「おはぎの宴とは、、、」劇場版 舞台「刀剣乱舞」虚伝 燃ゆる本能寺 A・ガワゴラークさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5おはぎの宴とは、、、

2021年12月12日
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映画版の原作ということで鑑賞
スコープサイズ上映。メイン役者挨拶先付け。入場特典ブロマイドあり。2015年の作品のため、画質はDVD程度。
OPとEDで歌唱2曲(歌ってないかも)。
舞台もマッピングも発展途上という感じ。

小林弘樹さんの振る舞いが見事。役の声として少し高い声だが、終盤で「行け」と叫ぶシーンは低くなってセクシー。

アドリブのおはぎを食べるシーンでへし切長谷部がむせて喋れなくなり、国広がもらい笑いをして、「おはぎの宴」なる迷シーンが生まれている。

物語は映画とは違い、蘭丸と光秀、信長を史実どおりに殺さねなばならない織田家伝来の刀の苦悩を主とする。
光秀に「信長様があなたに何をしたというのですか」と聞くのは酷ではないかと。
史的には結構微妙だが、キャラクターが肉体を持って躍動し、ゲームの決めゼリフも丁寧に入れ込んでいて、ファン向けコンテンツとしては正しいのではないか。

A・ガワゴラーク