BLUE GIANTのレビュー・感想・評価
全656件中、581~600件目を表示
【格好いい】しかない映画。良い意味です。
映画もJazzも大好きで
さらに漫画もアメリカ編までずっと読んでます
今回1番気になっていたことは
皆様も同じかと思いますが
漫画の音
漫画のイメージがどこまで
伝わるのか?
でした。
答えはびっくり
予想を遥かに超えた音でした。
これが宮本大の音なんだと
ビシビシ伝わってきました。
超一流のミュージシャンの演奏に
ずっと興奮してました!
原作より三人の仲間の友情をフィーチャーした感じも、良かったです。
ブルーノートに早速発掘活動に行こうと思いました。
【”ジャズは情熱”大音量のグルーブ感溢れるテナー・サックス、シンバルを繊細に、激しく叩くドラミング、絶妙なメロディーを奏でるピアノ。一流のジャズセッションを聞くが如き、物凄い熱量が伝わって来る映画。】
ー 私事で恐縮であるが、ジャズは詳しくない。
映画で言えばチェット・ベイカーの半生をイーサン・ホークが枯れた演技で演じた「Born to Be Blue」、かの有名な「セッション」(厳密に言えば、ジャズ映画ではない。)”ビル・エヴァンス"のドキュメンタリー映画「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」etc. 他数作を観ただけである。
だが、私が住む街は”ジャズの街”として、ソコソコ有名であり、私もジャズセッションは時折観に行っていた。
それにしても、今作の画面から伝わって来る”ジャズ”の熱量と圧は凄かった・・。ー
◆感想
・2時間の映画であるが、体感1時間であった。
4年間テナー・サックスに憑りつかれ、一人練習して来た大、18歳の大の級友の素人ドラマー、玉田、4歳からピアノの楽しさに目覚め腕を磨いて来た沢辺。3人の関係性の変遷は勿論面白い。
・だが、今作の超一流のジャズセッションを間近に見るが如く、大スクリーンに魅入られるのは、3人が結成した”JASS"の楽曲から発せられるパワーとグルーブ感である。
ロックンロールのギグや、コンサートには若い頃から何度も足を運んだが、それに近い衝撃を受けた。
・資料に記載されている通り、今作の楽曲を世界的ジャズピアニストである、上原ひろみさんが担当された事が、この作品の完成度に繋がっている事は間違いないであろう。
<念願の”So Blue"での演奏が決まった”JASS"に訪れた悲劇。
だが、彼らはそれを圧倒的な情熱でクリアーし、大観衆の心を鷲掴みにしていく。
観ている側も、アドレナリンと共に、真に良き音楽を聴いた時に出る心地よき涙に眼が潤む。
ラストの大と玉田の異例のツーセッションの圧倒的音量、圧に引き込まれ、”JASS"の全ての曲を書いた沢辺も加わったジャズセッションシーンの凄さは、筆舌に尽くし難い作品である。
今作、本当に、観て良かったです。>
原作10巻分を上手くまとめられてる
音楽アニメの成功例
参りました!予想以上にいいアニメ作品
BLUE GIANTは原作未読で、予告編を観て気になった。今回いい機会なので観たが予想以上に良かった。ビッグコミックで連載の作品だが、ジャズを目指す10代の若者が憧れのSO NOTEでのステージを目指す物語は胸を打たれる。夢を目指すには困難を乗り越える事を教えてくれた。漫画作品でもこのメッセージは◎。アニメ作品も侮れない。観て良かった。このアニメはJPOP、KPOP等全ての音楽志望者必見の漫画作品だろう。何故、地上波やCSで放送しないのだろうか?もったいない。
原作ファンとして、満足
全ての想いを音に!!!
ブラボー!!
あれっ!?こんなに感動するマンガだったっけ?
マンガは全巻読んてます。
あの音が、あのマンガならではの迫力在る音が、実際に再現出来るのだろうか?
実際のジャズはあんなに迫力ないだろうし…
まぁ、映画館で聞けば一流のミュージジャンが演奏してるし、良い音、良い演奏を聞きに行くぐらいの気持ちで行きました。
すみません!ナメてました!!
こんなに音で泣けるなんて!
マンガで感じた通りの音!大の音!迫力ある音!!
そして、声優さんも初めこそ、大の「だべ」に違和感を感じましたが、単にセリフに多かったのか?始めだけで、あの声は大の声、みんな違和感無くハマってました。
大きの音楽映画がありますが、こんなに自然に涙が出て来た映画は無いね!
凄く良かった!
最高のJAZZミュージックとストーリー!!ただCGが残念😭
待ちに待ったブルージャイアントの映画を観てきました!
元々漫画のファンであり、あのストーリーに実際に音楽が乗るということで、非常に楽しみにしてました。
映画の物語は、大が東京に上京する所からスタートし、雪祈、玉田の3人とSoBlueでのライブを実現させるまでの内容でした!
