劇場公開日 2022年12月9日

「「希望」を持って生き続ける。」ラーゲリより愛を込めて こけさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「希望」を持って生き続ける。

2023年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

 舞台は1945年、第二次世界大戦終戦後。終戦したにも関わらず日本兵はソ連軍に捕虜されラーゲリ(収容所)へと送り込まれ、奴隷的強制労働を科される。そんな状況の中でただひたすらに生きて大切な人に出会おうと「希望」を持って生き続ける人達のノンフィクションストーリーである。

 今回の作品を観賞してただひたすらに「希望」を持って生き続ける大切さ、記憶の大切さなどを感じた。光が見えない闇の中でも自分を励ましいつか見えるほんの僅かな光に「希望」を持つ。作品から感じ取れるメッセージ性を重視するポイントであるが「シベリア抑留」の歴史的背景をしっかり学んでおくことでこの作品の真のメッセージ性が分かると思う。

こけ