「最後の一文まで笑えました」ゴヤの名画と優しい泥棒 SHさんの映画レビュー(感想・評価)
最後の一文まで笑えました
歴史的な盗難事件を(─といってもこの事件については個人的には全く無知でしたが・・・)怪盗映画風に仕立て上げ、謎解きや法廷ものの要素を絡ませて、絶妙ながらコメディ映画になっていた印象です。
映像が絶妙にオールドファッションであり、ジョージ・フェントンやその他英国の名曲がなんともいえない懐古的な雰囲気を醸し出してくれて、あらためて映画っていいもんですねー、などとしんみり感じてしまいました。
内容の分かりづらさとかシニカルな笑いなど、非常に英国的な映画に思えました。
何はともあれ、相当笑えて面白い作品でした。
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