デューン 砂の惑星 PART2のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
何故あんなに嫌がっていた南部地域への進行をあっさり決断してしまったのか⁈其処がどうしても納得いかなかった… 例えば愛した彼女が危ないとかの危機があれば分かるが… ストーリーの都合上であれば、何かそこには危機的イベントが欲しかったと思う。また核があるならそのまま中心を狙えば済む話しではないのか⁈反対する諸領主に対しても核で威嚇すれば良いのではないのか⁈でないとそれこそ死体の山となる。SWの様なサーガを創り出したいのは分かるが、あくまで二番煎じで終わってしまう。
更に
パート3があるのですかね?前半のスタート後は背景を思い出しながらだったので、大変ですが、ポールが砂の民に名前を貰う辺りからのめり込めました。ポールの顔つきも段々と精悍な感じになって行きますね。
Blu-ray買って家で続けて見たい。
元々原作自体SFの皮を被った政治策略物なんでスターウォーズ期待しちゃダメよ。しかし前作より派手シーンが多いのでわりと安定して楽しめます。
まあでも前作あってこその話だしな。
興行収入上げるためなんだろうけど出演者もビルヌーブの好きな俳優かき集めた感ありで異常にゴージャス。レアセドゥちょい役でアーニャなんてワンカット、、ほぼ胎児で草。
前後編になってストーリーは余裕ができ(それでも原作をかなり端折ってる)リンチ版に比べて人物像など描き込めているから、その辺りはもう比較してもしょうがないけど、ゴシックで禍々しいデザインはリンチ版がやっぱり好き。
リンチ版当時との技術的な差もあるが宗教性や荘厳な威圧感とかビルヌーブの得意な引き絵はデューンの世界観に合ってると思う。
ハンスジマーの曲も素晴らしすぎる。
作り込まれた世界観にどっぷりダイブ!大満足ー!
これぞ映画の醍醐味!と言える要素が
ハリウッドの豊富な資金をかけて
ふんだんに盛り込まれた、超豪華作品!
まずは、映像
出来はアート作品級!
どこまでがロケで
どこからVFXなのかわからないけど
確かにこの砂の惑星は存在していると
思えるリアルさ
そして、どこまでも美しい…
ストーリーも今回はよかった!
貴族のお坊ちゃまだったポールが、
試練を乗り越え、逞しく成長してゆく
そして、伝説の救世主として
圧倒的なカリスマ性を手に入れてゆく…
このあたり、ゾックゾクー!!
砂漠のビジュアルにめちゃくちゃ馴染む
重厚な音楽、そして衣装デザイン
これも素晴らしい!
途中で、人物の相関関係がえ?ってなったり、
ちょっとスター・ウォーズとストーリー似てる?
と一瞬なったけど、
ま、いいか!
と、すぐ思えるほど没入できる
とにかく!
この世界観の作り込みかたが
徹底的に凝っていて、圧巻だ!!
個人的にはpart 1が好き!
絵力が凄い!ワァームが突進してくるシーンなんか凄いですよね! ストーリーは主人公の出生とか、皇帝の娘が懐妊するとか、シリーズとすると大事なんだけど、本作だけで観ると本筋から距離をおいたシーンが多く、ちょっとテンポが悪く感じられました…
84年度版のスティングもカッコ良かったけど、本作のラウサ、とても良かったです!
ド迫力の映像は必見です
とんでもない見応え!
原作の難解さ、前作の話の進まない感じで半ば義務的に見に行ったのだが、嬉しい誤算でかなり見応えのある作品でした。区切りもある程度いいところで終わっています。
役者も更に豪華になってきてます。発表はされてますが、アニャが次作に出るって、これも嬉しいサプライズでした。余計な知識無しで行って良かった!
