デューン 砂の惑星 PART2のレビュー・感想・評価
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前作を超えるスペクタクルと、前作で得られなかったカタルシス!IMAXフルサイズ映像の大迫力!
救世主へと覚醒するポール!
その覚悟。
ハルコンネン、皇帝との決戦!
PART1では得られなかったカタルシス。
そこに至るまでの様々なエピソード、巨大で狡猾な陰謀。
単なるヒーロー伝説ではない。
2時間46分は長いが、長さを感じない。
モノクロシーンもあり、そこではモブの人々も精細に描写されていたり、
迫力ある総攻撃の壮大なシーンの数々は絶対IMAXフル、IMAXレーザーGTで!
(しかし、1シーンの中でもカットごとに、フルサイズとIMAXノーマルサイズが切り替わるのが煩わしい。)
蛇足ですが共感いただきたく。
「大事な一言」のシーンで、見ず知らずの隣席のマニアが、先に声に出して言うから、聴こえてしまった。
スクリーンから聴こえたら凄く感動できたのに!
さらに、エンドロールが始まると、客同士のトラブルか、怒声が飛んだり、
別の客はスマホを灯けたりで、感動に浸れなかった!
わざわざ先行上映で、IMAXフルサイズスリーンIMAXレーザーGTの追加料金まで払ってきている客が、なぜそんなことをする?家で配信でも観ていればいいのに。
腹立たしいより、実に悲しくて、情けないやら。
やはりキツイ3時間
part 1で痛い目に会ったけど2は評価高いからもしかしたら?と期待したが残念、やっぱり駄目でした。辛い長い3時間を過ごしました。。。結局話しが最初から最後までよく分からなかった。。。どうしたら楽しめるんだろうか。
あ、でも最後の戦いだけは面白かった、一瞬で終わったけど💦久しぶりにIMAXだったけど私にはその効果もありませんでした。
一見さんはその辺理解して観た方がいいですよ。
映画に関係ない余談(スミマセン)
新宿はレイトショーもほぼ満席で、隣の人が激悪臭でスタートから死にそうで、頑張って顔の向きを変えたり体勢を変えたり口に手を当てたり色々努力しましたが報われず3時間耐えました。あれはキツイ。本当困りました。
途中退場もよぎったが、IMAX代を考えたら、、、ケチりました(笑)
最高の映像と前作のよりも力を入れた戦闘シーン
めんどくさいのでストーリには極力触れないで書く。
前作では戦闘シーンやアクションシーンに対する意見が若干別れたように思う。
しかし、今作ではアクションに関する懸念はほぼ無用だろう。前作ではアトレイデス家が一方的に襲われる状況だったが、今作は復讐と殺し合いがメインになる。
そのため、戦闘シーンや爆発は前作よりも派手で時間も割かれている。もちろんこれでは物足りない人もいるだろう。だがドゥニの作風上長すぎるアクションシーンはノイズになると思うので、ちょうど良い塩梅になっていると感じた。
IMAXで本作を鑑賞したが、この作品は前作や他のIMAX作品を過去のものにするほどの威力があった。
IMAXの最大の利点はスクリーの大きさだが、DUNEシリーズほどこのメリットを活かした作品はないだろう。特にサンドワームや左右対称の構図ではその魅力は遺憾なく発揮されていた。
今作は前作を大きく上回る迫力で戦闘とアラキスでのフレメンの生活を体感することができる。そこにIMAXの巨大なスクリーンと重低音が重なることで圧倒的没入間と迫力が感じられた。
撮影について少し書く。
若干白飛びしすぎなシーンもあったので、そこは気になる。
フォーカスは前作よりもわずかなピントズレが減っているように思った。前作は顔のアップで若干ピントがずれているカットがあったが、今作は特に気にならなかった。フォーカスマンが70mmという大判センサーになれたのだろうか、それともフィルムでないからリテイクをしているのだろうか、少し気になった。
