ラーゲリより愛を込めてのレビュー・感想・評価
全412件中、61~80件目を表示
実話の重み でも映画はちょっとずつズレててビミョー もったいない
そりょあ泣きますよ
いい話だから
でも
怖くて辛くて悲しい
映画の出来云々より、実話の重みですね
映画はもっとシンプルでいい
ラストはいらないだろ
ドラマ主演の寺尾聰を出すなら他でもなんとかなったろうに
そして、日本人は肝に銘じておかなければならないのは
すぐ北に、隙あらば領地を広げようとする旧ソ連のロシアがいると言う事です
実際、攻めてきた国です
他にも、北朝鮮や中国
のほほんとはしてられない
戦争なんて旧時代の遺物の無い世界を真剣に目指さないといけない
言うは易し行うはがたしだけど
シベリア生活はたくさんの人が死んで行く過酷な環境だったんだけど、リアリティがなく、飢餓感などの死の切迫感を感じられない
演出が軽いというか、泣かせる話に持っていく過程にしかみえなかった
塚本晋也の”野火”のような背中に冷たい物が走るような演出が無いと戦争の悲惨さがでない
ついでに言うと、エンディング曲
わけの分からないポップ調の歌より”いとしのクレメンタイン”でよかったんじゃないかな
オーマイダーリン、オーマイダーリンってね
それと
二宮和也のメイクはなんだろう
著名人でもないんだから、似せる必要は無いと思うんだけど
最初、誰かわからなかったよ
シベリアの強制収容所
終戦時、ソ連は満州の日本兵をシベリアの強制収容所に送った。
すでに戦争は終わっており、捕虜を返さないのはおかしかったが、国交が正常化されていなかった。
主人公(二宮和也)は生きて帰ることを信じ、仲間達を励ましていた。
政治というのは、戦争が終わったあとも国民を苦しめる。
語り継がれるべき物語
通算400作目の映画です。
第二次世界大戦後、シベリアの収容所に捕らえられた日本人捕虜・山本幡男の実話の映画化。雪深い山の奥地の収容所に多くの日本人が入れられ、奴隷のような重労働や何一つ自由のない理不尽な生活を強いられている中で、山本幡男は帰国して家族に会えることを信じて、シベリアで生き続けたという実話とは思えない実話です。見ている途中で感情移入してとても心苦しくなりますが、今の時代に生きているからこそ知るべき戦争の真実がありました。
「人生には希望が必要だ」山本はそう言い続けていました。どれだけ苦しいことがあろうと、希望だけは捨ててはならない。そういった山本の真っすぐな思いが仲間たちの心に希望の光を与えていました。見ているだけでつらい場面は正直頻繁にあります。でも、そればっかりでもありません。ささやかな楽しみも全力で楽しんでいる山本たちは本当に希望を失っていないんだと少しばかり嬉しくなります。それと同時に泣けてきます。物語が進むにつれどんどん泣かせるシーンが増えてきます。でも「お涙頂戴」ではありません。自然と胸を打たれて涙を流せる映画です。山本は、妻も、子どもたちも、仲間たちも同じくらい大切に思っていました。そんな山本の姿勢まで鮮明に描きだしていて、これでもかと泣かせに来ていました。これで涙が我慢できるわけがないですね。そして、ラストまで感動が消えることはなく、悲しくも美しい幸せな物語だったと思います。
戦争とはいつの時代も人々を不幸にしてしまいます。今現在も戦争をしている国があります。そして、この映画でも描かれている世界大戦を知らない世代が増えています。戦争の悲劇、歴史を誰の記憶からも消さないためにも、語り継がれなければならないのです。
俳優陣がとにかく素晴らしかった
