劇場公開日 2022年12月9日

「感動!でもラスト6分が、、」ラーゲリより愛を込めて mameさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0感動!でもラスト6分が、、

2022年12月19日
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泣ける

悲しい

とにかく泣けました。
この涙は私にとっては感動よりも、苦しい涙でしたが、、、

話も、キャストも大満足です。
ほぼ言うことがないくらい素敵な作品だと思いました。
特に主演の二宮和也さんはシンプルなお芝居をされる方のイメージが大きいですが、難しい役柄やシーンもサラッとこなすような印象があります。
この作品でも「絶対にこのシーンを演じるのは難しい」と思う場面がありましたが、どこからどう声を出してるの?という演技の面でも驚くことがおおかったです。
他にも、松坂桃李さん、安田顕さん、桐谷健太さん、中島健人さんのバランスが絶妙でみていて危なっかしい場面もありましたが、それがまた良くて適役だなとしみじみ思いました。
北川景子さんも素晴らしく美しくて、泣きのシーンでは思わず綺麗だなと思ってしまうくらい、、、
配役や、主題歌も完璧でとても感動しました。

ですが、ラスト6分ほど……
個人的には北川景子さんの泣きのカットでエンドロールに行って欲しかったです。
勿論伝えたいことはわかったし、それもそれで良かったのですがあの時代に、山本さんからの遺書を受け取ったもぢみの表情をみてミセスさんの曲を聞いて余韻に浸りたかった。
内容を付け足すよりも、あそこで終わって欲しかったという強い欲が出てしまいました、。
と思う部分もありましたがとても良かったです。
オススメの作品です。

mame