デューン 砂の惑星 PART2のレビュー・感想・評価
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作り込まれた世界観にどっぷりダイブ!大満足ー!
これぞ映画の醍醐味!と言える要素が ハリウッドの豊富な資金をかけて ふんだんに盛り込まれた、超豪華作品! まずは、映像 出来はアート作品級! どこまでがロケで どこからVFXなのかわからないけど 確かにこの砂の惑星は存在していると 思えるリアルさ そして、どこまでも美しい… ストーリーも今回はよかった! 貴族のお坊ちゃまだったポールが、 試練を乗り越え、逞しく成長してゆく そして、伝説の救世主として 圧倒的なカリスマ性を手に入れてゆく… このあたり、ゾックゾクー!! 砂漠のビジュアルにめちゃくちゃ馴染む 重厚な音楽、そして衣装デザイン これも素晴らしい! 途中で、人物の相関関係がえ?ってなったり、 ちょっとスター・ウォーズとストーリー似てる? と一瞬なったけど、 ま、いいか! と、すぐ思えるほど没入できる とにかく! この世界観の作り込みかたが 徹底的に凝っていて、圧巻だ!!
個人的にはpart 1が好き!
絵力が凄い!ワァームが突進してくるシーンなんか凄いですよね! ストーリーは主人公の出生とか、皇帝の娘が懐妊するとか、シリーズとすると大事なんだけど、本作だけで観ると本筋から距離をおいたシーンが多く、ちょっとテンポが悪く感じられました…
84年度版のスティングもカッコ良かったけど、本作のラウサ、とても良かったです!
ド迫力の映像は必見です
パート2とは知らず鑑賞。 ド迫力や映像と音響に圧倒されながらストーリーは見ながら理解していく感じでしたー。なんちゃら家となんちゃら家の戦い?陰謀?皇帝?敵?パート1見てないので誰と誰がどうつながっているのか?全くわからないまま時間だけ過ぎて行きましたが。。ただ兎に角ド迫力な映像と音響は素晴らしい!そこだけでもみる価値ありです。 後半になってきてなんとなく物語全体像を理解。。 ちょっともったいなかったなぁー。パート3楽しみにするのと今一度パート1見てみようと思います。 素晴らしい映画ありがとうございましたm(_ _)m レベッカファーガソン相変わらずお美しいなぁー
とんでもない見応え!
原作の難解さ、前作の話の進まない感じで半ば義務的に見に行ったのだが、嬉しい誤算でかなり見応えのある作品でした。区切りもある程度いいところで終わっています。
役者も更に豪華になってきてます。発表はされてますが、アニャが次作に出るって、これも嬉しいサプライズでした。余計な知識無しで行って良かった!
切り札があるとは言え、皇帝継承をタイマンって、、、と思いましたが、殺陣はいい感じでポールが勝つとわかっていても見応え十分でした。ジマーの音楽や、音響もとてもよく、トンデモ演出も、なんか納得して見れてしまいました。それと、CGも良かったと思います。
これで次作はまた期待して見に行けそうです。
見応え満載!ラストシーンインパクトあり
見応え十分の作品だった。 1よりも2が見応えたっぷり。 ハラハラドキドキ感満載のSF。 SFオンリーなら?かと思ったが、 途中でポールとチャニの恋愛模様も いれて観て良かった作品。 ラストシーンのティモシー・シャラメとオースティン・バトラーの戦闘一騎討ちは見応えあり
現代SF映画の最高到達点にして金字塔
