コーダ あいのうたのレビュー・感想・評価
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作品賞と助演男優賞の受賞を心から願う
これこそが映画だ。
普段映画を観ない人に是非観て欲しい作品。
一部の訳知りが絶賛するドライブ・マイ・カーとは真逆の作品だ。
誰もが共感でき誰もが涙する普遍のテーマを描いている。
夢がありながらも家族のために自分の人生を犠牲にしなければならない辛さ。
そんな人は世の中に大勢いるだろう。
一度しかない人生を投げうたなければならない苦しみ。
そしてそんな娘に父が出した結論は。
劇場で泣いてください。
鼻水も出ますのでティッシュをお忘れなく。
素晴らしい作品の一言に尽きる
素晴らしい作品。何もかもが上手い。シナリオ、演出、キャスティング、カメラワーク全て。シナリオはただのお涙頂戴的な嫌な感じが全くしない。本音を言い合っていて素晴らしい、それでいてラストは心に染みる話になっている。演出がクドくなく、そしてちゃんと伏線張っていて良い。後半の母と娘の会話で生まれた時の事を話すが、これはやられたと、号泣。キャスティングの家族も彼氏も浮いていなくて良い。
この映画の一番の見所は、ろうあ者でも普通の人間であり、モンスターでも聖人でもなく我々と同じ人間だと描いているところ。セックスだって、嫌味だって言う。伝わらなければコンサート中に夕飯の会話もする。そこを嫌味なくえがく演出は素晴らしい。この映画はもっともっと観てもらいたいと思う素晴らしい作品。余命がどうとか、惚れた晴れたのチープな作品を観ている場合ではない。
ひねらないから真っ直ぐ届く
予告から期待した通りの内容でとても良かった
手話ってカッコいいよな…
見終わると話す時のボディランゲージが激しくなってた笑
家族から求められる役割と自分の夢で揺れ動く主人公
誰かが意地悪で夢の邪魔をしてるんじゃないのが難しいところ
家族も抱いた夢も大切で、最後に背中を押してくれたのは家族
ハッキリ出てけって言ってくれた兄貴カッコいいよ
少年が言う「羨ましい」という言葉はきっと本心で、彼は円満な家庭を知らず、彼女は健聴者ばかりの家庭を知らない。みんな外からは分からない苦労や苦悩を持ってるんだな
母親が出産時の不安を吐露するシーン
一番泣ける
マイノリティがマジョリティの家庭、でも共感ばかりが理解じゃない
最後の手話しながら歌うところ。
いつも猫背で俯きがちな彼女が、先生のピアノを背中に受けて家族に届けるために上を向いて歌い上げたのとても良かった
歌は割と高い確率で愛に関する
漁業組合
バークリーよりAGTの方が良くねーか?
などと。リアルな事は言いっこなしでw
アカデミー賞マイノリティ枠のノミネート作品です。フランス映画「エール!」のリメイクです。見始めて直ぐに「ピーナツバターファルコン」なんかを思い浮かべたりして。有り体に言えば、特別な感じもしない普通の映画。なんですが、クライマックスの演出が飛びっきりで特別だったw
秋の定例コンサートのサイレントな演出の素晴らしさと来たら、あーた。コレは生涯忘れないんだろうなぁ、ってくらいに良かったです!
通りで。脚色賞にもノミネートされてる訳だw
アカデミー賞の事は忘れて、期待値を上げ過ぎず、リメイクである事を承知の上で見ましょう。個人的にはフランス版の方が好きかも。
巣立ち
幼年期の終わり、巣立ちの物語
ろう者をテーマにしているが、中身は普遍的な家族の関係性、巣立ちの物語。
派手なシーンは少ないが、とにかく心を揺さぶられる、よい映画。
フランス版「エール」をうまくリメイクし、改変した部分が物語により意味を持たせている。
誤解されそうな表現もあったが、様々な配慮をしつつ果敢に挑んでいるなと。
日本語字幕の「聾唖者」の表記が、残念との声があるのをみたので、
日本の配給会社はちょっと気配りしてくれるといいなぁ。
(最近は「聾唖者」とではなく「ろう者」と呼ぶようです。)
ジョニー・ミッチェルのカバー「Both Sides Now」も素晴らしかった。
デビッド・ボウイのカバー「スターマン」のサビも
「スターマンが空で待っているんだ、チャンスを棒に振るなよ」と歌っている。
シーンごとにいろいろな意味を込めているのに気づくと、より楽しめる。
Codaというタイトルが秀逸です!