予告から少し期待しすぎた部分があり、私自身は泣けなかったが、考えさせられる部分があって胸にじんわりと広がるものがあった。俳優陣の演技が素晴らしく、物語に引き込まれました。特に二宮さんの演技は素晴らしく、悲惨で残酷な状況が苦しいほどに伝わってきて大変素晴らしかったです。だけど全体的に若干急ぎ足で話が進んでるような気がしたのと、実話を元にしているから仕方の無いことかもしれないけれど蛇足が多いなと私は感じました。
「虎は死して皮を残す」というけど…
本作は、死しても、家族への大きな愛を遺した男の物語とでも要約すべきことでしょうか。
幡男の「死に様」から、評論子は、そう思いました。その、まず一つ目のメッセージとしては。
人間は、こんなにも希望を失わずに生きていけるものなのでしょうか。
厳寒のなか、容赦のない重労働は言うまでもなく、長期間の抑留は、単身者ならいざしらず家族と強制的に引き離されることは、いわば「家族を人質に取られている」ようなもの。
その精神的な重圧は、並大抵ではなかっただろうと思います。
(単身赴任の予定を、意に反して数年引き延ばされた評論子の場合とは、とてもとても比べものにはならないことでしょう。)
日本兵のシベリアへの抑留は、戦争犯罪人に対する刑罰の執行として行われたもの。
共産主義国では、重労働による思想改善ということが刑罰の一種として認められているわけですので。
懲役刑には刑務作業に就労する義務が科されている点では、日本でも「刑罰としての労働改造」という考え方は無いではありませんが、彼の国のような思想改造的な意味合いは、もちろんありませんけれども。
(ちなみに、懲役刑ではなく「禁固刑」では、希望した場合に刑務作業に就労するという建前ですが、もっとも、塀の中では他にすることもないので、ほとんど全員の禁固囚が就労を希望するとも聞きますけれども=請願作業。なお、刑務作業に従事していると、釈放時に、若干の作業報奨金が支払われることもあるようですけれども。)
なお、「戦争犯罪人に対する刑罰として」とは言いつつ、そこは戦勝国が一方的に戦敗国を裁くわけですから、その公正さには疑問が残ることは、ここでは、ひとまず別論とします。
それでも、幡男が病没するまでの長い長い抑留の重圧に耐えきれたことについて、まずひとつ「原因」として考えられるのは、やはりモジミも幡男の生還を信じて疑っていないという信念を、幡男もまた信じていたからということなのでしょう。
そうであるとすれば、「深い感慨」などというものは遥かに超えて、そういう夫婦愛の「美しさ」すら垣間見えるように、評論子には思われます。
人が人をこんなにも信じることが、もしできるとすれば、それは本当に素晴らしいことであることを改めて教えてくれた一本ということになりそうです。
本作のもう一つのメッセージとしては、アタマの中の記憶は、誰にも奪うことはできないということで、それはもちろん、本作の4通の遺書が、監視者たるソ連兵に奪われることなく、4人のメッセンジャーによって、無事に家族の下に送り届けられたということなのですけれども。
他面では、心の内側に抱いた希望の炎は(自分自身で消さない限り)誰にも消すことができないということでしょう。
「自分で消さない限り」というその前提は、「生きることとは、死のうとすることを絶えず拒否し続けることである」という考え方にも繋がるものと、評論子は思います。
佳作であったと思います。
(追記)
評論子が入っている映画サークルの口さがない連中は、評論子の涙腺のゆるさを指して「ハンカチでは足りず、バスタオルが必要なのでは?」などとと揶揄しますけれども。
実際、よく泣きます。本当に。周囲が呆れるくらい。「ん?気配がない?」と振り返ってみると、静かに涙をポロポロこぼしているといった体たらくです。正直なところ。
(それでも、映画ファンとしての評論子には、涙がいっぱいあってよかったとも、自分では思っている。)
しかし、そういう評論子は、泣きませんでした。本作では。(キッパリ断言!)