日本のトッププロによる音楽もめちゃくちゃカッコよく、最高な作りになっていました!!
大の真っ直ぐさ、雪祈の挫折、玉田のガムシャラさに涙を堪えるのに必死で、最後のSoBlueでのライブは本当にカッコよく最高でした。
ただ、演奏中の映像にCGが使われており、このクオリティーの低さはかなりガッカリでした。
初代プレステに出てくるキャラクターかと思うくらいチープな映像であり、最高の音楽も冷めてしまいうレベルだと個人的には思います。
ストーリーと音楽最高だったので、それを差し引いても観る価値はかなりあると思います。
ヨーロッパ編、アメリカ編と原作は続いてますので、映画でも続編を是非やって欲しいです。しかし、その時はなんとか演奏中の映像のクオリティーを上げて欲しいです。
音楽は良い 原作事前読破推奨
原作一巻からずっとリアルタイムで読んでいるファンです。
良い点
・音楽がとても良かった
・演奏シーンの演出も悪くない
・最後の展開は原作でもやっとしたところであったのでこっちの方が好みであった
悪い点
・演奏中の3Dモデルはもうちょっとなんとかならなかったのか。明らかに浮きすぎている
・バンドのリーダーが大になっている。雪祈に組もうぜといったり、フェスで渉外したりなど。個人的に東京編までのリーダーは雪祈だったからこそ海外編で大がリーダーになったことが引き立つので改変して欲しくなかった。主人公をこの尺で目立たせるために仕方ないのかもしれないが。
・東京編を無理やり全て詰め込んだため、展開が急で達成感などの感情移入がしづらい。特に雪祈の人間性・魅力・成長が伝わってこない
・無意味な改変がそこそこある。川喜田関連や雪祈の大学が青学から立教になったり、ビラ配りの場所が恵比寿から新橋になったりなど。
総評
良かった
最近見た中では1番かも
学生の頃、楽器演奏してたので、
感情移入できました。
声優さんもイメージと合う声でした
ドラマーの設定はちょっと無理あるかな
モーションキャプチャのおかげで、音楽とキャラの動きが一致してるところがあり多くて
感心しました。
演奏中の表現でアニメのピンポンみたいに
現実とは異なる空間の演出したり、
モーションキャプチャでの作成のためか、
キャラの動きがアニメのピーピングライフのような感じだったのが
アニメーション映画としての完成度としては
もう少しかなって感じましたが
音楽の、映画としてはめちゃくちゃよくできてると感じました。
原作を読んでないので、余計に
違和感なく見ることができた気がします。
感情移入できました。
声優さんもイメージと合う声でした
ドラマーの設定はちょっと無理あるかな
モーションキャプチャのおかげで、音楽とキャラの動きが一致してるところがあり多くて
感心しました。
演奏中の表現でアニメのピンポンみたいに
現実とは異なる空間の演出したり、
モーションキャプチャでの作成のためか、
キャラの動きが
Youtubeのピーピングライフのような感じだったのが
アニメーション映画としての完成度としては
もう少しかなって感じましたが
音楽の、映画としてはめちゃくちゃよくできてると感じました。
原作を読んでないので、余計に
違和感なく見ることができた気がします。
大傑作
BLUE GIANTの炎を画がさらに燃え上げる
BLUE GIANTを初めて読んだのは18歳の時でした。当時"セッション"という映画が友達内で話題になり、その勢いで安直に"ジャズ漫画"に手を出したのがはじまりです。みんなが理解できないものはカッコいい、そんな安易な発想でした。
主役と同じ年齢というのもあり、自分自身をそこに重ねに重ねページを捲る手が一向に収まらなかったのを今でも忘れません。
冒頭で大が上京するシーンはすごく見たことがある映像で、背景は新海誠監督の作品に負けず劣らず。想像以上に綺麗でその時点でスクリーンを安心して眺めていられました。
大と玉田の再会。表情の動き方が漫画のまんま。違和感のない作画です。最後に無印版BLUE GIANTを読んだのはいつだっただろうか...直前で読み返していなかったので懐かしさを感じました。
東京でジャズを吹ける場所を探す。土方のバイトで食い繋ぐ。ジャズがある場所を探す。大の行動はこの時から既に凛々しさが感じ取れます。この先のストーリーに導かれているのでしょうね。
スクリーンはtohoシネマズ池袋の3番スクリーンでした。公開初日から音が良いという評判を小耳に挟みつつ上映スケジュールを見た僕のベストがここでした。結論、問答無用に全然いいです。今まで君、猫被ってたんじゃないの?と疑いたくなる程、通常のスクリーンでもかなり良いんですよ。これが。
