「ユーモアはひとを惹きつける。こんなシニアになりたい。」ゴヤの名画と優しい泥棒 モトコさんの映画レビュー(感想・評価)
ユーモアはひとを惹きつける。こんなシニアになりたい。
物語の主役であるケンプトンバントンには揺るぎない信念を持っているが、常にユーモアに溢れた口ぶりであることが印象的で魅力的だった。
ユーモアに溢れる人は、深刻な事態に陥っても声を荒げることはしないし、深刻さを感じさせない。
難しい話、真剣な話、面倒くさい話でもユーモアに包みこんで話すことで人々を動かすことにも繋がる。
そんなことに気がつかされた作品だった。
そしてなによりもシンプルに
かわいいおじいちゃん、かわいいおばあちゃん、そしてかわいい夫婦関係に触れることが出来、幸せなやさしい気持ちにもなれる作品だった。
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