劇場公開日 2022年1月21日

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コーダ あいのうたのレビュー・感想・評価

全719件中、481~500件目を表示

5.0「手話」の捉え方が変わる映画

2022年2月8日
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泣ける

笑える

幸せ

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もりもりもり

5.0こんな素晴らしい映画に巡りあえてよかった

2022年2月7日
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鑑賞方法:映画館

パンフレットは売り切れだった。

仕事やプライベートで動画編集をするけど、つくづく思うのはBGMの大切さ。動画を『観せる』のに、音楽つけるのと、つけないのとでは、全然違う。映画やドラマ(フィギュアスケートでも!)、素晴らしい映像(や演技)が、音楽がバックに流れることで効果的になって、さらに感情を盛り上げる。そんなことは、誰でも知っている。だって、ボリュームを絞って、音を消して画面を観てみればいいことだから……

そんなことはつくづくわかっていたけれど、この映画を観て、音のない世界で生きている耳の聞こえない人達の現実に圧倒された(なんも分かってなかった、分かってたつもりだった)のがひとつ。

そして、こんな、『歌のシーンの見せ方』は初めてなんじゃないかと思った。
①秋の合唱発表会、デュエットのシーン。あんな見せ方する!
息をのんでスクリーンから目が離せなかった…………と思ったら②帰宅後にお父さんに歌を聴かせるシーン。喉を触ってた。そして、この2パタンだけでなく③試験のシーン。歌声と……そして、家族に届くように歌ったシーン……

こんな表現のしかたって……。

聞(聴)こえなくても『分かり合う』。

『ハッピバースデイ トゥ ユー』だけで、結構、カンドーしたし、犬の鳴き声の場面は、『歌姫』が目覚めたのを目撃したと感じた。

スマホの操作音やお皿を置く音やおならの音等々……、そうか、聾唖の人達の生活は音で溢れてるんだなー。逆に新鮮というか……今まで、思いもしなかった事実や……(食事中、音楽を聴くのはだめで、お兄ちゃんが出会い系サイトを見るのは、『家族全員で楽しめるからOK』で)。

『せいぜい、まぶたが裏返って、下着がくい込むくらいよ』。
(西洋の人達にとって、水に入る場面は(我々が想像できないくらい)、重要なんだとなにかで読んだ。宗教的な意味が潜在していて、【再生】なんかの暗示なんだそうですが……)。
あのシーンも、美しいランドスケープと相乗効果で秀逸。大好きな場面。

お母さんとのシーン、ラストの父さんの……、そして、兄ちゃんの妹を思いやる責任感。

私にとって、完璧な映画だった。
(あー、明日も観に行きたい!行きたいけど仕事で行けない。でも、ファーストインプレッションの今日ほどの体感はもうできないから、今日は貴重だった と今、思う)

そして、現実は……
一生、娘の美しい歌声を聴くことはできないんだよね。父も母も兄も……現実は酷でしょ。ふと、思うけど。

でもね、もともと、みんな聞こえる世界にはいないから、聴こえてる我々の感覚とは違うんだもんねー。そして、それでも充分『分かりあえてる』んだもんなー
だから、全然不幸ではないんでしょ
と思った。

兄の彼女もよかった。

□ 2月24日 『CODA』ユナイテッド・シネマ金沢で2回目。
観たくて観たくて、仕事の合間に観に行った。

改めて観てみて、無駄のないstoryだと実感・認識した。
そして、この物語、
世界の始まりや沐浴のシーンや主人公と家族の受難、そして流れる美しい歌声……等々。これは聖書の一節のお話だ。と思った。

精神世界という観点からも、西欧の人達はより好きになる映画だと思った。

アカデミー賞(とる、とらないはどっちでもいいけど、)、もしとったら、この素敵な映画をもっともっとたくさんの人が観るのになー。と思う。

パンフレット、買えました。

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night runner

4.0いい映画だったなぁ…

2022年2月7日
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と観終わったあとにしみじみ思える映画。
エール!は未見です(観なきゃ)。

主人公のルビーがいわゆるヤングケアラーに見え、どうなってしまうんだろう、と感情移入しながら見た。
一方で家族たちにもそれぞれ共感できるポイントがあり、この家族がどんな結末に辿り着くのか最後まで見届けたくなった。