一箇所だけ白飛びが極端なシーンがあったのが気になった。これは意図があるのだろうが半段暗くしれてもよかったのではと思ってしまった。それが気になってしばらく集中できなかった。
まとめ
圧倒的な映像美、それに負けないサウンドの分厚さ、ストーリのわかりやすさ、これまでのドゥニに欠けていたアクション、ストーリーが簡単なのに分かりにくくする癖も完全ではないが改善されている。
今作は間違いなくSF映画の金字塔となり、先の世代にも影響を与えるだろう。
またそれだけではなく、日本の観客にも前作以上にduneの魅力を伝えられる映画ななっていると思う。
この感動はワイドスクリーンでは味わえないと思うので、ぜひIMAXで見ていただきたい。
「前作と同じ演出とビジュアルとデザインで描かれる貴種流離譚の第二章!IMAXがオススメかな」
先行上映にて鑑賞したが、前作のPart1同じ監督や撮影にもちろん主演俳優も同じなので、作品作りやテイストは殆どかわらないので、違和感なく見れる。
変化があるとすると、主人公ポールと母親が前作ではあまり出番が少なかった砂漠の民フレメンとの信頼を得て救世主として行動するまでの部分がじっくりと描かれる。
その部分はまるで密着ドキュメントのように感じるが、この辺は動きが少ないので、人によっては退屈するかも(いわるゆる物語や行動に説得力を持たせるタメの部分でドラマとしては重要なのだが)
ポールがフレメンの民でもビビるほど巨大な砂の虫(サンドワーム)を操る場面は、映像と音響効果もあり凄まじい迫力で正にスペクタルで、ここらへんからクルマでいえばギヤが入り映画も加速して行く。
ポールとは対象的な形で登場する強敵でもあるフェイドとの対決もあり、フレメンとの決起ありと後半は、ために貯めた見せ場が連続してあり怒涛と興奮に浸れ没入できる
もちろん意外な人間関係の変化もあり物語も単純な復讐譚ではない深さが見える。
未だに原作を読んではいないが、今回の映画を見ると原作の影響力は、後のSF映画や漫画作品に多大だと改めて思う。
役者陣も新規参加組も含め存在感バリバリで作品の質に貢献してる。
現在日本に2カ所しかない正方形に近いフルサイズIMAXスクリーンで観るのが、もっとも効果的な秀作ではあるが、ノーマルスクリーンや通常の音響だと、どの程度没入感が下がれるのか?は未知数ではあるが、配信後にスマホやタブレット端末での鑑賞は寂しいと思う。(正直ストーリーは複雑でもなく古典なので驚くサプライズは少ない)
先行上映で、池袋の現在日本に2カ所しかない正方形に近いフルサイズIMAXスクリーンで観たのだか、前日から上映中のマナー違反行為がSNSで問題になっており、心配して鑑賞したが自分の回でもやはりスマホ使用のトラブルで罵声が飛び、余韻が削がれたのはガッカリだった。
作品自体は大満足でしたが、先行上映でさあもマナーの悪い馬鹿な客(フェイドに始末してほしいw)がいるのは残念(けど怒鳴るのはやめたほうがイイ)
ここはデューンだ
高評価だけど前作の方が良かった
ずっと砂漠だし、展開が分かりにくいのよね。
突然バトルシーンになるけど、どっちが攻撃してるのかよくわからなかったり。
アクションシーンにも目新しさはあまり感じられず…
それでも映像と音響は素晴らしいです。
IMAXって低音でこんなにイスが振動するんだってことを知れたのは大きな収穫でした。
カタカナが頭に入りにくい爺さんとしては、ストーリーを完全に理解できませんでしたし、IMAXじゃなかったらどう違うんだろうというのが気になりますが、もう一回観に行こうと思えるほどではありませんでした。
中盤以降、頻繁にあれに乗って移動するんですが、乗る時は良いとして、どうやって降りるのかが気になってしかたなかった。