take twoで聞いたレコードの吹きはじめた瞬間ストレートに感じました。聞いた音に反射で息も呑みます。
沢辺雪祈との運命的な出会い。ライブの音の臨場感はレコードのそれを大きく上回るように感じ、漫画から鳴っていた音の答え合わせもしました。いい意味で想像と全然違い、一瞬で満たされます。それと同時に周りの方々がノイズを消そうと意識しているのがすごく伝わりました。きっとシートごとジャズが飲み込んだんでしょう。
玉田くんがドラマーになりました。サークルで精の無いメンバーと大のギャップに違和感を感じた時点でかなり才能あると思いますよ。そして、持っている者と持たざる者の視点が同時に進んでいきます。
空き缶を叩く姿に勝手に親近感が湧き、その分初ライブでの姿は見れば見るほど心が痛かったです。その後の全力で向き合う姿で再度心打たれます。かなりしんどい成長痛だったのかもしれません。
"やらされてんじゃねえよ。俺がやんだよ。"
彼の大好きなセリフも聞けて心底満足です。
JASSが結成されます。この辺で原作とはストーリーの順番が改変されている事に見終わった後に気づきました。なので見ている時は気づきませんでした。それ程自然な流れになっていると思います。でも読んだのは結構前なので忘れてるだけなのかも。知らんけど。
so blueまでの道のりは割とトントンだったと思います。はっきりと覚えてないので記述しません。
立川譲さんが監督だったおかげなのでしょうか。ライブのエモーショナルな部分の演出がかなり良かったんです。
去年末に"アニメモブサイコ100"を見ました。監督が立川譲さんでした。簡潔に言うと超能力アクションな漫画原作のアニメですが、戦闘中に度々虹色の宇宙のような演出が見えるんです。この方がBLUE GIANTを監督するとなるとどんな風になってしまうのか想像がつきません。想像がつかないからこそ、それを超える最高の演出でした。この演出部分に最大限の興奮と感謝を感じました。ジャズで感情を伝えたいと目標に掲げる大の演奏。聴いている僕たちを丸ごと情熱の世界に包んだ演出に涙が溢れました。
それに片手だけでアンコールに登場してしまうなんて。そんな無理強いするような想像は今まで一度もしたこと無かったのですが...w 出口に来てくれただけで本当に涙が止まりませんでした。
演奏中のフラッシュバックやインタビュー時の描写、まるで原作ファンが創作したかのような出来栄えに感極まりました。もちろん原作を知らなくてもかなり楽しめます。音楽が好きな方には是非、必ず見ていただきたいです。
最後に。
読んだ当時のことを思い出し、読んでいた瞬間の感情をより深くもう一度味わえました。こういうことならもっと早く映像を見たかった。その時と比べ歳を取ってしまったけれども自分もまだまだ青く燃えることができるだろうか。そう思わせてくれたBLUE GIANTにもう一度会うことができて本当に良かったです。携わってくれた方々本当にありがとう。
音楽構成が良かった。
JAZZのカッコよさ
原作未読者の視点で述べていく。
JAZZは静かでお洒落なイメージだったが、JASSの奏でる曲は良い意味で荒々しさや熱さがあって、素人ながら純粋にカッコいいと思えた。
特に良かったと思ったところは
・玉田の成長
・So Blueでの玉田のドラムソロ
この2点だった。
玉田は他のメンバーと比べて自分が劣っていると悩んだり、観客から自分だけサインを求められず落ち込んだり、等身大の青年という感じで感情移入できるシーンが多かった。
そんな中でも1人の観客が「君のドラムはどんどん良くなっている。」「成長する君のドラムを聴きにきている。」というような言葉をかけてきてくれるのは、結果だけでなく過程を見ている人もいるという希望を感じさせてくれる良いシーンだった。
そんな壁を乗り越えた玉田が魅せるドラムソロは熱い。
彼のそれまでのドラマも踏まえて感動できる今作で最も好きなシーンだ。
作画もあそこがダントツで良かったと思う。
ただ気になってしまったところが多々ある。
・3DCG
3DCGを使ったこと自体が悪いのではなく、使うのならもっとクオリティを高めてほしかった。
BLUE GIANTのキャラクターデザインが写実的な分、CGになった時の無機質感というか、人間ではない感がより目立ってしまっているように感じる。
2Dではすごく汗をかいていて熱量を感じるのに3Dになった瞬間汗の量が極端に減ったり、そもそもキャラクターの顔が変わっていたり、動きに緩急が少なく規則的すぎたりといった部分が気になった。
音楽がメインだから…という意見もあるが、“アニメーション”映画であるならばそのクオリティは大きな評価ポイントだと思う。
正直3DCGに切り替わる度にそこが気になって没入感を大きく削がれた。