それは、やっぱり本作の幡男とモジミの信念の厚さの故だったろうと思います。
胸に迫る作品ではありましたけれども。
彼・彼女の信念の厚さに押しまくられているうちに、泣く暇もなく、エンドロールを迎えたというのが、正直に、偽らざるところになりました。
(追々記)
「こういう題材の作品にしては、画面がキレイすぎる」という他レビュアーのご指摘には、いたく同感です。評論子も。
少なからず感情移入が妨げられました。
せっかくのストーリーのシズル感を、だいぶ殺しているなぁ…というのが、偽らざる感想です。
脚本の出来が良かっただけに、余計に惜しまれます。
事実に基づいたヒューマンドラマ
史実に基づいた映画(クロの話も)。しかも戦争そのものではなく「戦争の後遺症」を描いた映画というのは言い得て妙だったし戦争映画というよりはヒューマンドラマだった。
たくさんのものを奪われながらも大切な人を想い愛と信念と希望を持って生きる姿が心に残った。
戦争のことはある程度知識があるものの、シベリア抑留については詳しく知らなかったがこんなにも理不尽で非道なものだったのかと衝撃を受けた。目を背けたくなるシーンもあるけれど映画というエンタメを通してだからこそ届くものもあるのだと思う。
2022年公開の年は劇場でなんとしても観たかったのに都合付かなく....
2022年公開の年は劇場でなんとしても観たかったのに都合付かなく..原本購入しました.
2023年になり.U-nextでポイント利用で観れる!と知り...普段ポイントを使わない私が.ポイントで購入拝観いたしました.個々の思いにボロボロあふれる涙で.止める事ができませんでした. 私も.学徒出陣で伯父が満州からハバロスクへ抑留された.と.耳にしていましたので.
重なりました.伯父は「もう戻らないとおもってくれと伝えてほしい」と.知人に託して.
抑留の年の12月に病死したとのことでした. それを伝えに.戦後過ぎてから訪ねてきてくれたとも聞かされていました.これが頭の中で響き..重なり...観ているのもやっとでした.
これからも世界中の多くの人達が鑑賞してほしい作品ですね.
退屈せずに観れました。
もっと予算があれば
俳優は素晴らしい方ばかりなのに全体的に時間と予算がかかってない。ロシア兵もどっから集めてきたのか演技できない人たちばかり。せめて撮影期間は伸ばしてもらわないとみんな捕虜にしてはふっくらしてるし歯も服もきれいだし全然捕虜ではなかった。水が貴重だったから風呂なんて入ってないはずなのにみんなヒゲまできれいに剃ってる。さすがに演技とCGだけで没入感に浸るのは難しい。不必要な犬も含めて本当に事実を元にしてるのかと疑いたくなる。ただ映画が悪いわけではない。限られた時間と予算で幅広い年齢層に観てもらうためには仕方ない。シベリア抑留という日本人が勉強してこなかった戦後の悲劇について取り扱ったのは大変素晴らしいと思う。この映画をきっかけにもっと日本人には知って欲しい。二宮和也の最後の演技は見事だった。この人に出来ない演技はあるのだろうか。
泣きどころ満載
戦争は残酷
鑑賞出来て良かった
リアタイでは観れなかったので
劇場で観たいと思い待っていたら
県民共済シネマホールで上映されるのを見て
132席と小ぶりながらも、音響も良く
混雑していなかったのが良かった😅
最優秀主演男優賞取った2人の共演
推しの松坂桃李くんに二宮くん
他のキャストさんも豪華✨
どんな過酷な環境でも仲間を励まし
人間らしく生きようとする山本
山本の帰りを待ち続ける妻・モジミ。
この運命に翻弄されながらも夫の帰りを信じて
再会を願い続けた2人の11年…
収容所での出来事は過酷で
あの時代はそんなのが当たり前だったのかと思うと
自然と涙こぼれます😭
やっぱり劇場で観れて良かった✨
二宮くんの病床での芝居は言葉に出来ない程👏👏
トーリくんも変わらず素晴らしい演技👏👏
今回初めて演技をみたケンティー(中島健人)も
素敵な役どころで輝いて見えた✨
収容所での犬のクロが実在していたという…
希望を見いだせない中でのクロの存在
ラストの場面は涙なしでは観れなかった😭
「氷の海を追ってきたクロ」として
書籍化もされているらしい
戦争のない世界であって欲しいと
心から思えた作品でした🥺
記憶で遺書を届ける、なんというラスト、名ラスト
終戦後のソ連による日本人シベリア抑留の話。 現実にあった話。 終戦...
全412件中、61~80件目を表示