前作が好きで、お近くにIMAXがある方にはオススメです。
期待度◎鑑賞後の満足度◎ 渾身のSF大作且つ長大で複雑な原作を巧く脚色している。上映時間の長さも気にならない。大満足。PART3 有るのなら原作の続編も読まなくちゃ。
《原作既読》
①PART 1 を観た後、気勢が上がらない内容にやや否定的なレビューを書いてしまいましたが、その後原作を読んで納得。
そら、あーた、隠謀・罠にはまって一族郎党・家来衆まで殆ど全滅するまでの話だから盛り上がらないこと甚だしで当たり前。
リベンジ上等のPART2が作れて良かったですね。
②ドゥニ・ビルヌーブ監督ならではの造形美・映像美はPART1から引き続き見事だが、本作は特にサンド・ウァームの群れで皇帝/軍に突っ込むところが大変素晴らしい。
こういうシーンはやはり文章では想像しにくく映像ならでは。
フレメンの集落はやや原作を読んだイメージとは違っていたが気になる程ではない。
③キャストはほぼ適役・好演。
ただ、SFの浮き世離れした且つ本作の様な中世っぽい世界観(宇宙観といった方が良いかな)には、エリザベス・ピューの個性はやや現代的過ぎて合わなかったように思う。
反対に、レァ・サドゥのミステリアスな雰囲気はピッタリ。
兄のポールと同等或いはそれ以上の能力の持ち主である妹の未来の姿をアニヤ=テイラー・ジョーンズが扮しているのも良いキャスティング。
シャーロット・ランプリングもPART1より出番が多くてオールドファンとしては嬉しい。
④皇帝とか男爵とか陛下とかいう中世的な世界観はやはりやや古くさく思えるが(というか人間はやっぱりこういうセレブ観がお好き?)、実は巫女(といのも余り適切な表現ではないですが)集団が裏で男社会を操っていた、というフェミニズムっぽいバックストーリーもあるSFなのです。
駆け足
丁寧な映像と重厚なサウンドの見応え十分なスペースオペラの第2弾
本作は原作既読でSF映画のオールドファンにとっては期待値が圧倒的に勝り、ある程度の内容であっても割と前向きに捉える傾向にあるようだが、作品になんのリテラシーもない人がいきなり観ても、映像や音楽が良いということ以外は尺が長く内容が伝わりにくい退屈な映画という印象のよう。
現に自分の周囲でパート1を観た人達からどこが面白かったのか何度か聞かれる事があった。
自分が思うに、やはり状況や設定の説明が圧倒的に不足していることがその要因だと思う。
特にベネ・ゲセリットとはどういう集団でどのような能力を持っているのか、また何を目的としそのために今まで何をしてきたのか、さらに何故クイサッツ・ハデラックの誕生を望むのかあたりは少なくともしっかりと説明すべきだと思う。
また途中途中で入ってくるフレメン語や別の呼称があること(ポール・アトレイデスとムアディブさらにリサーン・アル=ガイブ、惑星アラキスをデューン、スパイスをメランジ、サンドワームをシャイ・フルードなど)も物語をわかり辛くしている要因だと思う。
一方、映像作品としては精神性や宗教感を織り込んだ砂漠を舞台とした壮大なスケールの大河ドラマに相応しいド直球の映像美とハンズ・ジマーの重厚なオーケストラでエンタメの極みのような劇場鑑賞作品に仕上がっている。
更に本作で追加キャストとなったクリストファー・ウォーケン、オースティン・バトラー、レア・セドゥ、フローレンス・ピュー、アニャ・テイラー=ジョイなどメジャー俳優の惜しみない起用も映画としての格がまた一つ上がった気がした。
特にオースティン・バトラーの存在感は光っており、サイコな敵役として強烈な印象残してた。
砂の下に隠れていた兵士が出てくる描写は影の軍団のようで最高に好きなシーン。
若干原作と異なる展開もあり気にならなかったわけではないが、パート3はやはり期待してしまう。
言うこと聞けっ!