途中から涙が出てきて、最後までポロポロと泣いてしまった。

障がい云々じゃなくてあなたの性格だから、的なセリフがあったけども、心の壁を越えた時、世界が変わっていくのだなと感じた。

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彬

5.0リメーク版ですが また 泣かされました。(T_T)

2022年2月7日
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鑑賞方法:映画館

フランス映画の アメリカ版 エロが素敵です。
ただ 下ネタでも ヤッテる場面がなければ
文部省推薦も イケたかもです。(⌒▽⌒)アハハ!
でも 夫婦は ヤルのが普通 イケないことでは
あーりーまーせーん。
自己犠牲が好きですが あまり犠牲にすると
それもストレスになりますね。
何事も 程々がよろしいかと。

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Hammer69

4.5そりゃ泣くだろ

2022年2月7日
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鑑賞方法:映画館

ヤングケアラーの問題とかそんな重めの感じかと思ったら全然違う

もうなんか下ネタに溢れてるというかそれだけで会話が進んで行くくらい

主人公の置かれた立場とか
家族の主人公に対する想いとか
周りの人のスタンスとか

なんかもうすっごくちゃんとしたドラマ観れたって感じ

見る前は見ようか少し迷ったけどもう見て正解

良い映画に出会えて幸せ

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わぅ坊

4.0少女の成長

2022年2月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

聾者の家族を持つ少女をコミカルかつドラマチックに描いた本作。
周囲とは異なる環境で育ち、自分を信じることできないルビー、歌を歌うことが生き甲斐だが、周囲の前では上手く表現することが出来ない。少女を愛し、育てた家族も経験したことのない音楽に才能を表す娘を信じることが出来ない。才能を認めたものの少女の心の内を信じられず戸惑う教授、そんな登場人物全員がお互いを信じ、少女を温かく見守り、大きな成長を遂げていく本作のストーリーには心を大きく動かされた。
中でも本作のハイライトとも言える秋のコンサートでのデュオシーン。ルビーが歌い出すと同時に静寂に包まれる。見つめる観客の表情、観客が作り出す会場の雰囲気をルビーの父の目を通して強烈に表現していた。このシーンで映画における音楽の表現に新たな風が吹いたと感じた。
また、このコンサートによって心を動かされた父親がとった娘への行動は覚悟、寂しさ、愛情と言った様々な感情が複雑に絡み合っていて何度も観たいと感じるシーンとなっていた。
本作は家族、少女自身がお互いを信じるまでの過程を美しく描き、家族愛は勿論、健聴者である人々にも聾者から見た世界を知るきっかけとなる作品であり、より多くの人々の理解を生むきっかけとなる壮大な愛によって作られた映画だと感じた。

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カイト

4.5劇場で観れて本当に良かった

2022年2月6日
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鑑賞方法:映画館

ずっと気になっていた作品、やっと劇場に向かうことができました。
素晴らしかった。
「エール!」のリメイク作品。オリジナルはコメディ色が強かったが、こちらはもう少しだけ重く描いています。
テーマとしては「家族の絆」だと思いますが、もう一つの「音」もかなり拘っているように感じました。
まず難聴者役者の起用。これが通らねば監督降板も辞さない構えだったと聞きました。公開前にこれを知り、ぜひとも観たいと思ったのを覚えています。
それと楽曲の選曲が素晴らしい。それはBGMだけでなく劇中で歌われるものにも及んでいるんですね。
それだけでなく、会話のワードにTシャツやポスターの小物に至るまで音楽好きを刺激してきます。
そしてなんと言ってもコンサートの場面でしょう。
突然カットインのように入る、お父さんの視点の演出。あそこは身体中に鳥肌が立ちました。
劇場内も、皆呼吸が止まっているかのような曇りのない静寂。
突然放り込まれたその空間は、本作においてとても効果的であったと思います。
何よりこれは劇場ならではでしょう。
その後に訪れる二人だけのコンサート。そこで彼女の歌を聞きたいと、お父さんがその歌声に「触れる」シーン。
ひたすらに美しく、観ていてずっと涙が出ていました。

キャストも見事。マーリー・マトリン、マーリーと共演した事もあるダニエル・デュラント。それとマーリーを観て役者を志たトロイ・コッツァー。
成る可くして成った三人だと思いました。親子役にこれ以上は考えられないキャスティングでしょう。
そして主人公ポーラを演じたエミリア・ジョーンズ。
とてもキュートで素晴らしい歌声。ジョニの楽曲でここまで魅了された歌声はなかなか思いつきません。
あとV先生、彼はかなり良いアクセントでしたね。

家族の在り方、聾唖の抱える困難と寄り添い方、自分自身の場所、そして歌うこと。
劇場で観れて本当に良かった、素晴らしかったです。

I really love you

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白波

4.5お涙頂戴モノかと敬遠しないで!!

