメジャーでデビューすればいいじゃん。テノールだかオペラだかの声楽関係には学歴必要だけども。
・アメリカの高校生、教育、だらしなさすぎ、T シャツ着て学校くるなよ!それから学校のロッカーにシール貼って私物化するなよ。
わかりやすく言い換えると、欽ちゃんの笑い(コント55号時代時代を除く、二郎さんから独立したアットホーム路線の欽ちゃん)大御所「やすきよ」の漫才で笑えた人にはこの映画は向いている、笑いもツボにハマる。
ただ「とんねるず=くだらない楽屋ネタ」は大嫌いなんだけれども、基本欽ちゃんの甘ったるいぬるい笑い、やすきよ
の何の工夫もない、くだらなさ脱力感に欠ける笑いは体質的に受け付けない
ひねくれたオッサンジジイの私のツボにハマることなかった。ただ漫然とスクリーンが通り過ぎていった。
まあ「誰でも共感できる。」けれども「観る人を選ぶ」映画です。笑って、泣けた人は大善人間違いなし。
ただ、変な人に勧誘されて騙されないか心配。
心がドス黒く腐っている私には響きませんでした。
【実は星⭐️🌟2・5なんですけど、好感度UP!を狙って、星一つ盛りました。イヤ2つもって4.5
にしようかな?と企んだ私でした。】
お子ちゃまには是非見せたい映画なんだけれども、チコっとセッ・クスシーンが挿入されていて両刃の剣となってしまっている。
まあ「格調高い」アカデミー賞には最適かもしれない。
「ノマドランド」と若干似た「芸術性」はあるかもしれないです。
ちなみに有料パンフのデザインは秀逸です。
でも私には「アメリカ人は魚の調理、超低レベルだから漁師はやめとけば!」とか悪魔のささやきが聞こえて
常にうなずいていました。
いい映画ですよ。それは間違い無いです。
みんなに観てほしい
よかった〜。明日からもちょっと頑張ってみよ
家族4人と音楽の先生
新宿TOHO 朝一で、席が結構、うまってました!
言葉での会話ができない家族が、
一番、生々しくコミュニケーションできてる!
が、この映画のキモだと思います!
素敵で、力強い家族だ!(憧れます)
家族は、最初、さまざまなハンデに、
諦め、受け入れるばかりです。
でも、主人公の彼女が、歌の大学へ進みたいと、打ち明けたことから
微妙だけど、確実に家族の行動が変わっていきます。
歌、を知らない家族が!
ジョニー・ミッチェルの曲が、いい!
ここで!(感激ものです!)
(ウッドストック・60年代の曲です)
好きな場面は
オープニングの漁船、船上
合唱部のデュエットパートナーを自宅に招き
背中合わせで、発表曲の練習するとこ
兄貴が大好きな妹(主人公)に「出てけ!」と
言い放すシーン
バークリーの受験場面
トラックの荷台で、パパに、歌を聞かせてあげるシーン
あと、発表会のシーンで、突然
無音になる。 健常者に、アッ!と
感づかせてくれる・・音の無い世界のことを!
どこにも、暗さやマイノリティの引け目を
出さない
作り手の心意気が満ちている、作品です。
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