「割とありきたりな戦争物語」ラーゲリより愛を込めて オニオンスライスさんの映画レビュー(感想・評価)
割とありきたりな戦争物語
捕虜収容所生活を描き、残された家族を描けばそれなりに話は出来上がる。だからそれなりに観客の涙を絞りだすことはできる。この映画はその範疇を出てはいない。
独自性があるとすれば収容所での犬の存在とソ連軍に取り上げられた兵隊の遺言を帰還兵が記憶して遺族に伝えるという二点だろう。
北川景子は明らかにミスキャストだ。 昭和の顔をしていないし綺麗すぎるのでので、どうしても物語の時代から浮いてしまっている。醤油顔の女優であればもっと違和感なく鑑賞できたと思う。
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