「悲惨な中にも希望、号泣」ラーゲリより愛を込めて みかんさんの映画レビュー(感想・評価)
悲惨な中にも希望、号泣
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ともかく泣けました。これが実話を基にしてるというのがまた切ない。
ストーリーの良さは抜群。役者に少しリアリティないところで減点…。
■良かった点
どんな境遇でも人間らしさを忘れない。希望を持ち続けて周りを励ます。それを身をもって実践した山本さんには敬意しかない。
戦後11年も捕虜として劣悪な環境で過酷な労働を強いられた抑留兵も気の毒でならないし、何とも言えない気持ちに…。
山本の家族をはじめ、松田の母も、様々な遺族の涙も胸が張り裂けそう。
やはり戦争は嫌だ!とつくづく思った。
遺書を4人が暗記して届けるという展開が胸熱すぎて…。
悲惨で悲しい中にも希望を…というお話は素晴らしい!のだけど、、、
ちと一部の役者のリアリティのなさが気になり。
■気になった点
戦争捕虜で悲惨な生活の割にやっぱりまだ余裕で健康そう…。悲惨メイクはともかく、真っ白な歯がキラキラしてるのが目について違和感。水浴びも滅多にできない生活で顔は泥で汚れてるのに、何で歯はそんな真っ白なのさ?撮影の時だけでも歯も汚く着色できないものか…。
そして、まあ野暮かもですが、1日に黒パン一切れで労働だったらもっと肋骨だらけのはず…。水浴びのシーンではお肉タプタプでしたよ…。脱ぐシーンない方がまだよかったのでは。
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いつきさんのコメント
2023年1月14日
もの凄く泣きましたし、見終わったあとは「これは文句の付け難い名作や…!」と思っていましたが、確かに振り返ってみると、川で魚を捕まえている中島健人の裸体は健康体そのものでしたねw