前作を配信で復習し、日本最大最高のスクリーン、池袋グランドシネマサンシャインIMAXレーザーGTを朝8時から予約して臨んだ待ちに待ったこの一作。いやあーまさに最&高!今年ベスト!映画史を塗り替える一作。前作とは比べものにならないスケール。 とにかく全てが壮大で迫力が凄くて、観たことない映像のつるべうち。公開がもうちょっと早ければゴジラ-1.0はアカデミー視覚効果賞は取れなかっただろう。申し訳ないけどレベチである。この映像と音響、映画館、しかも出来るだけ大きいスクリーンで観た方がいい。グラントシネマサンシャインに大感謝! 前作が話の序盤の序盤、何も始まってないくらいで終わったのと対照的に、今回はどえらいペースで話が展開していく。終盤と思われるぐらいで、これは続きは続編かなあと思いきや、いくいく、どんどんいく。でも本作序盤のフレメン達との親交を深めるところはじっくり描いていた。これが後半効いてくる。 ゼンデイヤ演じるチャニが良かったなあ。ラストカットからしてこれはチャニの物語といっても過言ではない。ゼンデイヤ、今まで気づかなかったが声がいいな。いや、表情、佇まい、全ていい。美しくて強くて自立し、一方でまだ迷いも見せる、まさに次世代のヒロイン。トップスターになること間違いなし。 ティモシー・シャラメ演じるポールももちろん素晴らしかった。弱々しい少年が、自らの強い意志で民を率いて戦い頂点へと登り詰めていく。熱くて強いシャラメ。新しいシャラメ像。ポールの成長と変化はシャラメの成長と変化だ。映画史に残る超大作の主役を見事に張ったシャラメ。まさしくトップスター。 前作に引き続きお母さん役のレベッカ・ファーガソンも良かったなあ。妖艶な魅力が聖母となることでマシマシになった。ミッション・インポッシプルシリーズから退場してこちらに注力しただけのことはある。地球上で最も美しい女性、と言わざるを得ないのが現状、である。 そして今回からの追加キャスト、オースティン・バトラーにレア・ゼドゥにフローレンス・ピューにアニヤ・テイラー・ジョイって、一体どんだけ豪華なんだ!もう、166分、満足しかない。 映画全体を通して描かれるのはズバリ「戦争」である。やられたらやり返す暴力の連鎖。まさしく現実の社会と同じ構造。それぞれにそれぞれの言い分と目的があるにはあるが、結局は戦争に行き着くしかない、富も技術も全て戦争のためにある、ともとれるほどに容赦なく戦いが繰り返される。 戦闘シーンの迫力と壮大さはかつてないレベル。映像も音響も凄すぎる。また、ポールがサンドワームに乗るシーンの迫力も凄かった。手に汗握る迫力、いやあ興奮した。そしてハンス・ジマーによるズーンっていう劇伴も素晴らしい。座席の奥から体に響く。凄い体験だった。 とにかく作品を通してドゥニ・ヴィルヌーブの美的センスが際立つ。唯一無二の世界観。荘厳で、品があって、完全にアートである。宇宙船のデザインからしてもう天才的。スター・ウォーズしかりガーディアンズしかり、SF映画は宇宙船のデザインが肝だが、しっかりと想像の斜め上を行ってくれた。 ということで、映像、音響、脚色、役者の魅力、美術、世界観、センスオブワンダーの創造性、アート性、何から何をとっても現代SF映画の最高到達点であり金字塔。DUNE以前/以後、といわれるようなSF映画のクラシックとして語り継がれるだろう。 原作はまだ続きがあるとのこと。この歴史的超大作、とにかく続きが観たい!お願いだからヒットしてくれ!損益分岐点を超えてくれ! リーサン・アル=ガイーブ! リーサン・アル=ガイーブ!
凄まじい映像評価に圧倒され続けた
デューン1はひたすら受け身で逃げる感じで、盛り上がる寸前に終わるみたいな感じだったけど、2は覚悟を決めた立ち回りを見せて凄かった! また、スパイダーマンのように、登場人物に青臭い感じがないのでその辺のストレスもなく見れた。 砂虫に乗る部分やフェイドラウサとの決闘など盛り上がる部分が多くて楽しめた! 4DXで見て大正解 映画館で見ないと後悔する類の映画 SFでスケールのでかい映画はいつもワクワクする 昨日見に行ったら100人くらいの規模で一桁しか人がいなかったから心配… もっと見に行ってくれ。
Dune 2
クオリティー高い
観て良かった。しかし フェイスダンサーも出ていないし 原作の長さから考えても 3、4と続いて欲しいが このクオリティーで続けられるほどヒットするだろうか?
