「手打ちスイング」MIRRORLIAR FILMS Season2 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
手打ちスイング
それぞれ「変化」をテーマにした、作品間でも前シーズン作品とも繋がりの無い9本のオムニバス。いつもならなるべく1作ずつある程度の感想を書くけれど、121分で9本と各話があまりにも短いので控えます。
ヒッチハイクをする日本語が話せない外国人青年と彼を乗せた英語を話せない男の交流をみせる「point」☆2.0
娘を亡くした着ぐるみ男が地下鉄で悪と闘う「The Little Star」☆2.5
浜辺で拾った金歯を付けた婆さんが若返る「Denture Adventure」☆2.0
結婚を控えた息子とウータンを抱えた母親の親子喧嘩と打ち明け話をみせる「煌々 go on a picnic」☆2.0
死にたい男と、彼を電話で励まし鼓舞し続ける女性をみせる「愛を、撒き散らせ」☆3.0
旦那を殺そうとする嫁とその母親のやり取りにゾンビが絡む「King & Queen」☆2.0
初めての同居をするそれぞれに極端な部分を持った夫婦をみせる「適度なふたり」☆2.0
貧困母娘が追い詰められて行く「巫.KANNAGI」☆2.0
35年で幕を閉じた洋食屋の店主が自信と店を振り返る「インペリアル大阪堂島出入橋」☆1.5
せっかくアクション、コメディ、シリアス、ヒューマンと様々な作品があるにはあるけれど、各作品とも振り幅が小さいし、やはり短すぎて描ききれていないのか、短いからこんなもので良いのだと思っているのかは解らないけれど、全体的に深く刺さるものはなく、かといって極端にツマラナイものもなく、という感じ。
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