「砂嵐はたっぷり、ラストバトルはあっさり」デューン 砂の惑星 PART2 フラレオンさんの映画レビュー(感想・評価)
砂嵐はたっぷり、ラストバトルはあっさり
IMAXで鑑賞。原作は未読。
貴重なスパイスと呼ばれる資源をめぐり、アトレイデス公爵家とハルコンネン男爵家が砂の惑星の覇権を争う。
アトレイデス家は母と息子、そして一部の人間を除き、滅亡。
母子は復讐を果たすため、
惑星の伝承にある救世主が息子であるとし、現地民のフレメンの戦力を得ようとする。
息子は大勢の犠牲や愛する者の死を予知夢で見たことにより葛藤が生まれるが、
最後には救世主として、ハルコンネン家に反転攻勢をかける。
IMAXの大画面と音響でいわゆる「映画体験」を堪能。
砂嵐、砂虫、重低音の爆音、俳優のアップシーンが繰り返し訪れておなか一杯。
そして、重低音はそのおなかに響きます。
ティモシー・シャラメはまだ、20歳代ですか。将来が楽しみ。
女性陣も美しすぎる母親のレベッカ・ファーガソン、
アップの表情でまくりのゼンデイヤ、
のこのこ、砂の惑星につかまりにきたフローレンス・ビュー、
短い出演ながらもインパクトがある、お気に入りのアーニャ・テイラージョイ
と、充実ぶり。
説明不要のイカれ役オースティン・バトラーとキャストはバッチリ。
大満足という感じで映画が進んでいったけど、
・敵方が白坊主ばっかりで誰が誰だかわからない。
・あれ、その血縁関係って「いとこ」っていうんだけ?よくわからん。
・何度か訪れるワンパターンの戦闘シーン(奇襲作戦)
・ラストバトルって、これで終わり?こんなあっさり勝てるんだっけ?
のところが減点です。