ハヤカワさん
砂漠の子らも再訳出版お願いします
音と映像
身体が震えるほどの音響に、美しさと迫力に満ちた映像。サンドワームを呼び出すアレは軽量小型化され、そのサンドワームの移動速度は超高速化。デヴィッド・リンチから40年という時の流れを感じました。 リンチ版みたいに放電しながら地中から飛び出てきたら完璧だったのに…あれ、かっこよくないすか? 映像と音を楽しむアート作品ですね。パート3もあるでしょう。
前作の復習が必要だった、、反省。
前作を映画館で鑑賞したのが2021年10月と微妙な期間ぶりだったので、粗筋、人物相関図とか復習しなくとも勢いでいけるか・・・と思いましたが、ちょっと無理がありました(笑)。 それぞれの人物、勢力がそれぞれの信条、宗教感、野望、思惑で動きまた動かされる為、このあたりをもう一度パンフやネットなどで情報収集しつつ咀嚼出来たら感動もよりアップするんじゃないかと強く思います。 久々、主人公がこれからどう動くのか、選んだ道が正解なのかも定かではない一筋縄にはいかないストーリーなので鑑賞者もレベルアップして今後臨んでいこうかと思います。 前作は戦闘シーンが必然性の無い集団戦、近接格闘などが多く、イマイチ砂漠という環境が生かされてないと感じましたが、今回はゲリラ戦中心に大変信憑性がある表現、演出になっていたと思います。記憶力が劣るのであくまでイメージ、違っていたらごめんなさい! 映像もストーリーもなにせスケールがでかいので、映画館で鑑賞することが最適解・・・ってことは間違いないですね。 おすすめです。
SFのー
え?ゼンデイヤちゃんエロ可愛いんじゃ無いの? って不純に見に行ったんだけど、大予算の超名作SFのパート2でしたね。 確かに過去見た事無いレベルに凄え絵の連発でしたよ、デューンて作品がSFの基礎ってレベルに有名で、砂の惑星って映画化された事も有って、ポドロフスキーが、とかは知ってますけど、原作読んで無い俺としてはこんな話やってんかー、って感じですよ。 若き王族の青年が、勇者と成り、民の信頼を背負い正しき世界を目指す物語なんか。 今作見せるビッグアクションとか、人民の苦しみ、個人の愛とか、土着宗教や、サンドワームとか。 あ、あれ?これ主人公とかライバルとかがロボット乗って戦ってたらまんま80年代アニメじゃね? なるほど、やっぱ伝説のSF、俺が好きで見てたアニメの監督もいっぱい影響受けてんだな。
うとうと
つまらないってわけじゃないんです。 それなりに楽しみましたが、ずっと砂漠シーンなので時々ウトウトしてしまったところも。1/4くらい。 アラフィフなせいか、名前と人の顔が一致しない、誰と誰が対立しているのかがよく分からなくてついていくのが大変でした…完全にティモシーシャラメ目当てです。 前作も劇場で観たのですが観る前に復習してから観ることをオススメします!
信じることは救済にも呪縛にも
前作を復習鑑賞せずに劇場に向かったので、 ストーリーがジブンの頭の中できちんとつながるだろうか?との 一抹の不安。 が、結果的にそれは全くの杞憂。 人物の背景や過去の出来事も エピソードに付随し、ちゃんと想起され立ち上がる。 それだけ、監督の『ドゥニ・ヴィルヌーヴ』の造り込みが巧みなのだろう。 科白やシーンで、さりげなく匂わせる手練の技。 一作目で砂漠に逃れた『ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)』と『ポール(ティモシー・シャラメ)』母子は 砂漠の民に迎え入れられ、 片や「教母」として、片や「救世主」として崇められる存在となって行く。 とりわけ『ポール』は複数のイニシエーションを経ることで 伝説に描かれた導く者としての地位を確立。 本作ではそこに至る過程を三時間近い尺を使い、 時として策謀の数々と大規模な戦闘シーンも交えながら壮大に描く。 皇帝『シャッダム4世(クリストファー・ウォーケン)』と その娘『イルーラン(フローレンス・ピュー)』の思惑。 「アトレイデ公爵家」を直接的に滅ぼした「ハルコンネン家」の野望。 一方、砂漠の民の中でも『ポール』に懐疑的な勢力もあり、 三様の視点が糸の如くに絡まり合いながら団円へと向かう。 とは言えエンディングに向け、不穏な空気も漂い出す。 父を殺害されたことへの復讐、搾取されて来た砂漠の民の安寧が一義二義も その安堵のために権力奪取に向かう描写がちらほら。 原作は未読なのでしかとは判らぬが 〔オール・ザ・キングスメン(1949年)〕のようにはならぬのだよね?との 想いも湧き出す。 その前段として本サーガが、やはり血縁に起因する物語りであり、 一つの一族の興亡なのが示唆されるエピソードが挟み込まれるからなのだが。 信じて付いて来る砂漠の民との折り合いを どうつけて行くのだろうか、と。 印象的な戦闘シーンは、モブの部分も含め 〔スター・ウォーズシリーズ〕の「ライトセーバー」によるスマートな剣戟に比べ、 より短い剣によるかなり野趣に満ちたもの。 血しぶきが飛ぶシーンも多く、本国では「PG13」の指定もされているよう。