前作は全くハマらなかったんだけど、海外の評価は驚くほどいいし、リバイバル上映の時にチラ見した本作のシーンもめちゃ良かったんで、心機一転かなり期待していた。
でも、ごめん。やっぱり無理だ。予告みたいな前作と比べると、ストーリーもVFXもボリューミーだし、直ぐ物語が始まるから内容が頭に入ってきやすいけど、自分が馬鹿なのか、面白さが理解出来なくて、なんかもうとことん乗れない。現時点で日本の評価もかなりいいし、完全に好みの問題なんだろうね。いやー、見事に楽しめなかった。怒鳴ってるみたいな、脳内に語りかけるあのスキルとか、マジ苦手なんだよ。
映画、特にSFものって、子供心をくすぐるような要素が凄く大事だと思うんですよ。「スターウォーズ」とか「アバター」とか、まさにそうだし。でも、この映画にはまるでない。迫力と映像美でねじ伏せている感じ。ほら、音響すごいでしょ?いや確かにDolbyで鳴り響くデューンの世界はとんでもなかったよ。でもさ映画館だからいいけど、そうじゃなかったら何が残る??やり尽くされたストーリー、かったるい展開、緊張感のないアクション。しかも、Part1と似たラストって...笑 そりゃないだろ。もうやめろってそんな終わり方するのさ。
主人公側よりも悪役側の方が魅力的。なのにあっさりし過ぎ。Part1に引き続いて同じキャラが悪党として立ち上がっているのに、あまりにも呆気なさすぎませんか。そこにテンポ要らないんだよ。なんなら、そこが1番見たいのに。なーんで、エンドロールが近づくにつれてつまんなくなるんだよ!!序盤の、「お、これすごいかも」とワクワクしたあの時間返せ!前作の焼き直しじゃんこれじゃ!
好きな人ごめんなさい。自分には良さがさっぱり分からなかった。レア・セドゥの衣装が神秘的で最高だったんで、前作比upのこの点数。やっぱり、歴史に名を残すSF映画ってマジですげぇんだな...。スターウォーズ見よっと。
筋と絵のマリアージュ(笑)
一作目、初見では美麗すぎる映像と盛り上がらない筋の流れに星2個の低評価を下したまたぞう。ところが本作の予習として配信で再鑑賞したらなかなかサーガとしての魅力を感じてしまい星4個に改変。ただやはり背景構築に終止し一作の中で盛り上げて終わらせられなかった点はあかん。
それを踏まえてのPART2。本作は変わらぬ美麗な映像に、今回はわかりやすく勢力を拡大してゆく英雄譚とが合致し、音楽も含めた娯楽大作として出来上がっていた。3作目の声も聞こえており、継続を意識させる終盤なれど、一本の中でもきちんと始末がついている。それにしてもこのナウシカ感(笑)
グランドシネマサンシャイン池袋のIMAXで先行上映を鑑賞。水曜夜9時の会員予約開始時間は流石に大混雑、繋がった時にはもう20席くらい埋まってたがそこそこの席を確保。次はオッペンハイマーじゃな。
素晴らしい映像と音響。それだけでも観る価値は十分。 144分の上映...
素晴らしい映像と音響。それだけでも観る価値は十分。
144分の上映時間も全く苦にならない。
ただ、part1ほど感激しなかったのは何故なんだろう。。。
画面や音に慣れちゃったから?期待が高すぎた?
ポールやチャニの葛藤がイマイチ得心がいかない?