2022年2月6日
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感動作とは思っていたけどここまでとは!
ストーリーも役者さんたちの演技もキャラクターも“歌”も、全てが予想を遥かに凌ぐものでした。
後半30分位はずっーと涙が溢れていました。そして観終わった後の心の温もり。こんなにたくさん泣いて、こんなに幸せな気持ちにしてくれた映画っていつぶりでしょうか?

お父さんもお母さんもお兄さんも耳が聴こえなくて一人だけ健聴者の主人公。家族と自分の夢との板挟みになって…って言うとありがちなストーリーに聞こえてしまうけどそんなもんじゃあないのよ!

主人公の女子高生を演じたエミリア・ジョーンズがとにかくイイ!撮影当時は17歳だったらしいけど歌も演技も崖からのジャンプも(笑)素晴らしいし、手話なんてとっても感情がこもっていて昨日今日覚えたモノではなく本当に聾者家族の中で育った人の手話みたいでした。
家族は実際に障がいのある俳優さんたちが演じていて皆さんキャラが強い強い。
お母さん役のマーリー・マトリンは「愛は静けさの中に」でオスカー受賞?えっ、あの女優さんだったの??
80年代にツ◯ヤでVHS借りて観て深ーく感動したのをはっきり覚えていますとも。イメージは変わってますけどずっと女優さんをされていたなんて本当に素敵。
お父さんもお兄さんも彼氏も…そしてあの顧問の先生も、全員が魅力的で大好きになりました。

自分の出している音の大きさに気づかないことなど、聴覚障がいのある人の生活にハッとしましたし特にクライマックスのあの演出!
頭ではわかっているつもりでも何もわかっていなかったんだなぁ、ってガツンとやられました。嗚咽。

労働者問題なども含んでいますが下ネタも多々あるし楽しいシーンも多く全然ジメジメしていません。
日常の描写がとにかくリアルでナチュラル。

主演女優さんもまだお若い女性監督さんもこれからがすごく楽しみですね。

障がいのある無しに関わらず家族っていろんな形があるんだよなぁ、外(他人)からはたとえ理解されなくてもそこにはそれぞれの形の絆や愛が存在してるんだなぁ、って当たり前のことをあらためて感じました。

今お友達に映画について尋ねられたら迷わずこの作品をお薦めします!全員観て!!

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ごーるどとまと

5.0久しぶりに1週間浸れたました

2022年2月6日
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泣ける

笑える

幸せ

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タカ旦那

3.5この邦題狙いすぎ

2022年2月6日
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洋画の邦題が時に鼻に突くことがあるが、これはその典型。予備知識ゼロで観たのでよい意味で意外な設定。題名から匂わされるように、「うた」がヒロインの未来を拓く。同じ内容を邦画でやると湿っぽくなりそうなのをカラッと描いているのはお国柄か。良い映画でした。

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サンカンテアン

1.5演技や歌声は良かったけど

2022年2月6日
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正直あんまり好みのストーリーでなかったので
そうですかという感じでした。
エミリア・ジョーンズ演じる主人公ルビーにとって家族は必要であり、とても愛が溢れている。
素晴らしい人格者だと思うのだけど
果たして家族にとってルビーが必要であるということが結局変わっていないのではないかと
たまたま変わりが見つかってうまくいったようにしか見えなくて
とくに母親はルビーも言っておりましたが自分を中心に考えすぎに思えて
最後まで全く好感が持つことができなかった。

いい先生に出会えてよかったねという印象で
最後は、まあそうくるよなってカタチで終わってしまって
手話や感情を伝える役者の表現力はとても素晴らしかったけど
あんまりこの家族が好きになれずに終わってしまったので
残念でならない

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sasaki

4.0青春の光と影

2022年2月6日
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山の手ロック

3.0笑いあり、涙あり、感動のTHE・ハートウォーミング・ストーリー。 ...

