劇場公開日 2024年3月15日

「3部作の2作目 主人公覚醒編」デューン 砂の惑星 PART2 ひろちゃん千葉さんの映画レビュー(感想・評価)

4.03部作の2作目 主人公覚醒編

2024年3月20日
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鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

第1作の続き。
主人公のポールと母親は砂漠の民と行動を共にするべく仲間になろうと努力する。ポールは仲間になるべく頑張ったが砂漠の民は予言や彼の実力を見て救世主、指導者として信仰したがった。砂漠の民はポールの母親を教母の後継者とするべく引き継ぎの儀式に。
教母となった母親は引き継いだ能力で過去と未来を知る事になりポールを予言の救世主として画策を始める。ポールはスパイスの影響で朧げな未来を知り救世主を拒むがハルコンネン男爵のスパイス採取の妨害とチャニとの愛との葛藤、なんだかんだあり救世主を目指す為に聖水を飲み母親と同じく過去と未来を見る。そして自分の運命とおぞましき過去を知る。ハルコンネン男爵と皇帝の陰謀、砂の惑星のスパイス利権をめぐる統領家達との確執。物語は最終決戦へ。ポールとチャニ、母親とお腹の中の妹の運命や如何に。

戦闘シーンも多いし巨大な砂虫を操ったりと映像的な迫力がありIMAXで見て正確だったが、前作に続き分かりにくい。大きな流れは分かるが細かい設定がよく分からん。それと砂漠の民の言葉や伝承もよく分からん。そっちを考えていると全体の話の流れを見失いそうになる。
できるだけ正確に表したいのだろうが煩雑すぎて楽しめない。
あと特殊な能力やお腹の中の妹と話をしたりとついていけない所もある。突っ込んだら負けなんだろうけどどうも自分には馴染めない設定だ。
とりあえず次回作が作られたら全ての決着がつくのだろう終わり方だった。
全体としては面白かったが魚の小骨が引っかかる様な所も多くて3時間近い放映時間もあって頭がついていくのが大変だった。見終わった後の爽快感、次回作へのワクワク感より疲労感の多い映画だった。
まあ謎の巨大生物である砂虫の事が少し分かったのは収穫だった。

ひろちゃん千葉