3時間もあるのに後半のバタバタ具合が,,,
いや、十分に面白かったんだけど、、、ねえ。
うーん、とりあえず、映画を観てから読もうと購入後も未読だった原作小説を読んでみよう。
追記
絶賛コメントの嵐なので、イマイチ乗り切れなかった自分の感覚がおかしいのかなあと思っていたら、”BLACKHOLE”でてらさわホークさんが自分と全く同じモヤモヤを話していたので、なんかホッとした。
帰ってきてよ
壮大な叙情事詩! だが終盤の曖昧進行が惜しい。(途中からネタバレ)★4.1
(IMAXY先行視聴) 前作は人気SF映画・・ぐらいの評価だった。 だがこの続編は圧倒的な叙情事詩! そう、情も事も壮大に描いている。 エンタメもこういう大人演出の方が私(年配者)には合う♪ 4D上映でもないのに、低音で座席が振動する程の音圧! 是非IMAXでの視聴を勧めます。
(ポールの家系や人物関係の復習もした方が理解しやすいかと♪)
血筋・信仰・予言・思慮・尊厳と見る者にも思惑を与えながら、じっくり、ゆったり魅せ、アクションシーンも多数あるのに早いカット割りはほとんどないほど。
part 1よりさらに、心理描写にも重点を置く脚本に見入ってしまう。
まあ私は1984年版の「砂の惑星」も何度か観てるので、大方の物語は知っているつもりだったが、演出や細部の進行が全く違っていて、予想以上のシーンが多い反面、もっと分かりやすく描いた方がよいのでは・・と思う事も。
中盤まではポールとフレメン(砂の戦士)達の意思疎通の描写や、圧倒的スケールの香料収穫機との戦闘、そして巨大サンドワーム搭乗シーン等、黒澤明やイーストウッド作品の様なじっくり魅せる描写が続き、まさに巨匠監督と同等級の演出に感じた。
(サンドワーム搭乗シーンは1984年版の方が、今作よりさらに優れてたと感じる。 それに84年版にあった音声攻撃機は今作では描かれてない。)
ところがそれ以後がちょっと複雑で?シーンも見受けられる・・。
えっ味方軍勢がそんなに・・、皇帝がなぜそんな場所に・・今の攻撃はどっち側・・ 等、説明描写がないまま進行している感じで先を急ぎすぎてる感覚に・・。
本当はもっと沢山のシーンがあったのを、3時間未満に抑える為、かなり編集でカットしたのかと思うほど・・。
惜しい・・。 中盤まで★4.3~4.5位に感じた程でしたが、中盤以後が説明不足に感じたシーンが多くこの評価に。
でも後半にも見所は多数あります♪
演技的にはデンゼイヤが複雑な心境を上手く自然に表現していて目に止まり、シャラメはパート1の延長というイメージ。
「エルビス」を演じた オースティン・バトラーが、人造人間かと思えるほど武闘冷血漢を見事に演じて、前作イメージを覆していました。
後半説明不足はあるも、稚拙ヒーロー物とは全く違う大人演出の本作は必見です♪
↓ ネタバレ
中盤以降の特に戦闘に関してが、説明描写が割愛しすぎに感じた。 フレメンは200人程との台詞があるが、北部軍勢の詳細描写がないまま、大軍同士の戦闘になる。
えっそんな味方大軍がどこから? 絶対的存在の皇帝がいつの間にかハルコンネン男爵らの危険な前線近くに来て、簡単に攻撃されてしまう?・・トンボ型戦闘機で今撃っているのはどちら側? 等、理解が追いつかずに進行するシーンがやや多くなる。
中盤の大観衆の前でのポール対ラウサ(男爵甥)の個々対決シーン等はかなり丁寧に描かれているのに、終盤の断片的な大戦シーンをかなり惜しく感じた。
ポールが男爵の孫という設定描写も唐突に感じて違和感が増す。
さらに今作も完結ではなく、part3でさらなる大戦になる様で、昨今の事前情報が知らされないままのシリーズ化はどうも不親切過ぎると感じる。
完結しない事を作中で知った場合の残念感はそれまでの満足感に水を差す。
1作目は全てに明瞭だったが、今作中盤以降に曖昧シーンが増え、もう一度見れば理解出来るのか分からぬが、あと10分ほどでも理解しやすい描写を挿入してくれていたら、もっと傑作級の評価に上がったかと。
PS
1985年版「砂の惑星」を見た後に原作も読んだが、30年近く前の文字情報など、もうほとんど覚えてない^^;
素晴らしい! 傑作だった前作をも遥かに超える大傑作!!
