「読んでから観るか、観てから〜」デューン 砂の惑星 PART2 ugacinemaさんの映画レビュー(感想・評価)
読んでから観るか、観てから〜
PART2なので、PART1のあらすじくらいは把握していないといきなりポカンである。
「主人公ポールはアトレイデス家の一人息子だが、宿敵ハンコンネン家の奇襲を受け、アトレイデス家は壊滅。母ジェシカとともにかろうじて砂漠に逃れ、砂漠の民フレーメンと出会うが、そこにハンコンネンの追手が迫る」
原作の後半部分にあたる本作は、ストーリー的に盛り上がるのはもちろん、映像的に前作以上に迫力のあるシーンが多く、IMAXで観るとさらに見ごたえのあるものでIMAXで無いとしても、できるだけ良いスクリーンでの鑑賞をオススメする。
本作の鑑賞には二つの悩み所がある。
一つは「字幕」か「吹替」か。IMAXでは特に映像に集中できる「吹替」だが、本作は独特な単語が多く、文字で読める「字幕」も捨てがたい。
もう一つは「読んでから観るか」「観てから読むか」問題。おそらく映画だけで本作を楽しむのは困難かと思うが、実は文字だけで理解するのもまた困難なのが本作。できれば「観て→読んで→もう一度観る」がベストかもしれない。
特に原作ではPART2の内容までで完結となっているが、映画は原作の続編をPART3として作るつもりのようで、含みを残したラストになっている。
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