2022年2月6日
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笑いあり、涙あり、感動のTHE・ハートウォーミング・ストーリー。

とにかく既視感がものすごいです。
こういう映画がここまで評価されているとなると、いよいよ自分の感性に自信をなくしてしまいそうです。

1990年代ころからでしょうか、一筋縄では終わらせないような、捻った脚本の映画が多くなったような気がします。一周回って、アタマのなかお花畑でも理解できるような作品がウケるようになったのかな…。

これで感動できるなら人生感動だらけでうらやましいです、マジで。

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柿の種

5.0あるシーンで感じた映画体験感

2022年2月6日
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たくろ~。

4.0こんな素敵な映画とFxxxできて光栄だ😃

2022年2月6日
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聾唖の家族の中で唯一の健聴者である主人公が歌に目覚める中で家族から自立し、家族も自立していくお話

偏屈者だから『いいですよ〜!感動ですよ〜』って言われると斜に構えちゃうんですよね

でもすっごく良かった😃

最初はやりたい放題の家族の後始末をする主人公って感じだったのにだんだんと変わっていく主人公も家族もかわっていく様にグッときましたわ。
母と娘の話しは特にね

非常にデリケートな部分も描かれていた
周囲の侮辱とハンディを抱える側の卑屈さもキチンと描かれていた。あまりドギツイ描写じゃなかったけどやっぱりあるよね
欲を言えば一家と町の住人の関係の移り変わりももっと描いて欲しかった

1番のお気に入りは当然V先生!!
最初は『おっ!ワイと同じ偏屈者かい?😃』と思ったけど愛に溢れたナイスガイでほんと大好き
ちょっとヘタレ臭の漂うマイルズも嫌いじゃないよ

あぁ良い映画観たなって感じました

余計な一言
小学生の頃手話サークルだったけど全くわからなかった
もっとちゃんと学んどきゃよかったなぁ

関係ない二言目
そういえばマンデラ氏の追悼式ででたらめな手話垂れ流したお兄ちゃんどうなったんだろう…

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きのこ

5.0人を描く事は家族を描く事、家族を描く事は人生を描くという事

2022年2月6日
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映画のトーンが絶妙で、シリアス過ぎず楽観的でもない。本当にちょうどいいバランス。
主人公以外の登場人物それぞれにもバックグラウンドがあるはずだが、それらはほぼ語られず。
しかし、言葉の端々や主人公への接し方でキャラクターの奥深さ、それぞれ人生を生きてきて確かに今ここにいるという実在感がちゃんとある。
特に兄貴は、自分自身も色々諦めたり我慢してきてるのだろうと思うと感慨深い。

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サラダチキン

4.0クソ親父

2022年2月6日
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kenjii0809

5.0あいのうた

2022年2月6日
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遅くなりましたが、観てきました。
家族や家業を大切に思う父母、もっと頼りにして欲しいと思う兄、V先生との出会いで、今まで抑えてきた自分を出したいと思う主人公。
それぞれの気持ちが交錯する中、音楽が家族を一つにしました。
どんな歌か分からず、歌が上手なのかも分からないという中で理解するのは難しいと思います。
しかし、分からない中でも伝わることがありました。音楽はやはり素晴らしい。
夢を追いかけるには、ハンディキャップと感じていた家族の存在が実は最大の強みと分かった時にはすごく感動しました。

とにかく脚本が良く出来ています。また、表情で気持ちを伝える演技が素晴らしかったです。
登場人物それぞれの「あい」が「うた」を通して伝わる
タイトルにある「あいのうた」がぴったりな作品だと思います。
みんなにオススメしたくなる映画です。

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りょりょりょ

4.5サンダンス映画祭史上最多の4冠!(観客賞・最高賞・監督賞・アンサン...

2022年2月5日
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楽しい

幸せ

サンダンス映画祭史上最多の4冠!(観客賞・最高賞・監督賞・アンサンブルキャスト賞)という華々しいふれこみを知り、鑑賞。

家族の支えって、当たり前にあるような気もするのだけれど、本当にあるんだろうか?
現実の暮らしの中ではなかなか見えないものかもしれない。
困難や障害に立ち向かう時、否が応でも確認せざる負えないものかもしれない。
波風の少ない、平和で平凡な毎日では気づけないものかもしれないな。

途中、映画「リトルダンサー」(2000年)や
ミュージカル「ビリーエリオット」も同時に思い出しました。
フランス映画「エール!」という原作があることを鑑賞後に知りました。

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なる
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