久しぶりに深く感動した。
誠実で、嘘臭くなく、コミカルで、美しい。
ルビーが歌うときの気持ちを表した手話が、ほんとに心からの、自然に生まれた表現という感じ。手話を知らなくても,伝わる想い。
お父さんがルビーの歌を、"触れて"聴くシーン。余計なセリフが一切なく、表情だけで心が通じたことがわかる、みごとな演技。
そしてクライマックス、聾者と聴者、両方の間を生きてきたルビーだからこそできる表現。“Both Sides Now“の歌詞と相まって、最高にたかぶる。
聾者の子ども、Codaとして生きてきたことがハンディキャップではなく、確かな強みであることが、言葉でなく心で理解できる。
I love youの手話を先に覚えておけば良かった。もう一度見たい。
うん、やっぱり家族あるあるだった
今作の基となった「エール」を以前観ています。
同じように感動したと同時に、子供の頃の自分を思い出し、色んな意味の涙が出ました。
今作は、聾唖が無関係とは言わないものの、ご両親のキャラが、より思春期の娘にはキツいよねー、という状況に拍車をかけていて、そこで起きる下ネタ的な笑いは、作品が重くならず良いスパイスになっていました。
家族が仲良くみんなで働いてることを羨む、金銭的社会的には恵まれた愛のない家庭で育つボーイフレンドなども、素敵なエピソードでした。
そのボーイフレンドとのロッカー前のシーンで家族を笑われる気持ちが分かるかといった言葉をぶつけますが、あそこは沁みたなぁ。
家族をジロジロ物珍しく見られること、不必要なまでに大袈裟に同情を表してくる人に悪目立ちさせられること、そういうのが気にならなくなったのは、私も結構大人になってからでした。
主人公の歌声や、ピュアさを感じる目、素朴なファッション。心温まる良作でした。
お父さん役の方が、ぜひともアカデミー賞獲られますように。いつかテレビでやってください。
素晴らしかった
鼻水がすすれなかった。
あらすじだけで「これは観たら泣く」と思っていたのですが、自分の想像以上に後半はボロボロ泣いてしまった。
あのコンサートの無音シーンは秀逸。
家族達がどんな環境にあるのか、体験させてもらえたのは有り難かったし、めちゃくちゃ泣けました。
タイトルにも書きましたが、あの無音体験を邪魔してはいけないと思って、鼻水がすすれなかったです(笑)
お父さんの為に歌うシーンも、その後の試験も、後半はもうずっと感動。
素直に、とても素敵な作品でした!
心が温まる素敵なストーリー
才能と良き先生との出会いの奇跡のマッチ!
歌がメチャクチャうまいというgiftedな才能。
素晴らしい歌声。
そして、これを見出してくれるメチャクチャ情熱的で面白い先生との出会い。こんないい先生はなかなかいない!才能があって、こんな先生に出会ったら、その先生を好きにならずにいられない。それほど魅力ある先生。ジム・キャリー並のパワフルボディランゲージが見ものです。
才能を見出し伸ばしてくれる、それがいい先生だけど、そんな先生現実にはこれっぽっちもいません。少なくとも私自身はいなかったから悲しい。。。いたんだろうけど、そもそも何か突出した才能がなければ出会えません。残念。
この2つが奇跡的にマッチしたら人生がぐーんとうまくいっちゃった少女の話。
聾唖の家族だから大変で…不良になっちゃってみたいな一歩間違えたらそうなってたかもしれないけど、才能といい先生との出会いが全てを明るい方向へ導きました。
家族が自分以外全員聾唖であることは、そりゃ大変だろうけど、それを理由に人生がダメになったってことにならない空気が映画の最初から伝わってきて、それは何故かというと聾唖の家族がみんな非常に愉快で性格がよい人たちだから。
すごく明るくてメチャクチャいい青春を送っている少女の話だから、嫉妬心が湧く。そんな羨ましい話でした。
泣かない理由がない。
最高に感動する映画。これはオスカー作品賞とれる!
ジャンルは全然違うけど、「グリーンブック」見た後の感情に似ていた。でも、「グリーンブック」よりも良かった!「グリーンブック」は映画館で観ることが出来なかったので後悔していたが、「CODA」を映画館で観れたことで後悔を払拭でき、とても嬉しかった。
主人公の女優さん(=エミリア・ジョーンズ)がとても表現力豊かで可愛くて、歌もめっちゃ上手かったので最高やった^_^
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