【埋まる映画】
前作より増した砂の緻密な表現に、見ているこちらも砂塵に埋まるような没入感。巨大な砂虫がうごめくど迫力バトル、緊迫感満載の決闘と、エンタメ性もグッと上がった映画の深みに埋まる。
◆概要
第94回アカデミー賞で6部門に輝いた「DUNE デューン 砂の惑星」の続編。
【原作】
フランク・ハーバート「デューン」
【監督】
「ブレードランナー2049」ドゥニ・ビルヌーブ
【出演】
「君の名前で僕を呼んで」ティモシー・シャラメ
「グレイテスト・ショーマン」ゼンデイヤ
「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」レベッカ・ファーガソン
「グーニーズ」ジョシュ・ブローリン
「エルヴィス」オースティン・バトラー
「ミッドサマー」フローレンス・ピュー
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ デイヴ・バウティスタ
「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」レア・セドゥ
「ドラゴンタトゥーの女」ステラン・スカルスガルド
「007 スカイフォール」ハビエル・バルデム
「ラストナイト・イン・ソーホー」アニャ・テイラー=ジョイ
【音楽】
「トップガン マーヴェリック」ハンス・ジマー
【公開】2024年3月15日
【上映時間】166分
◆ストーリー
その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる砂の惑星デューンで繰り広げられたアトレイデス家とハルコンネン家の戦い。ハルコンネン家の陰謀により一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポールは、ついに反撃の狼煙を上げる。砂漠の民フレメンのチャニと心を通わせながら、救世主として民を率いていくポールだったが、宿敵ハルコンネン家の次期男爵フェイド=ラウサがデューンの新たな支配者として送り込まれてくる。
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◆以下ネタバレ
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◆復讐劇
“香料を制するものはすべてを制する”と記される冒頭。本作でも、香料をめぐるアラキスの地がステージとなることがここで示される。そのアラキスの地でレト公爵、ダンカン、そして数多のアトレイデス兵士を失ったポール(スフィル・ハワトは登場しなかったので、死んだ設定か)。本作はその復讐劇が主な映画の軸となっていた。“足音で分かる”ガーニイとの再会を果たし、そのガーニイが長く仕えたレト公爵の仇、ラッバーンを始末する。ポールは自分の祖父だと勘づくも、躊躇なく“獣のように死ね”とハルコンネンを刺す(フェイドが止めに入らなかったのは、闘技場の決闘でのハルコンネン男爵の不始末が伏線になっていた)。全ての黒幕である皇帝も、ポールはアトレイデスの家紋の前に平伏させる。前作の想いを晴らす、2作にわたる大規模な伏線回収だった。
◆迫力
前作で一瞬だけ描写されたサンドワームライド。ポールがそれに挑む砂虫の巨大さと砂の勢い、そしてそのスピードが迫力満点。全てを飲み込むあの砂虫に乗るなんて発想にワクワクするし、そもそもそれがフレメンの移動手段だという設定も面白い。そしてサーダカー&ハルコンネン軍、フレメン軍(砂中から現れる兵士たち、そして無数の巨大なサンドワーム達に痺れまくる)の戦闘シーンはまるで「アベンジャーズ/エンドゲーム」('19)や「レディ・プレイヤー1」('18)のそれに勝るとも劣らぬカオスなど迫力。ポールとフェイドラウサの一騎打ちは、分かっちゃいるけどギリギリまで追い詰められる描写に手に汗握る(演じたオースティン・バトラーのサイコな役作りが素晴らしく、そのおかげでこのシーンの緊張感が非常に増していた)。前作に比べて、エンタメ度がMAXで向上していて、IMAXその他の特別シアターならいかに興奮度が増したかと少し後悔した笑。
◆チャニ