切り札があるとは言え、皇帝継承をタイマンって、、、と思いましたが、殺陣はいい感じでポールが勝つとわかっていても見応え十分でした。ジマーの音楽や、音響もとてもよく、トンデモ演出も、なんか納得して見れてしまいました。それと、CGも良かったと思います。
これで次作はまた期待して見に行けそうです。
見応え満載!ラストシーンインパクトあり
見応え十分の作品だった。
1よりも2が見応えたっぷり。
ハラハラドキドキ感満載のSF。
SFオンリーなら?かと思ったが、
途中でポールとチャニの恋愛模様も
いれて観て良かった作品。
ラストシーンのティモシー・シャラメとオースティン・バトラーの戦闘一騎討ちは見応えあり
現代SF映画の最高到達点にして金字塔
前作を配信で復習し、日本最大最高のスクリーン、池袋グランドシネマサンシャインIMAXレーザーGTを朝8時から予約して臨んだ待ちに待ったこの一作。いやあーまさに最&高!今年ベスト!映画史を塗り替える一作。前作とは比べものにならないスケール。
とにかく全てが壮大で迫力が凄くて、観たことない映像のつるべうち。公開がもうちょっと早ければゴジラ-1.0はアカデミー視覚効果賞は取れなかっただろう。申し訳ないけどレベチである。この映像と音響、映画館、しかも出来るだけ大きいスクリーンで観た方がいい。グラントシネマサンシャインに大感謝!
前作が話の序盤の序盤、何も始まってないくらいで終わったのと対照的に、今回はどえらいペースで話が展開していく。終盤と思われるぐらいで、これは続きは続編かなあと思いきや、いくいく、どんどんいく。でも本作序盤のフレメン達との親交を深めるところはじっくり描いていた。これが後半効いてくる。
ゼンデイヤ演じるチャニが良かったなあ。ラストカットからしてこれはチャニの物語といっても過言ではない。ゼンデイヤ、今まで気づかなかったが声がいいな。いや、表情、佇まい、全ていい。美しくて強くて自立し、一方でまだ迷いも見せる、まさに次世代のヒロイン。トップスターになること間違いなし。
ティモシー・シャラメ演じるポールももちろん素晴らしかった。弱々しい少年が、自らの強い意志で民を率いて戦い頂点へと登り詰めていく。熱くて強いシャラメ。新しいシャラメ像。ポールの成長と変化はシャラメの成長と変化だ。映画史に残る超大作の主役を見事に張ったシャラメ。まさしくトップスター。
前作に引き続きお母さん役のレベッカ・ファーガソンも良かったなあ。妖艶な魅力が聖母となることでマシマシになった。ミッション・インポッシプルシリーズから退場してこちらに注力しただけのことはある。地球上で最も美しい女性、と言わざるを得ないのが現状、である。
そして今回からの追加キャスト、オースティン・バトラーにレア・ゼドゥにフローレンス・ピューにアニヤ・テイラー・ジョイって、一体どんだけ豪華なんだ!もう、166分、満足しかない。
映画全体を通して描かれるのはズバリ「戦争」である。やられたらやり返す暴力の連鎖。まさしく現実の社会と同じ構造。それぞれにそれぞれの言い分と目的があるにはあるが、結局は戦争に行き着くしかない、富も技術も全て戦争のためにある、ともとれるほどに容赦なく戦いが繰り返される。
戦闘シーンの迫力と壮大さはかつてないレベル。映像も音響も凄すぎる。また、ポールがサンドワームに乗るシーンの迫力も凄かった。手に汗握る迫力、いやあ興奮した。そしてハンス・ジマーによるズーンっていう劇伴も素晴らしい。座席の奥から体に響く。凄い体験だった。
とにかく作品を通してドゥニ・ヴィルヌーブの美的センスが際立つ。唯一無二の世界観。荘厳で、品があって、完全にアートである。宇宙船のデザインからしてもう天才的。スター・ウォーズしかりガーディアンズしかり、SF映画は宇宙船のデザインが肝だが、しっかりと想像の斜め上を行ってくれた。
ということで、映像、音響、脚色、役者の魅力、美術、世界観、センスオブワンダーの創造性、アート性、何から何をとっても現代SF映画の最高到達点であり金字塔。DUNE以前/以後、といわれるようなSF映画のクラシックとして語り継がれるだろう。
原作はまだ続きがあるとのこと。この歴史的超大作、とにかく続きが観たい!お願いだからヒットしてくれ!損益分岐点を超えてくれ!
リーサン・アル=ガイーブ!
リーサン・アル=ガイーブ!
凄まじい映像評価に圧倒され続けた
Dune 2
クオリティー高い
観て良かった。しかし フェイスダンサーも出ていないし 原作の長さから考えても 3、4と続いて欲しいが このクオリティーで続けられるほどヒットするだろうか?