IMAX先行上映で鑑賞
IMAX生まれの超大作だけあって、ケタ外れの映像・音響がとてつもなく凄い、凄すぎる
1作め同様、極限までライブ撮影にこだわった砂の惑星アラキスのうっとりするほどの映像美、そして終始流れ続ける名匠ハンス・ジマーさんの不思議な音楽と効果音は誰も見たことのない遥か彼方の未来の異世界へ誘い、ずっとこの世界観に浸っていたくなる居心地の良さ
ストーリーも前作が“静”なら本作は“動”、前作に比べてかなり烈しく、展開があり面白かった
侵略者ハルコンネン家から母なる惑星を守るために立ち上がる主人公ポール率いるフレメンとの戦いが熾烈を増し、全面戦争へと発展、巨大な宇宙船やトンボを連想させる飛行機オーニソプター、そして超巨大なワームまで入り混じっての超弩級スペクタクルアクションが腹の底まで響き渡る重低音と共に繰り広げられます
名画「アラビアのロレンス」を彷彿とさせる美しい砂漠やダイナミックな景色の数々、さらに名画「ベン・ハー」のチャリオッツ・レースを凌駕する大群衆に手に汗握るアクションシークエンス、名画の風格を備えながらもIMAXの最先端テクノロジーと現代考えうる最高の才能が集まり生み出された現代における映画製作の最高峰を目の当たりにし全てにおいて圧倒されます
キャストも良かった
ティモシー・シャラメさんがワイルドで逞しさが増し、アクション含めすごくカッコよくハマってました
後半の“ヴォイス”を操り皇帝と対峙するシーンは圧巻、素晴らしかったです
レディ・ジェシカ、やっぱりイイ! 本シリーズで一番好きなキャラです
レベッカ・ファーガソンさんが相変わらずすごく綺麗、顔に模様の入った教母様がバッチリ似合ってて、めちゃくちゃ素敵でした
その他、個人的に大好きな女優さん達が新キャラで登場するのが嬉しかったです、レア・セドゥさんもフローレンス・ピューさんもすごく綺麗でした、そして公開直前に発表されたアニャ・テイラー=ジョイさん、メチャクチャ出番が少なすぎてもっと見たかったです
この出来栄えなら確実にパート3ができるでしょうから、次作ではもっと見られると期待してます
と、何から何までがリッチでまさに“これこそThe映画“という近年稀に見る大傑作
たくさんの人に新たなる名作の誕生を是非劇場、できればIMAXのオリジナルテイストで味わっていただきたい、超オススメの傑作です!
相変わらず出来はいいが
2021年に初作が公開された
かつてデビッド・リンチが手掛けた
SF大作のリメイクの続編
来週観るつもりではいましたが
たまたま映画館通りかかったら
先行上映していたので
前作は世界観の説明に終始し
惑星アラキスの香料をめぐる
利権争いでアトレイデス一家が
ハルコンネン家にハメられ組長
じゃなかったレト侯爵が謀殺され
跡取りポールと侯爵の嫁ジェシカが
逃げ延び砂漠の民フレメンと出会う
というところまで
出来はいいんだけどストーリーは
いくらでも観てきた感じで
後感に乏しい感じでしたが
まあ話が進んでいけばと
思ってましたが・・
やっぱり今作も同じような
感想でした
今作ではポールらがフレメンにまず
認められるところから始まり
ジェシカも預言者団体の後継者に
クラスチェンジしハルコンネン家
への復讐の足掛かりにしていきます
ついにはサンドウォームも手懐け
フレメンの皆さんは予言のとおりだと
認めるようになります
ほんっとどっかで聞いた
観たようなストーリーなので
わかりやすい
それだけに新鮮味が相変わらず
ない感じはします
また今作は砂漠が中心で
前作のようなメカニックの
面白さのような部分も少なかった
のはSFとしては残念かなぁ
ヴィルヌーヴ監督って淡々と
ひねりなく描いてくる人だから
実直でそれはいいんだけど
SFになると仰々しい割に
話のインパクトが負けやすい
のかなと思ってしまいました
IMAXらしさをもっと活かして
ほしいとこありました
こないだの「クリエイター/創造者」
も面白かったギャレス・エドワーズが
撮ったらまた違ったんじゃないかな
なんて思ったりしました
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