「シベリア抑留の悲劇」ラーゲリより愛を込めて キウイジャムさんの映画レビュー(感想・評価)
シベリア抑留の悲劇
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シベリアに抑留された日本人たちの悲劇を描いた作品
最初は山本が絶望した周囲の人間を励ます展開なのかなと思ったらだんだんと周りの人間が山本のために生きるこういう構図が人間って変わることができ先人たちの芯の強さを感じた。
山本がガンで命を落とすも最後に妻の元に現れるシーンは、地獄の黙示録のクラシックを流すヘリ、炎628の主人公がヒトラーの写真に向かって撃つとヒトラーの子供時代の写真に戻り撃つことをためらう、ラストエンペラーの子供が一瞬目を離すと消え去る溥儀のような、戦争映画でたまにある超現実的な演出だなと感じた。
山本の「生きて帰る」というメッセージを描きたかったのだろうか・・・
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