ハヤカワさん
砂漠の子らも再訳出版お願いします
音と映像
前作の復習が必要だった、、反省。
前作を映画館で鑑賞したのが2021年10月と微妙な期間ぶりだったので、粗筋、人物相関図とか復習しなくとも勢いでいけるか・・・と思いましたが、ちょっと無理がありました(笑)。
それぞれの人物、勢力がそれぞれの信条、宗教感、野望、思惑で動きまた動かされる為、このあたりをもう一度パンフやネットなどで情報収集しつつ咀嚼出来たら感動もよりアップするんじゃないかと強く思います。
久々、主人公がこれからどう動くのか、選んだ道が正解なのかも定かではない一筋縄にはいかないストーリーなので鑑賞者もレベルアップして今後臨んでいこうかと思います。
前作は戦闘シーンが必然性の無い集団戦、近接格闘などが多く、イマイチ砂漠という環境が生かされてないと感じましたが、今回はゲリラ戦中心に大変信憑性がある表現、演出になっていたと思います。記憶力が劣るのであくまでイメージ、違っていたらごめんなさい!
映像もストーリーもなにせスケールがでかいので、映画館で鑑賞することが最適解・・・ってことは間違いないですね。
おすすめです。
SFのー
え?ゼンデイヤちゃんエロ可愛いんじゃ無いの?
って不純に見に行ったんだけど、大予算の超名作SFのパート2でしたね。
確かに過去見た事無いレベルに凄え絵の連発でしたよ、デューンて作品がSFの基礎ってレベルに有名で、砂の惑星って映画化された事も有って、ポドロフスキーが、とかは知ってますけど、原作読んで無い俺としてはこんな話やってんかー、って感じですよ。
若き王族の青年が、勇者と成り、民の信頼を背負い正しき世界を目指す物語なんか。
今作見せるビッグアクションとか、人民の苦しみ、個人の愛とか、土着宗教や、サンドワームとか。
あ、あれ?これ主人公とかライバルとかがロボット乗って戦ってたらまんま80年代アニメじゃね?
なるほど、やっぱ伝説のSF、俺が好きで見てたアニメの監督もいっぱい影響受けてんだな。
うとうと
信じることは救済にも呪縛にも
前作を復習鑑賞せずに劇場に向かったので、
ストーリーがジブンの頭の中できちんとつながるだろうか?との
一抹の不安。
が、結果的にそれは全くの杞憂。
人物の背景や過去の出来事も
エピソードに付随し、ちゃんと想起され立ち上がる。
それだけ、監督の『ドゥニ・ヴィルヌーヴ』の造り込みが巧みなのだろう。
科白やシーンで、さりげなく匂わせる手練の技。
一作目で砂漠に逃れた『ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)』と『ポール(ティモシー・シャラメ)』母子は
砂漠の民に迎え入れられ、
片や「教母」として、片や「救世主」として崇められる存在となって行く。
とりわけ『ポール』は複数のイニシエーションを経ることで
伝説に描かれた導く者としての地位を確立。
本作ではそこに至る過程を三時間近い尺を使い、
時として策謀の数々と大規模な戦闘シーンも交えながら壮大に描く。
皇帝『シャッダム4世(クリストファー・ウォーケン)』と
その娘『イルーラン(フローレンス・ピュー)』の思惑。
「アトレイデ公爵家」を直接的に滅ぼした「ハルコンネン家」の野望。
一方、砂漠の民の中でも『ポール』に懐疑的な勢力もあり、
三様の視点が糸の如くに絡まり合いながら団円へと向かう。
とは言えエンディングに向け、不穏な空気も漂い出す。
父を殺害されたことへの復讐、搾取されて来た砂漠の民の安寧が一義二義も
その安堵のために権力奪取に向かう描写がちらほら。
原作は未読なのでしかとは判らぬが
〔オール・ザ・キングスメン(1949年)〕のようにはならぬのだよね?との
想いも湧き出す。
その前段として本サーガが、やはり血縁に起因する物語りであり、
一つの一族の興亡なのが示唆されるエピソードが挟み込まれるからなのだが。
信じて付いて来る砂漠の民との折り合いを
どうつけて行くのだろうか、と。
印象的な戦闘シーンは、モブの部分も含め
〔スター・ウォーズシリーズ〕の「ライトセーバー」によるスマートな剣戟に比べ、
より短い剣によるかなり野趣に満ちたもの。
血しぶきが飛ぶシーンも多く、本国では「PG13」の指定もされているよう。
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