「これが実話だなんて」ラーゲリより愛を込めて 梅じんの相棒さんの映画レビュー(感想・評価)
これが実話だなんて
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映画云々でなく戦後の混乱期とはいえ、このような奴隷状態において希望という名のもとに周りの仲間に影響を与えた日本人がいたなんて日本人として誇りしかありません。
見る前には予告編も原作さえも見ずに劇場へ行きましたが、館内は途中から涙する人で溢れてました。隣の女性は嗚咽するほど泣いてました。
題名「ラーゲリより愛をこめて」よりも原作本の「ラーゲリから来たの遺書」のほうがしっくり来ます。
4人で遺書を必ず家族に届けようと仲間が必死に覚えるのですが、それぞれ妻を亡くした仲間が妻宛ての、母をなくした仲間は母宛の遺書を伝える場面は伝える側の心情さえも涙を誘います。
個人的に好きな男優二人、二宮君と松坂桃李君、間違いないです。
終盤は涙する場面ばかりでしたが、何故だが希望が持てる気持ちになってエンドロールを迎えました。
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