海を知らないチャニに、砂漠を海に例えるポール。広大な砂漠がバックのあのキスシーンがなんと美しいこと。互いの別名を知り、心寄せ合う2人は、“命ある限り愛してる”とポールが語るまでに。ポールの命の危機には、その涙で復活させ、チャニは預言書の一部にもなってしまう。その事で覚醒し、人格そのものからリサーン・アル=ガイブとなったポール(その事で見えた“ポール、愛してる”と話すアニャ・テイラー・ジョイは、おそらく生まれてくる妹だったというミスリード)。チャニのいる前でも、救世主としての選択肢をとったポールは皇女をめとる宣言をする。覚醒時にチャニがポールに張ったビンタは、この時無言で立ち去るしかすべのなかったチャニの、心の距離を強調するための映画表現に思えた。砂虫を呼ぶ彼女の悲しげな表情が印象的なラストは、ポールとの決別を意味しているようで、彼が次作で次のステージへと進む事の映画表現か(セリフで語らせず、表情で表現させる演出がなんともドゥニ監督らしい)。前作の冒頭がチャニのモノローグで、本作がポールとチャニの物語だった、つまりそれが前作で予言されていた。そう考えると、本作の冒頭は皇女イルーランのモノローグだった事から、次作はポールとイルーランの物語となる事が予測できる。ドゥニ監督はすでに脚本をほぼ書き上げているそうで、3部作での完結を公言しているそう。やはり数年後にはなってしまいそうだが、次作はそんな自分の“予言”が当たるかも確認しながら作品を楽しみたい。
◆関連作品
〇「DUNE デューン 砂の惑星」('21)
前作。第94回アカデミー賞では撮影賞など6部門を受賞。プライムビデオ配信中。
◆評価(2024年3月15日現在)
Filmarks:★×4.2
Yahoo!検索:★×4.4
映画.com:★×4.1
前作の予習をしないと本当についていけないので注意。
今年108本目(合計1,200本目/今月(2024年3月度)26本目)。 (前の作品 「正しいアイコラの作り方」、次の作品「ハンテッド 狩られる夜」) 他の方が書かれているのがほぼ大半に尽きるんじゃないかな…と思います。 実在する外国語などではなく、この映画シリーズの独特の固有名詞がどんどん出てくるので、何も知識がないと「××が××して●●して」みたいな暗号のような字幕が出てくることになります(英語が聞き取れても意味がない)。私も本作品を見るにあたってPart1をアマゾンプライムで予習してから見たのですが、焼き付け刃的に1度みただけではやはりだめですよね…。 そうすると、Part1,2の連続放映をするような映画館があるか…ということになりましょうが、3時間×2なので途中休憩をはさんでも7時間級になってしまうので、そうそうどこの映画館もやらないのでは…といったところです。 こういった「特殊な事情」があって映画のストーリーが大半理解ができないことは多くの方が挙げられているのですが、一方でIMAX上映だったかは1週間前にプレミアム公開されていたように、IMAXにせよドルビーにせよ、そうしたタイプの映画館で鑑賞美を楽しむタイプの映画ではないかな、というところです。吹き替え版はどうなのか不明ですが、おそらく固有名詞が押し押しの状況なのは程度の差は変わっても同じなのでは…と思います。 こうした事情があるので脱落される方など多かったのが印象的で、私も最後まで見ても「映像が良かったなぁ」にしかなっておらず(大半の方はそうなりそう…)、感想を書きましょうというか「何がどうだっけ?」どころか「ストーリーの大半が理解できておらず感想が書けない」タイプの映画の代表例かな…といったところです。 ただ、私は一般の映画館で見たのですが、1週間前までIMAX上映を先行していたようにIMAXであろうがなかろうが「映像美」はかなり良い映画で、そういう「日本映画がおよそ真似できない圧倒的な没入感を楽しむ」という「映画体験を重視する派」ではおすすめといったところです。 採点にあたっては、ちょっとPart1から離れすぎて大半の方が理解が難しいと思える点(事実上、Part1を課金するなりして「予習」しないと太刀打ち不能)はあるものの、「映画そのものの傷ではない」ので(他の作品の瑕疵を持ってくることはしない主義)、特に減点なしフルスコアにしています。 ただ多くの方が書かれている通り、Part2から見ますという方はもちろん、ほぼほぼPart1をVOD課金するなりDVD(売られているのかな?)を前日に見るなど「前作を見ていることが前提」である点は書いておきます。 最後まで見るとPart3があることが示唆されますが、Part3なぁ…。この方式だとPart3のときはPart1と2を復習する必要も出てくるし、こうした「前作の深い理解を前提にVOD課金などを想定しているタイプ」はある意味「沼にはまりやすい」ので、どこまで見るか(もっとも、Part3も2025年以降か)が判断しづらいです。
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