「美しく神秘的そして壮大」デューン 砂の惑星 PART2 Qooさんの映画レビュー(感想・評価)
美しく神秘的そして壮大
前回のアトレイデス家が滅亡され、逃亡し、砂漠の民フレメンのジャミスと決闘し勝利したことで認められ行動を共にするところから始まる。
終始不思議な感じがして、引き込まれる。
砂漠がどこまでも広大で美しい。
その砂漠に住む砂虫。とても危険で奇怪だけれども、限られたフレメンだけが乗りこなし、操ることができる。フレメンとして救世主になるために、ポールがそれに挑み砂虫を乗りこなすべく奮闘するシーンはかなり緊迫する。そしてその砂虫を意のままにする事でフレメンとの絆が強まる一方、母上は新しい教母として底知れぬ何かに生まれ変わる。
Part1のティモシー・シャラメは本当に美しいと思ったが、Part2のティモシー・シャラメはさらに美しく逞しくなっていた。やはり王子としかいいようがない。素敵です。
生き残ったアトレイデス家とハルコンネン家の戦いは
もっと根深い皇帝の陰謀であり、その陰謀は教母によって操られていたとは。
信じ難いのは、ハルコンネン家の甥フェイド=ラウサがポールと従兄弟と言うこと。???ポールがハルコンネン家だったと言う事実。
恐ろしや。信じたくありません。
しかし、最後の生き残りをかけたポールとフェイドラウサの戦いは、それこそ緊迫する戦いで、手に汗を握ったが、ポールの勝利で最高のクライマックス!
政略結婚の為とはいえ、チャニの複雑な気持ちがあの表情で、嫌というほど伝わってきた。Part3でどうなるのだろうか。