劇場公開日 2022年12月9日

ラーゲリより愛を込めてのレビュー・感想・評価

全515件中、161~180件目を表示

4.5ファミリー映画の家族愛がつまった良い映画です。 戦争ものとしては、...

2023年2月7日
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鑑賞方法:映画館

ファミリー映画の家族愛がつまった良い映画です。
戦争ものとしては、どうだろうか、ちょっとファンタジーというか甘いと感じてしまい、泣けませんでした。でも人間の愛のつまった優しい良い映画です、構成やカメラなども概ね良いかと思います。

私の祖母の兄がシベリアに抑留されて帰りませんでした。ところが死亡者名簿には載っておらず、ずっと祖母の兄弟達と、祖母の兄の奥さんは不思議に思っていたそうです。

後に現地で一緒だった人の話で分かったのですが、収容所で同じ日本人からいじめられ、食事を盗られていたそうです、立ち向かうにしても体格や力の差もあり難しかったようで、最後は弱って亡くなったそうです(死因としては栄養失調とか病気なんでしょうけど)。最後に泥水をすくって飲ませてあげた、と生きて帰った人が話してくれたそうです。きれいな水も無い環境だったのでしょうね。

死亡者名簿に載らなかった理由は、日本の恥(戦争が原因ではなく同じ国民の間で起こった事件が原因)なので、関わった人が死亡者名簿に載せないと決めたのではないか、とのことでした。

20年以上前に奥さんと娘さん会う機会があったのですが、どちらも優しい雰囲気の人でした。旦那さんが亡くなった後は、奥さんの実家の東京へ戻ったそうです。

祖母の兄は人格者で優しい人だったそうで、戦地から戻ったら町長になることが町で決まっていたそうですが、戻ることはありませんでした。

祖母が生きていたときに、「戦争のおかげで何でも食べれるようになった」とよく言われました、「好き嫌いは良くない」との意味だと思います。小学生だった私は今は戦時中じゃないから嫌いなものは食べなくても良いのに、と心の中でよく思いました。

この映画を見て、(好き嫌いをしてもいい)食べれる状況というのは本当にありがたいことなんだな、と改めて思いました。平和な生活のありがたみを改めて感じました。

戦争は本当に嫌ですね。国家の命令で戦争に参加して戦犯にされても困ります。

亡くなった祖父は戦地で人を殺したことをとても後悔していて、自分への戒めのために当時の勲章や賞状(より数をこなした人が賞状などをもらえます)を飾っていました。私に「おじいちゃんも被害者なんだ」と言ったことがあり、それも忘れられません。

国家の命令って何でしょう。
その時代の集団心理なんでしょうか。
選挙はよく考えて投票しないとな~、とか、いろいろ考えてしまいました。

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ころん

3.0舞台を観ているように感じた。

2023年2月7日
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難しい

実話に基づいているので戦争の歴史を改めて知って考えさせられた。
ただ映画として観ると収容所の描き方等に物足りない所が有った。

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えいじ君0225

1.0シベリア抑留にしては地獄が足りないと思った

2023年2月6日
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人生のベースが幸せな人が描いた地獄、絶望したことがない人が描いた希望、という印象を受けました。

登場人物の事実認識が歪むこともなく、モブ以外は意志と理性で希望を保ててるように見えました。
さらに人がバタバタ死ぬ状況において生きる希望を失う出来事にあっても絶叫する余力があり、それらを耐え忍ぶ登場人物が口にする人生観はどこかで聞いたことある内容。一言でいうとこんなもんじゃなくね?と感じました。

肩透かし感は感じましたし、史実をベースにしてる事を踏まえると地獄を矮小化してるとまで感じました。映画にそこまで求める?と問われればそれまでですが。

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たろたろ

4.5涙腺崩壊😢

2023年2月6日
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みーたん

5.0とても泣きました

2023年2月5日
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泣ける

悲しい

まず映画を見てこれが実話だと言うことに
胸を痛めました。
ですが山本幡男さんの希望を捨てないで生きるんだという山本さんの信念が素晴らしいと思いました。
私も希望を持って生きようと思いました。
私にとってこの映画は勇気をくれた作品です。
誰かに背中を押して欲しいと思っている方には
是非見てほしい作品だなと思います。

(個人的な感想ですが所々痛々しい場面があり
見ているのが辛かったです)

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ゆき

4.5クロのエピソードは全て史実なのはやばい

2023年2月4日
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泣ける

悲しい

知的

これは1989年の原作を知らない人にこそ、刺さるんじゃないでしょうか。
確かに「山本幡男さん」は生きていてその収容所にいて、どんなにエグい扱いを受けても人としての尊厳やどう生きたいのか、希望を捨てないよう勇気を与え続けて、思いやりを持って存在していた。
でも、あくまでそれは客観的に収容所の捕虜仲間たちから見た「山本幡男さん」であり、彼の頭の中ではどうだったのだろう。劇中で「頭の中は自由です」と彼が語っていたように。
病床の場面で「絶望しないわけがないじゃないか」と絞り出すように伝えた、あの気持ちをずっと見せないようにして仲間に「希望を捨てるな」と伝え続けてきたんじゃないだろうか。
それでも、収容所で見た彼は人間らしく生きることの大切さや帰国することを諦めようとする姿は見せなかった。

