「私の感性が錆びついているのかも。」コーダ あいのうた いなかひとさんの映画レビュー(感想・評価)
私の感性が錆びついているのかも。
5つ星、4つ星の評価が多く、また泣ける作品とあったので、ものすごく期待して鑑賞した。結果はまぁ合格点は与えて当てもいいかなと思える作品だ。合格点とは、映画代金を払う価値があるかだ。
サンデンス映画祭で4部門の賞を獲得しているので、私の感性が錆びついているのかもしれない。聾唖者の家庭に生まれた健常者の苦労が描かれ、障害のない者にとっては知らない世界を垣間見ることができる。だが、私が好ましいと思ったのは、家族の犠牲になっている妹を思う兄の姿だ。結末はご都合主義だ。免許を取り上げられ、通訳もいないのに漁業の操業ができるのだろうか。
戦後ドイツを代表するバリトン歌手、フイシャーデスカウが音楽学校を受験した際、審査員がそのあまりの美声に驚愕したエピソードがある。それを知っているだけに、バークリー音大にあの声、歌唱力で合格するのも、ご都合主義だ。
嬉しかったのは、「青春の光と影」を聴けれたこと。50年以上も前に、深夜ラジオでよく流れていた。久しぶりに耳にして、懐かしかった。
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満塁本塁打さんのコメント
2022年5月23日
「流浪の月」へのコメントありがとうございました😊😭。この作品、高評価ばかりなのですが、性根の腐った私には「説教くさい、道徳の教科書、NHK教育臭がたまりませんでした」勿論「善良な映画」なのはわかるのですが・・・ご都合主義でつまらないこと極まりない。皆んな本当に良いと思ってるの?❓と思いました。お金払うレベルでは・・と思いました。勿論レビューではそこまで書いていません。「全体主義者の跳ね返りコメント」怖いですから・・長文すみません🙇♂️。ありがとうございました😊