わあ!主人公、イバン(アルマンド・エスピティア)の心が温まる性格が私の心をより暖かくしてくれた。誰にでも優しく、働き者で、先を見て動ける(I need myself forward.)行動が、今の本人とよく結びついている。アルマンド・エスピティアという俳優は知らなかったが、本人であるシェフと性格が似てるね。多弁でなく、堅実で行動に移せる努力家だね。
それに、ドキュメンタリー映画とドラマが一緒になっているので
te llevo conmigo (I carry you with me). の意味が理解できた。私は誤解していたようだ。日本語で、『君がそばに』となってるので、イバンの息子が『君』になっているのかなと最初思った。途中から、最後の方にかけて、Youは息子だけでなく、イバンのナレーションに出てくる言葉に答えがあるのがわかった。それは『ジャコランタの花が開く時だったり、マーケットの色々な色。It's so real. そのフィーリングは私から抜けていかない。離れない。I carry it with me, wherever I go.( どこへ行っても一緒に、一緒についてくる。』つまり、この『郷愁』はイバンのライフの一部であるということだ。そして、You は イバンの息子や家族を含めたノスタルジアなんだとわかった。イバンは『sorry』と。私は思わず嗚咽してしまった。
なぜ嗚咽したかというと、イバンは『永住権は欲しくないと。息子に会いに行くため、メキシコに行ったりきたりできる許可書が欲しいと。父親と息子の関係を壊していると。そして、カゴの鳥の状態で、幸せじゃない』という。でも、もっと大変な人がいるよと、ヘラルドに言われる。
私から言わせれば、不法入国でここまでできたんだよ。夢のような非現実的な思考。何か失うものがあって当然だと思う。でも、イバンは『Life give us all surprise. 二人は一緒にニューヨークで生きていける。Still Dreaming.』と。まだまだ、見えない先の夢を追っている。息子と会える日を。この先を見ることができ、ポジティブの思考がイバンの将来にいつも希望を持たせるね。
イバンとヘラルドの苗字は明かされていなかったね。入国管理局が不法移民として取り締まって、メキシコに返されるかもしれないが、現在は恩赦があったから、米国国籍を取得したかもしれない。調べてみればどこかに彼らのステータスが載っているかもね。息子にも会えたかもしれないね。