そういう彼を語るために大切な客観性が重要な演技というのは、二宮和也さんの演技にピタッとハマっていて、自分も話が進行するにつれて捕虜の中で自然と増えていく「山本幡男さんファン」の1人になって見ていた。

ラーゲリから届く「愛」なんですけど、松坂桃李さん演じる松田くんのところではもう劇場内から啜り泣く声があちこちで上がるくらい、号泣。

クロのエピソードは完全に史実通りっていうのも含めてこの映画やばかった。

自分の人間性や人望について、改めて考えさせられる映画でした。
見て損はないと思うけど、デート向きではないかもな…

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つんつん

3.0泣かせの一発に見事成功。巧い。

2023年2月4日
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支持。
凡庸な泣かせ未満を手堅く重ねてからの一発に見事成功。
ベタな泣かせも未だやりようアリと知らされたのが嬉しい。
脚本演出の巧さ。
桃李他演者陣、特に安田顕の声が良い。
パルプフィクションの懐中時計、実話ならこうか。
おにいちゃんのハナビ、を再見したい。

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きねまっきい

5.0日本中が泣いた…

2023年2月4日
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alpenroses

5.0生きてる幸せ

2023年2月2日
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2月1日、小さなスクリーンで見ましたがほぼ満席でした。
終盤は涙が止まらず、館内から涙をすする音がいたるところから聞こえてきました。

人はなんのために生きているのか、幸せとは何かを考えさせられる作品で、モジミと自分の妻を重ねながら見ていました。
自分が今幸せに生きていられるのは、凄惨な戦争の時代を生きた先人達が築いた今があるからこそだと、改めて思いました。

戦後、ソ連が日本に対して何をしたのか。
そこにいた一人一人にダモイ(帰国)を願う理由があり、虚しくもダモイが叶うことなくシベリアの大地に伏した日本人が何万人もいることを、この作品を見てたくさんの人に知ってほしいです。

俳優としての二宮和也の演技も素晴らしく、その他の俳優も役柄とマッチしていました。

空襲や銃撃戦のシーンとかはちょっと安っぽいなと感じました。また、最後の結婚式のシーンもあまり必要性を感じなかったです。

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ジョージ

3.5負けない

2023年2月1日
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泣ける

悲しい

戦争映画はやはり辛い
実際いまもこの地球上🌏で戦争が起きている

辛いけど

地獄なような生活をする中で希望を持って人間らしく生きる事が
どれだけ凄いことか

二宮君をはじめキャスト皆さん良かった

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アプソ

4.0映画鑑賞を楽しめる有り難さ

2023年2月1日
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泣ける

悲しい

知的

ラーゲリの収容生活の過酷さを映像にして、リアルに味わいました。
極寒の辛さ、わずかな食事、身を粉にしての労働、罰として虫だらけの部屋に入れられる、、、など11年もの間、耐え抜かれた現実を突きつけられました。
ソ連の共産主義の姿も垣間見えて、支配される人たちの姿に、人間の恐ろしさを痛感させられました。
日本の兵士たちには、伝統的な上下関係が厳しく根付いていたのも時代を感じました。
そんな中でも道義を大切に仲間を思いやる山本の姿に、どんな状況でも忘れてはいけないことを教えられました。
戦争映画だけでなく、生きるうえでの希望や人への道義の大切さを感じました。

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ノブやん

4.0良かった。

2023年1月31日
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映画館でポスター飾ってて観たいと思ってたけど号泣とまでは行かなかったけど何度かウルッときました。
レビューが泣ける泣けるばかりでめちゃめちゃ期待し過ぎたせいか『あれ??』となりました。
でも、凄く良かったです。
出演者皆さんの演技がとても素晴らしく最後まで観れました。

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優菜

5.0本当に素晴らしい

2023年1月30日
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初めて映画で2回見ました。どれだけ自分たちが甘ったれて生きてるのかわかったし生きる希望貰えました。
素晴らしい映画です。

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きぃぃ

5.0人はなぜ生きるのか?

2023年1月29日
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私含め平和ボケした現代日本人が観るべき映画ではないでしょうか?
「人はなぜ生きるのか?」この問いに答えを教えてくれた気がします。

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fantan12

5.0二宮さん・中島さんの演技と筋の通ったシナリオ

2023年1月29日
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カワセミエクスプレス

4.5

2023年1月29日
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こんなの泣くに決まってんだろー!!

手紙のくだりから泣きっぱなしさ!

ニノはイーストウッドの「硫黄島からの手紙」同様、日本兵顔で違和感無し

ラストは少しクドかったけど(寺尾聰いる⁉)無問題!!

