魔神英雄伝ワタル　七魂の龍神丸　再会

現代的なものがちゃんと出てくるけれど、ワタルの世界観は変わってなかったし、もう一度ワタルを見ることが出来てよかった。

配信9話を2時間枠に収めてという感じですが、元々1話あたり15分でしたので、映画としてまとめること前提での作品だったのだと思います。
配信版ではカットせざるを得なかったシーンが多数追加され、丁寧に描くところと飛ばすところにメリハリつけていて形になっていたと思います。
オッサン、オバサン世代には良いのではないかと。YouTubeで配信されていたので後で見ればいいやって感じでいたら配信終了。
Blu-ray販売あるからと安心していたら会場販売限定。
会場限定と後から気づくも、そもそも既に売り切れのところもあり。
Blu-rayは窓口で声掛けないと買えないようなので注意です。

謎の敵ドバズダーの出現によって神部界に危機が訪れ、ワタルは創界山に駆け付けた。しかし、ドバズダーとの戦いで、魔神・龍神丸がバラバラにされてしまった。しかし、ワタルの夢の中で龍神丸がまだ命をつないでいることを知った。その夢の中で逆さまの創界山を見たワタルは、虎王やヒミコと共に再び戦いの旅に出るという話。
前知識無く初めて観たので、ドラゴンボールとマジンガーZの合体したような作品なんだと知った。
戦いはなかなか迫力あった。

2022年劇場鑑賞8本目。
本編前の新春特別対談で田中真弓さんと伊倉一恵さんが話していた事なのですが、当時10歳（ワタルと同じ年齢）で見ていた人は今40歳になって劇場に来ているという事。確かにそう。多分今の10歳はワタルに一律鑑賞料金の1900円は払わないし、1850円のバンフは絶対買わないと思います。じゃターゲットはかつての視聴者ということになりますが、40オーバーが見るには正直かなりキツいストーリー。ロボットアクションはワールド事に違うデザインの魔神（マシン）が上段に振りかぶってそのマシンの名前にちなんだ斬りをするだけなので見応えも何もあったもんじゃないです。テレビ版リアルタイムで見ていましたがはっきり言って設定全部忘れてて虎王って誰だっけ？クラマって鳥なの人間なの片目なの両目あるの？みたいな感じで、ヒミコも子供の時存在理由が分からなかったのが大人になってもまだ分からないという。特別鑑賞料金だけに相当消化不良でした。