・雪祈の扱い
メインの1人としてがっつり描かれてきた彼を、最終的に大が覚醒するための舞台装置として使い捨てにするような脚本が不満だった。
作中に出てきた“踏台“という言葉の伏線回収が、バンドとして切磋琢磨してそれぞれが成功を収めていくことではなく、誰かが生贄になって残ったメンバーが覚醒することだとは思わなかった。
彼の主な役割がSo Blueとのコネクション作りと大の活躍のお膳立てで、文字通り本当に“踏台”になって終わってしまったようで後味が悪かった。
・So Blueの観客の泣き顔
JASSと縁のある人たちが泣いているのを映すのは納得だが、他の観客の泣き顔を映しすぎだと思った。
彼らがそこまで泣く心理としてはもちろん演奏自体が素晴らしいこともあるが、「メンバーが交通事故にあったのに頑張って演奏している」というのもあるだろう。
しかし前述した通り、3DCG、雪祈の事故によってカタルシスを生もうとしている脚本が腑に落ちなかったので、私は感情移入できなかった。
感情移入できていない状態で観客がほぼ皆泣いているという画を見せられると、どうしてもお涙頂戴感を感じて気持ちが冷めていってしまう。
途中で僅かに子供が笑顔で楽しんでいるカットがあるが、そういった同じ感動でも違った発露のさせ方をする人間がもう少しいても良かったのではないだろうか。
・大の人間性
私は彼のルーツも知らないのでなぜあそこまで折れずに真っ直ぐでいられるのかわからなかったし、あまり共感もできなかった。
雪祈や玉田は自分の演奏で壁にぶち当たり乗り越える人間臭い描写があるため魅力的に感じるが、大にはそういう描写が無い。
天才なりの悩みや挫折を描いてほしかったが、やはり映画という短い尺では厳しいのか。
正直、玉田が主人公でその成長を追う2時間の方が私は感情移入しやすいと思ったし、あのドラムソロもより輝いたと思う。
総括
原作を読めば解消するのかもしれないが、映画だけだと引っかかる点が多々あり点数(2/19時点で4.2)ほどは楽しめなかった。
しかし要所での熱い展開は魅力的だし、音楽が良いのは間違いない。
音の良いドルビーアトモスで観て良かったと思う。
ベストな観客
原作シリーズのファンでありながら、第一部である日本編についてもはやほとんど記憶にない。こんな私こそがこの映画版のベストな観客足り得るのである(笑)。単行本10冊に及ぶ内容に加えて映像化で当然必要になるライブシーンもたっぷり取って120分に収めている。3人の成長と大の信念に絞り込んだ脚本は見事だ。音楽はオリジナル曲もジャズ素人の私ナドにも十分盛り上がりや頑張ってる感が伝わるあたり、きっと巧いのだろう。役者では間宮祥太朗がうまかった。
惜しむらくは演奏シーンと平時のルックが異なっていた点、それと音楽の背景のバリエーション豊富なイメージカットが、正直多少うるさかった。演奏の絵と音楽だけでは持たないと思ったのだろうか。あとエンドロール後、雪祈には大げさに泣かないで欲しかったな。
Supremeな次回作を、今度はシリーズで堪能したい。早めにまってます。
原作ファンとして感謝を
劇場で見るの一択しかない
感動する前に鳥肌がたった。体が先に反応するくらい凄い作品なのは間違いない。
サックスから発する音が、炎立つように湧き上がる。玉となった汗がシンバルの上を滑る。そこに上原ひろみ率いるトリオの演奏が7.1chで聞こえてくる。スタジオNUTが産み出す映像とプロミュージシャンが火花を散らして両者とも一歩も引かない。
ブルーノートもコットンクラブでもライブを聴いたことがあるが、客席に近いステージから音を浴びる感覚、ドラムの振動を胸で受け止める感覚は、恍惚となる。
それを再現してしまうとは。これは絶対劇場で見ないともったいない。加えて、ダイナミックなアニメーション表現が加わる。
氷やグラスに映るプレイヤー、スケッチ風のモノクロ映像、客席とステージのレイヤー重ね。シンバルを素早く叩くスティックの動きが残像を残す。鍵盤を叩く指の動きとピアノの音は完全にシンクロする。
声の演技は、山田裕貴も岡山天音も間宮祥太朗も見事。声優も俳優もクロスオーバーする時代に突入したのかもしれない。 特に間宮祥太朗。尖ってクールな沢辺雪祈のイケメン声、天狗の鼻を折られてどん底に落ちた雪祈の絶望の声なんて、ベテラン声優かと思った。
音楽が好きだったら、劇場で見ることの一択。
追記
Dolby Atmosでもう1回見たいと思い、バルト9で鑑賞。普通のスクリーンかと思ったら、改装したばかりのドルビーシネマスクリーンだった。映像はドルビーシネマでないものの、音響は文句なし。高音のノビ、低音の迫力といい、超満足。
全656件中、581~600件目を表示