「「愛と歌声の旅立ち」ですね。ジョニ・ミッチェルの『Both Side Now』はやはり名曲であります。」コーダ あいのうた もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
「愛と歌声の旅立ち」ですね。ジョニ・ミッチェルの『Both Side Now』はやはり名曲であります。
①演出がやや平板で且つリズムが停滞するところがあるのが残念ながら、以下の2シーンは名シーンと言って良いと思う。②合唱部のリサイタルでルビーが歌っている最中に無音になり音が聴こえない世界というのがどういうものか疑似体験することになるシーンは上手いと思ったが、同時にこのシーンは娘の歌を聴くことが出来ない両親が娘の歌に人が涙するところを目撃することで娘の歌声がそれほど素晴らしいものであることを理解する特別なシーンでもある。③ややベタではあるが、バークリー校のオーディションで『Both Side Now』を歌い始めたルビーが両親と兄が二階の客席に座ったことに気付いて手話を交えて歌い上げるシーン。④あと、ルビー役の女の子が私の大好きなリンダ・ロンシュッタットに何処と無く似ているのが一番気に入った。⑤あと、マイルズ君、一人に喋るということは皆に喋るのと同じことなんですよ。分かったかな。まあ、ルビーと仲直りできて良かったね。⑥マーリー・マトリン、『Children of a Lesser God』以来のお目見えですが、さすがに年取ったねえ。
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