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うんこたれぞう

5.0それでも生きて

aさん
2023年1月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

余韻がすごくて眠れそうにありません。
希望と絶望に翻弄されながらも
微かな希望を忘れずに最後まで人間らしく生きた
愛に溢れた人
その生き方は多くの人の記憶の中に今も生きている。

しんちゃんに出会ったシーンがとても好きでした。

あの時は山本さんも絶望の中にいて
しんちゃんのハツラツとした笑顔や優しさが
一筋の光のようでした。

どんな絶望の日も空は広くどこまでも繋がっています。

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そして、心に刺さった言葉が

ただ生きてるだけじゃダメなんだ。
山本さんのように生きないとダメなんだ。

ただ息をして魂の抜け殻のように
人間を辞めて生きるのではなく
小さくても希望を持って人間らしく生きていくこと。
卑怯には生きない。強く生きていきたい。
愛する気持ちを忘れない。

人は誰しも尊い存在だから。
尊い存在であるように光を失わないで。

誰でも絶望から人間らしさを
失いそうになることはある。
 優しい山本さんだって25年の強制労働といわれた後
 クロにパンあげられなかったですもんね
 あの時は絶望のあまりポリシーを忘れていたのかも
でも、そんな時救い上げてくれるのは
何ともない青空だったり隣にいた人だったり

私、ただ漠然と生きていないかな...

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ずっと色々しんどかったけど、
全体的に暖かい映画だったので
重たい気持ちにはなりません。
ただ余韻がすごいです。

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a

3.5隣の歌や楽器の演奏が度々うるさい

2023年1月28日
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泣ける

怖い

幸せ

戦時から戦後にかけてロシアに捕らわれた日本人兵士たちの話。
ラーゲリさんではなくラーゲリ収容所。
話は真面目な感動作なので、セットがやや安っぽいのは目を瞑るよう。

良い点
・現在のロシア問題と通ずる部分もあるか

悪い点
・年齢感がやや弱い
・クロの物語?

その他点
・パン350グラムのサイズ
・ダモイダモイ詐欺

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猪古都

3.0反戦映画ではなく、政治的対峙の怖さを知る映画

2023年1月28日
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日本人として、観るべき映画だと考え、鑑賞しました。

東京外国語大学で ロシア文学 を学び、満鉄調査部そして、陸軍の"特務機関"に勤務した人間なのだから、
どうみて、スパイです。捕虜になった段階で、裁判なしで、死刑に成ってもおかしくないのですが
捕虜になった時点で 国民服や私服ではなく、きちんと正規の軍服制帽姿だったので、
即死刑にはならずに、一般的捕虜相応として扱われたのだと思われます。

戦後のソ連にとって、日本以上に危険国扱いであっただろう アメリカ唄「いとしのクレメンタイン」を英語で歌っては、
捕虜の立場としては、相当マズいだろうと思うのだが
更に、その英語唄を 周囲に教えているのも、輪をかけて大問題。。。
この部分だけで、とにかく反骨精神が強い男な事は解るが
ソ連捕虜がアメリカ唄を"なぜ!"歌うのか、今までアメリカに関与したことがないロシア好きが
どうして、このアメリカ田舎唄を歌うのか?
その辺の生い立ちを映画の中で きちんと示して欲しかった。
それがないのならば、事実はどうあれ、映画中で唄う歌は ロシア民謡 の方が、映画的にはしっくり できたと思う。

民間人の中島健人さんが軍服でなく、国民服の制服制帽 であったり
軍装が 昭和5式軍服 から 98式軍服 に史実通りに変化していたり、
収容所内では、制服の再配布があったのだろうか?途中から階級章や帽子の星をちゃんと剥がした跡があるし、
各所の考証はしっかりしていた。

終後7年で、手紙のやりとりが始まるのだが、「主人公死亡」に関しての公式報告は日本の家族に元に きちんと、知らされている筈なのだが。。。
それさえも 信じない 帰りを待つ家族は。。。
ならば そういった家族の葛藤シーンを改めて もう1度映画中に入れるべきでしょう。

ストーリーは明確で解りやすいが、
「夫の帰りを ただ信じて待つ」けなげさ! 以外
この映画を通しての 言いたい事 が他にもあるのかが不鮮明

二宮和也さんの役作りと演技はたいへん素晴らしかった! 主演賞級でした。
北川景子さんは いつ見てもお美しい!

収容所で、野球をするなら「大脱走」を観て欧州収容所と比較してみたいと思う。

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YAS!

4.0シベリア抑留の現実、考えさせられました

2023年1月26日
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鑑賞方法:映画館

 先の見えない戦争犯罪「不法抑留」による強制労働という現実。こんな中よく9割の抑留者が生還したなあ、、と思いました。思い出したくないだろうけど、知り合いの元抑留者にちゃんと話を聞いておけばよかった、、と今更思いました。修正しました、ご指摘ありがとうございます。

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みなかみ問屋